「全建メールマガジン」第88号(2014年4月23日) 配信 ---------------------------------------------------------------------- ※このメールは、MSゴシック等の「等幅フォント」で最適にご覧いただけます。 =================================== いつも全建メールマガジンをご愛読いただきありがとうございます。全建メー ルマガジンでは建設関係者に役立つ情報等をお届けいたします。 =================================== ■≪目次≫ ◆トピックス ◆建設関係施策等の情報‐‐国土交通省など行政機関の報道発表等から‐‐ ◆建設関係資格試験情報 ◆公共工事品質確保技術者資格制度について ◆平成26年度建設技術講習会の開催計画 ◆図書のご案内 ◆機関誌「月刊建設」4月号から ◆「伝承プロジェクト」〜全建出前講座〜制度について ◆建設系公務員賠償責任保険の中途加入について =================================== ◆トピックス ○「国土交通省2020年オリンピック・パラリンピック東京大会準備本部」の設 置について 「国土交通省2020年オリンピック・パラリンピック東京大会準備本部」(本 部長 大臣)を設置し、第1回会合を4月18日に開催されました。 ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo08_hh_000078.html ○第7回 観光立国推進ワーキングチームを開催について 4月16日に「第7回 観光立国推進ワーキングチーム」が開催されました。 冒頭の挨拶で、高木国土交通副大臣は「2020年に向けて、訪日外国人旅行者 数2000万人の高みを目指し、政府一丸となって観光立国の推進を加速してい くため、現行の『観光立国実現に向けたアクション・プログラム』を改定す る予定である。関係省庁のアイデアを総動員し、外国人にとって不便な規制 や障害の徹底的な洗い出しを行いたい。」と述べられました。 ○「道の駅」の第41回登録について このたび、「道の駅」第41回登録により、新たに16駅を登録されました。 今回の登録により、全国の「道の駅」は、1030駅となります。 ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000413.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆建設関係施策等の情報 このコーナーでは国土交通省及び地方自治体の報道発表資料等から、いろい ろな建設関係の施策等について、情報をお届けします。 ○三陸鉄道が全線復旧開通!〜新しい三陸地域の創造を目指して〜 平成26年4月6日、三陸鉄道が全線復旧し運行を再開しました。開業から30 年に渡り、通勤通学などの地域の足として、また、車窓からの風光明媚な海 岸風景などを楽しませる観光列車として活躍してきた三陸鉄道です。みんな で、沿線地域の賑わいを創出し、新しい三陸地域の創造を目指しましょう。 ※詳しくは http://www.pref.iwate.jp/dbps_data/_material_/_files/ 000/000/022/644/vol41.pdf ○平成26年度住民協働草刈実施団体募集 〜道路脇の草刈に御協力いただける団体を募集します!!〜 道路を常に安心・安全で使いやすい状態に保つためには、草刈り、清掃、除 雪、施設の修理等日常の維持管理が欠かせません。岩手県が管理する道路脇 の草刈りは、これまで県が各地を統一的な基準で実施してきたため、地域の 実情にあった草刈りがされていないという声が多数寄せられていました。そ こで平成18年度にモデル地区を選定し、「住民団体等による草刈業務委託」 を試験的に実施したところ、多くの地区から地域の実情にあった草刈りがで きたという評価をいただくことができました。 この結果を踏まえ、住民団体等と協働で実施する草刈業務委託制度を県内各 地で推進しているところであり、御協力いただける団体を募集します。 ※詳しくは http://www.pref.iwate.jp/douro/ijikanri/022723.html ○平成26年4月1日「横浜都心部コミュニティサイクル事業」”baybike”ス タート〜次世代システムを早期に導入します 横浜市は活力と魅力あふれる都心部の機能強化を進めています。その一環と して、横浜市とNTTドコモは、都心部活性化、観光振興および低炭素化に 寄与する取組として、コミュニティサイクル事業を本格的に実施します。平 成23年度より3年間実施した「横浜都心部コミュニティサイクル社会実験」 の成果をもとに、さらなる利用の増加と普及を目指します。 ※詳しくは http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/201403/images/phpgOUkoW.pdf ○国道468号圏央道相模原愛川IC〜高尾山ICが6月28日(土)に開通します このたび、国道 468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の、相模原愛川IC 〜高尾山ICが開通することとなりました。 今回の開通により、東名高速道路・中央自動車道・関越自動車道が圏央道に よって結ばれ、広域ネットワークの形成による混雑緩和や災害時の道路ネッ トワークの強化、地域活性化の支援などが期待されます。 ※詳しくは http://www.ktr.mlit.go.jp/sobu/05shirase/kisha/h26/ki140404.pdf ------国土交通省報道発表等から-------- ○「社会資本整備審議会・交通政策審議会技術分科会技術部会第10回社会資本 メンテナンス戦略小委員会(第2期第1回)」の開催について4月16日、 標記委員会が開催され、下記の事項について審議されました。 1)これまでの社会資本メンテナンス戦略小委員会(第1期)の審議経過に ついて 2)社会資本メンテナンス戦略小委員会(第2期)で引き続き検討すべき事 項について 3)点検・診断に関する資格制度の確立について 4)維持管理を円滑に行うための体制、地方公共団体等の支援方策について 5)その他 ※詳細は http://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s201_menntenannsu01.html ○社会資本整備審議会・道路分科会建議「道路の老朽化対策の本格実施に関す る提言」について 4月14日、社会資本整備審議会道路分科会第46回基本政策部会において、 「道路の老朽化対策の本格実施に関する提言」がとりまとめられ、家田道路 分科会長(道路分科会道路メンテナンス技術小委員会三木委員長が同席)より、 太田大臣に対して提言が手交されました。 ※詳細は http://www.mlit.go.jp/road/road_fr4_000028.html ○平成26年度官民連携による地域活性化のための基盤整備推進事業(第1回募 集分)の実施について〜第1回実施事業が決定しました〜 平成26年1月29日から2月26日にかけて募集した、「平成26年度官民連携に よる地域活性化のための基盤整備推進支援事業(第1回募集分)」について は、13件の実施を決定しました。 ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku09_hh_000045.html ○「美しい山河を守る災害復旧基本方針」【ガイドライン】の改定について 被災を受けた自然護岸などの約7割がコンクリートブロック護岸で復旧され ている一方で、必ずしも河川が本来有している環境や景観に着目した復旧と なっていません。そのため、現行の基本方針改定以降にまとめられた「多自 然川づくり」に関する知見を災害復旧にも取り入れるべく、本基本方針を改 定されました。復旧工法を選定する際の配慮事項を明確にし、設計の考え方 が確実に現場へ反映できるプロセスを導入したことで、災害復旧事業におけ る多自然川づくりの徹底を目指すこととしています。 ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000761.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆建設関係資格試験情報 ○来月以降、下記の資格試験の受験願書受付が始まります。 『土木技術者』(特別上級・上級・1級・2級) 〈申込受付期間〉平成26年6月1日(日)〜6月30日(月) ※詳細は(公社)土木学会(技術推進機構) http://www.jsce.or.jp/opcet/shikaku.shtml 『管工事施工管理技士(1級・2級)』 〈申込受付期間〉平成26年5月7日(水)〜21日(水) ※詳細は(一財)全国建設研修センター(管工事試験課) http://www.jctc.jp/ 『造園施工管理技士(1級・2級)』 〈申込受付期間〉平成26年5月19日(月)〜6月2日(月) ※詳細は(一財)全国建設研修センター(造園試験課) http://www.jctc.jp/ 『土地区画整理士』 〈申込受付期間〉平成26年5月7日(水)〜21日(水) ※詳細は(一財)全国建設研修センター(区画整理試験課) http://www.jctc.jp/ 『電気主任技術者(第1種・第2種・第3種)』 〈申込受付期間〉平成26年5月19日(月)〜6月6日(金) (払込取扱票による受付) 平成26年5月19日(月)〜6月13日(金) (インターネットによる受付・17時終了) ※詳細は(一財)電気技術者試験センター http://www.shiken.or.jp/ ※受付期間等が変更になる場合があります。詳細は各試験主催団体までお問 合せください。 ※主な建設関係資格試験の一覧は http://www.zenken.com/sikaku/H26_sikaku.html ○技術資格試験合格体験記 本会HPでは、技術系公務員の方々の資格取得体験記を掲載しています。