全建メールマガジン」第11号(2007年11月22日) 配信 =================================== 今年は例年よりも早くインフルエンザが流行しているみたいです。夏の猛暑・ 残暑から一転急に寒くなったり、また暖かくなったり寒暖の差が激しく体調管 理が難しいからでしょうか。皆様も体調管理にはくれぐれもご留意ください。 それでは「全建メールマガジン第11号」をお届けします。 =================================== ■≪目次≫ ◆トピックス ◆機関誌「月刊建設」11月号の紹介 ◆建設関係施策等の情報‐‐国土交通省など行政機関の報道発表等から‐‐ ◆最新の建設関係国家資格試験情報 ◆本会の出版物から ◆第531回建設技術講習会寸描 =================================== ◆トピックス ○「第7回新道路技術会議」の開催について 国土交通省 道路局 国道・防災課 ・国土交通省道路局では、「学」の知恵、「産」の技術を幅広い範囲で融合 することにより、道路政策の質を一層向上させるため、平成16年10月に新 道路技術会議を設置し、道路政策の質の向上に資する技術研究開発を進め ているところです。 ・この度、第7回新道路技術会議を開催することとなりましたので、お知ら せいたします。 ・今回は、平成20年度から取り組む技術研究開発テーマの公募の実施方針、 及びこれまでに採択した14件の「道路政策の質の向上に資する技術研究開 発」についての中間評価等について審議を行う予定です。 ※詳細は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/06/061102_.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆機関誌「月刊建設」11月号から ○巻頭言 長崎らしいまちづくりをめざして(地域再生・都市再生の推進) 長崎県知事 金子 原二郎 1.はじめに 私は、「観光振興は、まちづくりから」という考え方を柱として、各種事業 や新たなシステムの構築に取り組んできました。まちが魅力ある観光地であ るためには、そこに住む人々が生き生きと暮らし、また訪れた人々もそこに 住みたくなるようなまちにすることが大切だと思います。 魅力あるまちづくりを進めるためには、統一的なコンセプトに沿って、一貫 した事業展開が何より重要です。そこで日本を代表する専門家からなる…… ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#11 〇巻頭言 都市再生から地方再生へ 東京大学 先端科学技術研究センター教授 大西 隆 都市再生から地域あるいは地方再生というのが政策の動きのようである。小 泉首相は都市再生を大いに語ったが、最近の首相の演説には、都市再生はお ろか都市という言葉もあまり登場しない。代わって、地方に目を向けて地域 振興を図る、すなわち地方再生という内容が増えてきた。 小泉時代の都市再生は、規制緩和型の手法に特色があった。端的にいえば、 ……… ※続きはhttp://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#11 〇特集 地域再生・都市再生の推進 (目次) ・全国都市再生の動き ・都市再生特別措置法等の一部を改正する法律について ・まちづくり交付金を活用した市町村の創意工夫を活かした取り組み ・明治の香りを育む町のシンボル公園 ・フットパスを活用した地域活性化への取り組みについて ・「持続可能な歩いて暮らせるまちづくり」の取り組みについて ・「道整備交付金事業」を活用した新生大田原市の地域再生計画 ・地元住民の創意工夫でよみがえった「大東第12水路」 ・みなとの賑わい創出を目指して ・松浦党の里ほんなもん体験 ※「月刊建設」11月号の詳細は http://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#11 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆建設関係施策等の情報 このコーナーでは国土交通省及び地方自治体の報道発表資料等から、いろい ろな建設関係の施策等について情報をお届けします。 ○団塊橋梁エンジニア受け入れ事業(設計) 青森県 青森県では、「県外の高いスキルを持った橋梁エンジニアと県内企業が、共 同で県が指定したモデル事業(設計・工事)を実施する」、“団塊橋梁エン ジニア受け入れ事業”を行っています。 橋梁補修設計においては、県内コンサルタントが県外大手コンサルタントに 所属する団塊橋梁エンジニアの指導を受けながら設計を実施し、技術力を高 めることとしている。@青森県内企業でアドバイザーとして橋梁補修に従事 したい希望者は、データベースに登録。A県内コンサルタントは道路課HP を経由し、県外アドバイザー情報を入手する。・・・・・・・ ※発表内容はhttp://www.hashimori-dankai.jp/ukeire/index.html ○うつくしま土木建築景観ウオッチング 福島県 福島県では、美しい風景や良好な景観の形成に対する県民の方々の期待が日 増しに大きくなってきているとの認識の元、土木・建築物についても「豊か さやゆとり」・「潤い」・「人間・人格の尊重」・「環境との共生」など人 々の価値観や生活様式の多様化に対応したものになっていく必要があると考 え、その整備に当たっては地域のもつ自然や環境を大切にし、永続性・公共 性・環境性などを備えた洗練されたデザインとすることにより、個性と魅力 ある美しいまちづくりに務めていくこととしています。 ・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・ 「うつくしま土木建築景観ウオッチング」は、施設の景観上の配慮や工夫な などの視点で身近にある土木・建築施設を見直し、景観への意識を高めるこ とを目的に企画されたものです。・・・・・・・・ ※発表内容は http://www.pref.fukushima.jp/kikakugijutsu/dobokukikaku/landscapes/ --------国土交通省報道発表等から-------- ○10月23日 米国橋梁崩壊事故に関する技術調査団の調査結果について 国土交通省 道路局 国道・防災課 米国橋梁崩壊事故に関する技術調査団の調査結果がまとまり、発表されまし た。 [調査結果概要] ・橋梁が崩壊したメカニズムと原因は、米国運輸安全委員会(NTSB) において調査中であり、解明までは少なくとも数ヶ月の期間を要する。 ・メカニズムと原因が判明すれば、必要に応じ、点検の強化や設計の見直 しなどの措置を講じることが必要である。 ・日本で同様の橋梁崩落事故が発生する可能性はゼロではなく、高齢化し た道路橋の急速な増加への備えが急務である。 ・我が国も今後、米国同様の高齢化道路橋が増加する時代を迎えることと なるので、重大な事故や損傷の発生を防ぐため、橋梁の状態を適宜適切 に評価し、適切な補強を行う予防保全システムの構築が必要である。 ※発表内容はhttp://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/06/061023_2_.html ○11月13日「道路の中期計画(素案)」の公表 国土交通省 道路局中期計画作成担当 国土交通省では、「道路特定財源の見直しに関する具体策」(平成18年12月 8日閣議決定)に基づいて、今後の具体的な道路整備の姿を示した中期的な 計画の作成に向けた検討の一環として、国民の皆様、全知事・市町村長・有 識者等の意見を頂き、その結果を踏まえ、「道路の中期計画(素案)」を作 成しました。 今後、改めて国民各層に幅広く意見を伺い、その結果を踏まえ、年内に中期 計画を作成していくこととしています。 具体策において、19年中に中期計画を策定することとされていることから、 年内のできるだけ早く(できれば11月中)にご意見を頂ければ幸甚です。 ※発表内容はhttp://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/06/061113_.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆最新の建設関係国家資格試験情報 ○本会では、業務に役立つ建設関係資格試験情報を下記HPにて掲載しており ます。 ※詳細はhttp://www.zenken.com/sikaku/H19_sikaku.html ○資格試験に役立つ参考書等の技術図書斡旋割引について 本会では資格取得に役立つ参考書や様々な技術図書を本会機関誌「月刊建設 」5月号で紹介しています。 なお、本会HPにて、全建会員を対象にした技術図書割引斡旋サービスの頁 を掲載しておりますのでご覧下さい。 ※詳細はhttp://www.zenken.com/service/gijututosho/2007gijututosho.html ○「平成20年度 土木・建築・管工事・電気工事の施工管理技術検定試験並び に受験準備講習会」の実施予定について 財団法人地域開発研究所のホームページにて平成20年度の標記検定試験最新 情報を掲載しておりますのでご覧下さい。 ※詳細はhttp://www.zenken.com/topics/2007_11/2007_11.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆本会の出版物から 今月の紹介図書 ○「わかりやすい土木工事積算」好評発売中! ・内 容 本書は当初、主として公共工事の発注機関の積算の入門者、初心者を対象 にして出版されましたが、昭和58年度から中央省庁が公共工事の積算基準 を公開したことに伴い、そのねらいの一つである「受注者の見積り能力の 向上に資する」という観点も加えて、その対象を発注者職員主体から、公 共工事の受注者まで広げ、その趣旨に合わせた大幅な内容の改訂増補を行 ってきました。このたび、平成19年改訂版として、より実務に即した資料 となるよう、最新積算データに更新し改訂しました。 主な目次は、 1編 積算の一般的共通事項 2編 積算の留意点と各種の積算 3編 下水道工事の積算 4編 港湾工事の積算 5編 橋梁工事の積算 6編 災害復旧事業の積算(査定設計書の作成)・内 容 ※図書の詳細は http://www.zenken.com/syuppan/ippantosyo/ippantosyo.html#jitureisyuu ※ご購入のお申し込みは http://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html#KOUNYUU −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆第531回建設技術講習会(管理行政の課題)寸描 10月24日〜26日山口県下関市で開催した講習会に、全国から 554名の参加が ありました。 ※その様子は http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H19_531/H19_531.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■≪「全建メルマガ」のアンケートを募集中≫ 本会では「全建メルマガ」の配信内容をより一層充実させるため、前号でア ンケートを実施しました。引き続き皆様からご意見等を募っていますのでよ ろしくお願いいたします。 ※アンケート票はhttp://www.zenken.com/zk_mm/kaiinchousa.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■≪編集後記≫ 今月23日は国民の祝日の一つ、勤労感謝の日です。「勤労をたっとび、生産 を祝い、国民が互いに感謝しあう日」という趣旨で昭和23年(1948年)に制定 されました。それ以前は、農作物の恵みに感謝する「新嘗祭(にいなめさい) 」が行われていたそうですが、現在の勤労感謝の日は、あくまで農作物の収 穫を祝うだけではなく、広義の意味で「日々の勤労に感謝する日」と解釈さ れています。この3連休を皆様はどうお過ごしになるのでしょうか。ただの 「祝日」ではなく、そこに込められた意味を振り返って過ごしてみるのもな かなかいいものです。(お) =================================== ■≪メールマガジン配信のご利用について≫ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆システムに関するお問合せ:soumu@zenken.dion.ne.jp ◆配信中止 : http://www.zenken.com/syusin/sinkan/sinkandel2.asp ◆アドレスの変更: http://www.zenken.com/zk_mm/zk_mm.html 上記のページで登録アドレスを解除して再登録をお願いし ます。 ◆このメールにご返信いただいても本会では受信できません。 =================================== ■≪発行・配信元≫:(社)全日本建設技術協会 http://www.zenken.com/ TEL :03-3585-4546 FAX :03-3586-6640 担 当 :会員課 kaiin@zenken.dion.ne.jp =================================== |