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No.216 平成15年1月6日 |
<月刊建設2・3月号等を審議> −機関誌編集委員会− | △UP ≪BACK |
機関誌編集委員会(委員長 宍戸達行氏・国土交通省港湾局開発課長)では、12月17日(火)、協会会議室において、次の事項を審議した。 ○2月号特集「社会資本の維持・管理」 ○3月号特集「公共事業と情報技術(IT)」 |
<平成14年の台風・冬期波浪等により公共土木施設に被災> | △UP ≪BACK |
国土交通省河川局防災課のまとめ(平成14年11月29日現在)によると、平成14年の全国の発生災害は、約16,600箇所、3,032億円の被害報告となっている。 昨年に比べて箇所で62.6%、報告額で66.0%に止まっている。主な災害別でみると、台風関係で約12,400箇所、約2,371億円、豪雨関係で約3,000箇所、約316億円、冬期風浪及び風浪で83箇所、約158億円、梅雨前線豪雨で約800箇所、約49億円等となっている。 平成14年災害の特徴として、1月から2月にかけて北海道、東北、北陸を中心に発生した冬期風浪、7月の梅雨前線豪雨災害及び台風6号、7号に伴う豪雨により、大きな災害が発生したが、8月までに集中している。 ○冬期風浪 平成14年1月〜2月に強い冬型の気圧配置となる日が多く、波浪警報が発せられるなど強風の日が続いた。このため、北海道、東北、北陸を中心に高波の影響により、離岸堤や消波堤の被災など公共土木施設について、83箇所、約158億円の被害が報告された。 ○梅雨前線及び台風6号に伴う豪雨 平成14年6月29日に発生した台風6号は、勢力を強めながら北西に進み、7月11日に千葉県南部付近に上陸し、その後、関東地方、東北地方沿岸を北上し、北海道に再上陸、7月12日釧路市近海で温帯低気圧になった。 台風及び台風の接近により刺激された梅雨前線に伴う大雨等により、公共土木施設については、東北、中部地方を中心とする各県で河川、道路等約9,300箇所、約1,379億円の被害が報告された。 ○梅雨前線及び台風7号に伴う豪雨 平成14年7月8日に発生した台風7号は、西日本の南海上を北東に進み、7月16日には伊豆諸島付近を通過し、その後、7月17日頃千島近海で温帯低気圧になった。 台風及び台風の接近により刺激された梅雨前線に伴う大雨等により、公共土木施設については、北陸、中部、九州地方を中心とする各県で河川、道路等約530箇所、約82億円の被害が報告された。 本会としても、被災地区の建設関係職員の労をねぎらうため、「災害見舞金」制度に基づき公共土木施設被害額が75億円以上の場合については当協会にその都度見舞いを行うこととしている。 |
<青森市建設技術協会 設立30周年を祝う!> | △UP ≪BACK |
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