「全建メールマガジン」第86号(2014年2月26日)配信 ---------------------------------------------------------------------- ※このメールは、MSゴシック等の「等幅フォント」で最適にご覧いただけます。 =================================== いつも全建メールマガジンをご愛読いただきありがとうございます。全建メー ルマガジンでは建設関係者に役立つ情報等をお届けいたします。 =================================== ■≪目次≫ ◆ニュース ◆トピックス ◆建設関係施策等の情報‐‐国土交通省など行政機関の報道発表等から‐‐ ◆建設関係資格試験情報 ◆公共工事品質確保技術者資格制度について ◆第600回建設技術講習会(アセットマネジメントと公物管理の課題)寸描 ◆第601回建設技術講習会(災害復旧)寸描 ◆第29回ヨーロッパ公共施設調査団寸描 ◆図書のご案内 ◆機関誌「月刊建設」2月号から ◆「伝承プロジェクト」〜全建出前講座〜制度のご案内について ◆建設系公務員賠償責任保険の中途加入について =================================== ◆ニュース ○全建の平成26年度事業計画・予算が決定 2月21日に開催されました第233回理事会において、平成26年度事業計画及び 予算が承認され、決定しました ※詳細は http://www.zenken.com/zenken/zenken.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆トピックス ○「防災技術の海外展開に関する新組織」の名称が「日本防災プラットフォー ム」に決定しました。 国土交通省では、防災技術の海外展開に向け、国内受け皿となる官民が連 携した推進体制の構築を進めており、平成25年9月に、新組織の設立準備委 員会を設立し、その委員会に参加する民間企業を中心に、組織の活動方針等 について検討を進めてきたところです。 2月12日、第2回「防災技術の海外展開に関する新組織設立準備会議」が 開催され、「新組織」の名称を「日本防災プラットフォーム」とすることが 決定したほか、組織の活動方針等について、準備委員会構成員により基本的 に了承されました。 ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo07_hh_000277.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆建設関係施策等の情報 このコーナーでは国土交通省及び地方自治体の報道発表資料等から、いろい ろな建設関係の施策等について、情報をお届けします。 ○大分県豊後大野土木の広報活動報告について 豊後大野土木事務所職員が独自に行ったボランティア活動や清掃等々、様々 な活動を紹介するページです。防災とボランティア週間、道路の雪氷対策な どについて、ぶんごおおのケーブルテレビ局に職員が行き、広報活動を行っ ているものです。 ※詳細は http://www.pref.oita.jp/site/oono17016/katudohoku.html ○重要文化財・勝鬨橋(橋脚内見学ツアー)&学生・技術者向けツアー 勝鬨橋の橋脚内の開閉装置を説明者と一緒に見学が出来ます。あらかじめ日 程調整すれば、学習・研修目的により技術者向けのテクニカルツアーも開催 しています。 ※詳細は http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/about/tokyotown/ 2014_1_2/topic.html#topic5 ○初開催!ジオラマ模型を活用した「総合治水の出前講座」について 兵庫県では、神戸大学との連携により製作したジオラマ模型を活用して、姫 路市立増位小学校において、5・6年生の授業の一環として約90名を対象に 「総合治水の出前講座」を実施した。雨水を校庭に貯留あるいは駐車場から 地中に浸透させると、河川に雨水が一時に出なくなる様子を実感してもらう ことで、“ためる”(流域対策)が浸水や洪水を軽減する「効果の見える化」 を、はじめて公開で試みた。 ※詳細は http://web.pref.hyogo.lg.jp/press/ 20140210_0c909206585f279749257c7b0018ba38.html ------国土交通省報道発表等から-------- ○即時、高精度で低コストな地形測量技術の開発へ! 国土交通省では、近年著しい技術の進展がみられるUAV(無人航空機) 及び、新たに開発した超小型測量機器の技術検証のため、試験飛行を開始し ます。今回は、運用面でも実用領域へ達してきたUAVによる測量の成果を 確認するため、2月24日に試験飛行及び測量を実施されます。 ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000741.html ○歴史的風致維持向上計画の認定について 「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(通称:歴史まちづ くり法)」第5条に基づき、岐阜県郡上市、名古屋市、奈良県斑鳩町から計 画認定申請があったそれぞれの歴史的風致維持向上計画について、2月14日 に主務大臣(文部科学大臣、農林水産大臣、国土交通大臣)が認定を行われ ました。 ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi10_hh_000151.html ○都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案について 我が国の地方都市では拡散した市街地で急激な人口減少が見込まれる一方、 大都市では高齢者の急増が見込まれる中で、健康で快適な生活や持続可能な 都市経営の確保が重要な課題となっています。この課題に対応するためには、 都市全体の構造を見渡しながら、住宅及び医療、福祉、商業その他の居住に 関連する施設の誘導と、それと連携した公共交通に関する施策を講じること により、市町村によるコンパクトなまちづくりを支援することが必要です。 それに対処するため、2月12日に標記法律案について、閣議決定されました。 ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi07_hh_000079.html ○水のまち東京における舟運活性化に関する関係者連絡会を開催 オリンピックを契機として、東京の水辺空間に改めて注目が集まる今、また、 訪日外国人旅行客2000万人の高みを目指す中で、江戸の歴史と近代的風景が 交差する東京の舟運は古くて新しい観光コンテンツとして魅力的です。そこ で、東京の舟運の魅力をさらに向上させるため、港湾や河川の水辺空間の取 り組みと連携し、関係事業者や東京都をはじめとする関係行政機関による情 報共有・意見交換の場として、「水のまち東京における舟運活性化に関する 関係者連絡会」を新たに設置することとされ、第1回の連絡会が2月10日に 開催されました。 今後は、継続的な情報共有・意見交換の場として、年1〜2回の開催を予 定されています。 ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji03_hh_000047.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆建設関係資格試験情報 来月は下記の資格試験の受験申込受付が始まります。 『建設機械施工技士(1級・2級)』 〈申込受付期間〉 平成26年3月7日(金)〜4月4日(金) 〈受験資格・方法〉学歴又は所持資格に応じた一定の実務経験が必要です。 試験方法は学科試験と実地試験です。 〈試験日(学科)〉平成26年6月15日(日) 〈試験日(実地)〉組合せ施工法(記述式試験(1級)) 平成26年6月15日(日) 操作施工法(実地試験1級・2級とも共通) 平成26年8月下旬から9月中旬までの予め指定する日 ※詳細は(一社)日本建設機械化協会 http://www.jcmanet.or.jp/shiken/index.html 『建築設備士』 〈申込受付期間〉 平成26年3月3日(月)〜3月28日(金) 〈受験資格・方法〉所定の学歴又は資格、および所定の実務経験年数が必要 です。試験方法は、筆記試験と設計製図試験です。 〈試験日・第一次(学科)〉 平成26年6月22日(日) 〈試験日・第二次(設計製図)〉 〃 8月24日(日) ※詳細は(公財)建築技術教育普及センター http://www.jaeic.or.jp/bmee-annai.htm 『電気工事士(第二種)』 〈申込受付期間〉平成26年3月10日(月)〜4月7日(月)〈払込取扱票〉 (インターネット申込は開始日午前10時から締切日午後5時まで) 〈受験資格・方法〉特に制限はありません。試験方法は、筆記試験と技能試 験です。 〈試験日・筆記〉上期:平成26年6月1日(日) 下期: 〃 10月4日(土) 〈試験日・技能〉上期: 〃 7月26日(土)(その1) 〃 7月27日(日)(その2) 下期: 〃 12月6日(土) ※詳細は(一財)電気技術者試験センター http://www.shiken.or.jp/ ※受付期間等が変更になる場合があります。詳細は各試験主催団体までお問 合せください。 ○技術資格試験合格体験記 本会HPでは、技術系公務員の方々の資格取得体験記を掲載しています。こ れらを参考にして、資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。 ※詳細は http://www.zenken.com/sikaku/taiken/taiken2013/taiken_201304.html ○資格試験に役立つ参考書等の技術図書割引斡旋について 資格取得に役立つ参考書や様々な技術図書の割引斡旋を機関誌「月刊建設」 5月号で紹介しています。 ※詳細は http://www.zenken.com/service/gijututosho/gijututosho.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆公共工事品質確保技術者資格制度について ○今年度の試験に合格し、登録申請をされた方には、順次登録証を送付してい ます。また、来年度は、平成23年度に合格・登録した方の最初の更新の年と なります。更新手続きにつきましては、詳細が決定次第、本会HPにてお知 らせするとともに、対象となる方には通知します。 なお、平成26年度の応募要項につきましては、4月中旬から下旬頃に本会 HPにて公表の予定です。 ※詳細は http://www.zenken.com/hinkaku/hinkaku.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆第600回建設技術講習会(アセットマネジメントと公物管理の課題)寸描 1月22日〜1月24日福岡県北九州市で開催した講習会に、全国から 518名の 参加がありました。また、1日目の講習会終了後に、全建及び北九州市協会 主催の「参加者同士の交流会」を開催しました。 ※その様子は http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H25_600/H25_600.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆第601回建設技術講習会(災害復旧)寸描 2月5日〜2月7日茨城県水戸市で開催した講習会に、全国から 233名の参 加がありました。 ※その様子は http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H25_601/H25_601.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆第29回ヨーロッパ公共施設調査団寸描 1月25日〜2月1日に実施した第29回ヨーロッパ公共施設調査では、全国か ら14名の会員の参加がありました。 ※その様子は http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H25_YU29/H25_YU29.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆図書のご案内 ○消費税の変更に伴う価格の対応について 2014年4月1日からの消費税率変更に伴い下記のように対応させて頂きます。 @本体価格に変更はございません(流量観測野帳を除く)。消費税率を5% から8%に変更致します。 ※消費税変更後の価格については http://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html Aお申込に関するスケジュールの詳細については、HPでご案内させていた だきますのでご確認をお願い致します。 ○「技術者のための災害復旧問答集」発刊!〜10年ぶりの新装改訂版〜 公共土木施設に係わる災害復旧事業については、基本法となる「公共土木施 設災害復旧事業費国庫負担法」をはじめ、これに基づく政令や通達が定めら れており、その内容は多岐にわたっております。本書は、最新の通知などを 網羅し、10年ぶりに全面的な見直しを行いました。初めて災害復旧事業に携 わる公務員や関係技術者を対象とし、事例等を「Q&A」の形式で努めて平 易に解説し、携わる方々にわかりやすい編集内容となっています。 A5判 272頁 定価 2,520円(税込価格) 会員価格 1,995円(税込価格) (送本料本会負担) ※出版物の一覧ならびに申し込み方法は http://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆機関誌「月刊建設」2月号から ○巻頭言 「安全・安心」なまちづくりを目指して 岡山市長 大森 雅夫 少子高齢化の進行など社会経済環境が大きく変化する中、岡山市では、恵ま れた自然と気候、交通の要衝に位置する優位性、医療・福祉・教育等の分野 をはじめとした都市機能の集積など、本市のポテンシャルを最大限に活かし、 魅力と活力あふれる都市づくりの推進が重要と考えており、(以下略) ○巻頭言 入札契約制度のイノベーション 東京大学大学院 工学系研究科 社会基盤学専攻 教授 小澤 一雅 我が国の公共工事における入札契約制度は、この20年の間に大きな変化を遂 げた。指名競争入札から一般競争入札へ舵を切るとともに、VE(ヴァリュ ーエンジニアリング)方式、CM(マネジメント技術活用)方式や設計施工 一括発注方式の導入、さらに総合評価方式の導入が図られてきた。(以下略) ○特集 公共工事の品質確保と入札契約制度の適正化 ・国土交通省直轄工事における総合評価落札方式の見直しについて ・施工パッケージ型積算方式の試行状況と今後の展開について ・被災港湾の早期復旧に向けた入札契約制度に係る取組みについて ・総合評価落札方式の運用における事務の効率化について ・「履行確実性評価型総合評価一般競争入札」について ・NEXCO中日本における入札契約制度の改善の取組み ・地域建設業を取り巻く課題と公共調達制度のあり方について ※「月刊建設」2月号の詳細は http://www.zenken.com/kikkansi/vol_57/vol_57.html#M02 ※発刊から2ヵ月後に、全建HPにおいて全文の閲覧ができます。(2月号 の場合、4月下旬頃に閲覧可能) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆「伝承プロジェクト」〜全建出前講座〜制度のご案内について ○本会では、本会の地方協会等を対象に技術の伝承を目的とした官公庁等技術 者の貴重な体験や取り組みについて、地方協会間を講師派遣の出前講座で結 ぶ制度を4月より実施しています。 当面、出前講座の分野を「東日本大震災の対応や復興に関する事項」とし、 講演会等を実施する地方協会の希望により、宮城県建設技術協会又は福島県 建設技術協会より講師を派遣することとしています。 なお、講師派遣費用の全額、実施運営費の一部(上限4万円)は、本会が負 担します。 お問い合せ先 担当:事業課 下野、高野、戸村 MAIL:kensyu@zenken.com TEL:03-3585-4546 FAX:03-3586-6640 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆建設系公務員賠償責任保険の中途加入について ○この保険は、業務を起因して民事訴訟や住民訴訟が提起された場合などに、 職員個人の負担となる弁護士費用及び損害賠償金を支払う保険です。現在、 千名以上の会員の皆様が加入しています。 安心して公務に従事していただくため、未加入の会員の方はぜひご検討下さ い。この保険は、いつでも中途加入ができ、保険料は月割り計算となります。 (公務員で全建正会員の方のみが対象です。) ※パンフレット入手等、詳細は http://www.zenken.com/service/hoken/hoken.html お問い合せ先(取扱代理店):建栄サービス(株) MAIL:kenei-s-hp@nifty.com TEL:03-5298-6340 FAX:03-5298-6341 団体保険契約担当:会員課 春日、竹村 MAIL:kaiin@zenken.com TEL:03-3585-4546 FAX:03-3586-6640 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ≪編集後記≫ 2月は世界的にソチオリンピックの話題で大いに盛り上がりましたが、無事閉 会式が行われ、18日間にわたる熱戦の舞台に幕が下ろされました。出場した選 手たちのなかには、長年思い焦がれたメダル獲得に歓喜した選手、若くして遺 憾無く才能を発揮した選手、4年後の平昌(ピョンチャン)に課題を残した選 手など、選手たちの思いは様々であろうかと思います。オリンピックでの最後 まであきらめない闘いぶりは、選手たちのこれまでの努力、悲喜交々の人間模 様などを描いているようにも見えました。メダル獲得数が注目されがちではあ りますが、個人的に気になった選手の今後に注目してみるのもひとつの楽しみ 方かもしれません。(み) =================================== ■≪メールマガジン配信のご利用について≫ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆システムに関するお問合せ:soumu@zenken.com ◆配信停止の手続: 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