こ れらを参考にして、資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。 ※詳細は http://www.zenken.com/sikaku/taiken/taiken2014/taiken_201404.html ○資格試験に役立つ参考書等の技術図書割引斡旋について 資格取得に役立つ参考書や様々な技術図書の割引斡旋を機関誌「月刊建設」 4月号で紹介しています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■公共工事品質確保技術者資格制度について ○平成26年度の公共工事品質確保技術者資格試験応募要項及び登録更新の手引 きをHPに掲載しました。 なお、今年度より受験資格要件が緩和されました。(建設コンサルタント等 における実務経験の要件を緩和) 試験・更新講習の実施都市、日程等については以下のとおりです。 『公共工事品質確保技術者(T)・(U)資格試験』 〈申込受付期間〉平成26年5月12日(月)〜6月6日(金) 〈受験資格・方法〉所定の実務経験が必要です。試験方法は、論文及び面接 試験です。 〈申込方法〉所定の必要書類様式を全建HPよりダウンロードして、必要事 項を記入の上、郵送してください。 〈試験都市/試験日・(T)(U)共通〉 (札幌/高松) 平成26年10月4日(土) (大阪) 平成26年10月11日(土) (仙台) 平成26年10月18日(土) (新潟) 平成26年10月25日(土) (福岡) 平成26年11月1日(土) (名古屋) 平成26年11月8日(土) (東京/広島) 平成26年11月15日(土) 『公共工事品質確保技術者資格登録更新講習』 〈申込受付期間〉平成26年6月2日(月)〜6月27日(金) 〈申込方法〉所定の様式を記入の上、郵送してください。 (平成26年度に更新の対象となる方には、登録内容を印刷した申 込書を送付します。) ※様式は、全建HPよりダウンロードすることもできます。 ※詳細については、全建HPに掲載の「登録更新の手引き」を ご覧ください。 〈講習実施都市/実施日・(T)(U)共通〉 (東京) 平成26年9月3日(水) (札幌/高松) 平成26年10月3日(金) (大阪) 平成26年10月10日(金) (仙台) 平成26年10月17日(金) (新潟) 平成26年10月24日(金) (福岡) 平成26年10月31日(金) (名古屋) 平成26年11月7日(金) (広島) 平成26年11月14日(金) ※詳細は http://www.zenken.com/hinkaku/hinkaku.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆平成26年度建設技術講習会の開催計画 ○平成26年度の開催計画一覧をHPに掲載しています。 ※詳細は http://www.zenken.com/kensyuu/kousyuukai/H26/26_kousyuukai.html また、平成26年度の開催計画一覧等を記載したリーフレットをダウンロード できます。 ※詳細は http://www.zenken.com/kensyuu/kensyuu_posuter.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆図書のご案内 ○新刊について 「平成26年災害手帳」を5月下旬に発刊を予定しております。平成26年版は、 「美しい山河を守る災害復旧基本方針」他の改訂をふまえ、約60頁増量し、 これまで以上に充実した内容になっています。 その他、災害関連図書「公共土木施設災害復旧の災害添付写真の撮り方」を 16年ぶりに全面改訂し、6月上旬に発刊を予定しております。 詳細は決定次第、全建HPにてご案内いたします(5月上旬予定)。 ※詳細は http://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html ○消費税率の変更に伴う図書代金の変更について 平成26年4月1日より消費税率の改定に伴い、定価が変更となりました。 なお、本体価格に変更はございません(流量観測野帳を除く)。 ※詳細は http://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆機関誌「月刊建設」4月号から ○巻頭言 求められる技術力 国土交通省 大臣官房技術審議官 森 昌文 厳しい財政状況のもとで、東日本大震災からの復興事業や防災・減災への取 組み、また、笹子トンネル天井板落下事故を受けてのインフラの維持更新の 取組みは避けて通れぬ、最も重要かつ緊急な課題です。(以下略) ○特別企画インタビュー 国土交通省東北地方整備局長 小池 剛氏に聞く 東日本大震災から3年が経過して〜復興、そして今後に向かって〜 ──まず現在の状況をお聞かせください。 小池局長 我々が担当している基幹事業である道路、河川・海岸、港湾につ いて平成25年12月末時点の状況をお話します。道路に関しては、直轄国道は ほとんど復旧し、全体延長の99%まで復旧を終えています。(以下略) ○特集 技術の伝承・技術力の向上にむけて (目次) ・実物大の体験型土木構造物実習施設による実践的な人材育成 ・雪崩災害に対する警戒体制の強化に係る講習会 ・技術職員の技術力向上への取組み ・県土整備部職員能力向上アクションプログラムと国の検査業務への臨場研修 について ・高速道路の保全点検の現場技術力向上への取組み ※「月刊建設」4月号の詳細は http://www.zenken.com/kikkansi/vol_58/vol_58.html#M04 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆「伝承プロジェクト」〜全建出前講座〜制度について ○本会では、本会の地方協会等を対象に技術の伝承を目的とした官公庁等技術 者の貴重な体験や取り組みについて、地方協会間を講師派遣の出前講座で結 ぶ制度を平成25年度より実施しています。 当面、出前講座の分野を「東日本大震災の対応や復興に関する事項」とし、 講演会等を実施する地方協会の希望により、宮城県建設技術協会又は福島県 建設技術協会より講師を派遣することとしています。 講師派遣費用(2名/1回まで)の全額、実施運営費の一部(上限4万円) は、本会が負担します。 平成25年度は、8協会から講師派遣の依頼をいただきました。 なお、上記のテーマに拘わらず、講師の派遣を希望する協会についてもご相 談ください。貴重な体験や新しい取り組みの伝承に是非ご協力ください。 お問い合せ先 担当:事業課 下野、高野、戸村 MAIL:kensyu@zenken.com TEL:03-3585-4546 FAX:03-3586-6640 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆建設系公務員賠償責任保険の中途加入について ○全建の建設系公務員賠償保険は一般の公務員賠償保険とは異なり、個人責任 を追及する訴訟を提起された場合(民事訴訟・住民訴訟の裁判になった場合) だけではなく、建設系公務員を取り巻く訴訟リスクにも対応する特約を備え ているなど補償内容が厚くなっています。 安心して公務に従事していただくため、未加入の会員の方はぜひご検討くだ さい。 本保険は、いつでも中途加入が可能で、保険料は月割り計算となります。 (公務員で全建正会員の方のみが対象です。) ※本保険の特徴など、詳細は http://www.zenken.com/service/hoken/hoken.html お問い合せ先(取扱代理店):建栄サービス(株) MAIL:kenei-s-hp@kenei-s.co.jp TEL:03-5298-6340 FAX:03-5298-6341 団体保険契約担当:会員課 春日、竹村 MAIL:kaiin@zenken.com TEL:03-3585-4546 FAX:03-3586-6640 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ≪編集後記≫ 先日、長野県佐久市を訪れました。桜と梅の花が咲き、百花繚乱の素晴らしい 春を感じることが出来ました。桜前線も現在は東北を北上をしているようです。 春に咲く桜の花芽は、前年の夏に形成されるそうです。しかし、それ以上は形 成されることはなく、その後「休眠」という状態になります。休眠した花芽は、 一定期間、低温にさらされることで、眠りからさめ開花の準備を始めます。春 をむかえ、気温が上昇するにともなって、花芽は成長します。成長のピークを むかえると「開花」することになります。私たちを魅了する美しい花も、半年 以上の長い準備を経ていることがわかります。日常の中に花を咲かせ、万事に 対応できるように日々の「備え」を十分に心掛けていきたいと思います。(竹) =================================== ■≪メールマガジン配信のご利用について≫ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆システムに関するお問合せ:soumu@zenken.com ◆配信停止の手続: http://www.zenken.com/syusin/sinkan/sinkandel2.asp ◆アドレスの変更: http://www.zenken.com/zk_mm/zk_mm.html このページで登録アドレスを解除して再登録をお願いしま す。 ◆このメールにご返信いただいても本会では受信できません。 =================================== ■≪発行・配信元≫:(一社)全日本建設技術協会 http://www.zenken.com/ TEL:03-3585-4546 FAX:03-3586-6640 担 当:会員課 kaiin@zenken.com =================================== |