「全建メールマガジン」第19号(2008年7月24日)  配信
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 私たちは日常の暮らしの中で、一年のうちの何度かは地方へ旅行(観光)する
 ことがあります。その際、訪れた地方の文化・歴史に触れたり、精神面のリフ
 レッシュを動機や目的にすることが多いのですが、あの絶景が見たい、かの有
 名な秘湯・名湯につかりたい、珍味・美味の郷土料理を食べてみたいといった、
 日常では経験し得ない風景や味覚などにより欲求を満たすこともあります。つ
 まり、自らの周り、自らの生活(日常)では得ることのできない新たな発見や
 変化などの非日常性に期待して旅行をするのではないでしょうか。
 本会発行の新刊【0.3秒60点の世界「幸せ多い国づくりへの実践」】の第4章
 地方の強さを考えるより抜粋しました。
 それでは「全建メールマガジン」第19号をお届けします。   
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 ■≪目次≫
  ◆トピックス
  ◆機関誌「月刊建設」7月号の紹介
  ◆建設関係施策等の情報‐‐国土交通省など行政機関の報道発表等から‐‐
  ◆最新の建設関係国家資格試験情報
  ◆本会の出版物から【0.3秒60点の世界「幸せ多い国づくりへの実践」】、
  【平成20年災害手帳】の販売について
  ◆第538回建設技術講習会(環境の保全・建設リサイクルの推進)寸描 
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 ◆トピックス
 ○国土形成計画(全国計画)について
  国土形成計画(全国計画)が閣議決定されましたので、お知らせいたします。
  ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/report/press/kokudo03_hh_000006.html
 
 ○「国土交通省所管事業へのPFI活用に関する発注担当者向け参考書」の公
  表について
  本参考書が国土交通省から公表されましたので、お知らせいたします。
  ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo08_hh_000003.html
   
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 ◆機関誌「月刊建設」7月号から
 ○巻頭言 「自然と共に生きる豊かな産業・文化都市」の実現に向けて
                        弘前市長 相馬 しょう一
  弘前市は、青森県の西南部に位置し、平成18年2月に旧弘前市・岩木町及び
  相馬村の3市町村が新設合併して誕生した、総面積 523.60Ku、人口約19万
  人を擁する津軽地域の中心都市です。西に青森県最高峰の秀峰岩木山を有し、
  南には世界遺産白神山地が連なっています。市域を北流する岩木川流域の肥
  沃で広大な津軽平野は県内屈指の穀倉地帯を形成しており、また、平野周辺
  の丘陵地帯には全国の20%、日本一の生産量を誇る弘前りんごの樹園地が広
  がっています。本市は、築城 400年に迫る弘前城、藩政期の面影を残すまち
  なみ、明治・大正期の洋館、日本一のさくらまつり、重要無形民俗文化財の
  ねぷたまつり、五穀豊穣を祈願するお山参詣や伝統工芸の津軽塗など、有形
  無形の歴史的・文化的資源が数多く継承されている観光・文化都市であり、
  国立大学並びに二つの私立大学等を有する学園都市でもあります。(以下略)
  ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#07
  ※市長の名前の「しょう」は、金偏に昌
 
 ○巻頭言 地域再生は視点転換で8割が達成される
                     東京大学 名誉教授 月尾 嘉男
  格差拡大が社会問題となっているが、第一は個人格差の拡大である。いくつ
  かの数字を列挙すると、10年前には男子の非正規雇用者の比率は8%であっ
  たが、現在では2倍以上に増加し、女子の場合は約37%から、最近では半数
  以上になっている。当然の結果、男女とも各年齢層で正規雇用の割合は低下
  し、とりわけ女子の20代後半から30代前半は、6年間で10%以上も低下した。
  因果関係は明確ではないが、若年無業者数は過去10年間で40万人から65万人
  に激増した。そして所得格差の概略状況を提示するジニ係数は、過去5年間
  で、当初所得は0.43から0.53に増大、再分配後の所得でも0.36から0.39に増
  大している。(以下略)
  ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#07
 
 ○特集 地域活力の創出と都市再生の推進
  (目次)
   ・地方再生、都市再生をめぐる最近の動きについて
   ・地域の知恵を活かした都市・地域総合交通戦略の展開に向けて
   ・北田大手町地区第一種市街地再開発事業
   ・松江市中心市街地における活性化の取り組みについて
   ・東京都心部における子育て支援施策について
   ・地域活性化をもたらすスマートIC 寒河江SAスマートIC社会実験から本
    格導入へ
   ・北九州市における地域活力を活かした都市環境の再生について
   ・岩船港のにぎわい創出について
  ※「月刊建設」7月号の詳細は
      http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#07
 
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 ◆建設関係施策等の情報
  このコーナーでは国土交通省及び地方自治体の報道発表資料等から、いろい
  ろな建設関係の施策等について、情報をお届けします。
 
 ○利根川水系上下流交流事業               
                             東京都・群馬県
  利根川の上流に位置する群馬県と下流に位置する東京都が、利根川水系上下
   流交流事業「夏休み水のふるさと体験」の参加者を募集中です。 
  この催しは、利根川上流に位置する群馬県に住む人たちと下流に位置する東
   京都に住む人たちに、水の大切さや水源地の役割について理解を深めても
   らうために行われるものです。
  水源地を訪問して、地元の皆さんと一緒にダムを見学したり林業の体験をし
   たりします。
  ※詳細は http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2008/06/22i6q100.htm
       http://www.pref.gunma.jp/cts/PortalServlet?DISPLAY_ID=
                       DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=64827
 
 ○インターネットを通した建物倒壊等のシミュレーション
                                 愛知県
  愛知県では大地震による被害を軽減するための最も効果的な手段は、個人住
   宅の耐震改修を進めることであるとの考えから「防災学習システム」を整
   備しました。
  「防災学習システム」は、災害時における建物崩壊等の危険性をリアルタイ
   ム性のある映像で伝えたり、耐震化のための様々な情報を提供することに
   より、県民の皆さんが住宅の耐震性の重要さを認識し自主的な対策を実施
   されることを目指す先進的なシステムです。
   ※詳細は http://www.seisaku.nga.gr.jp/kohyo/kohyo_top.php?seq=
                              2203&uri=%2Fsearch%2Fsearch.php%3Fken%3D23
 
 --------国土交通省報道発表等から--------
 ○6月30日 発注者別評価点の活用による資格審査マニュアルの策定について
          国土交通省 総合政策局 建設業課 入札制度企画指導室
  公共工事の発注における企業評価は、地域の実情も踏まえて、発注者ごとに
  審査する要素も含めて行うことが望ましい姿ですが、市区町村を中心とする
  小規模団体においては、発注者としての体制が不十分といった課題等から発
  注者別評価点(いわゆる主観点)の導入は進んでいないのが実情です。(中略)
  このため、国土交通省おいては、(中略)「発注者別評価点の活用による資格
  審査マニュアル」を策定しましたのでお知らせ致します。(以下略)
  
  ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo13_hh_000015.html
   
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 ◆建設技術関係施設の一般公開
 ○平成20年度国総研の夏の一般公開制度について
                   国土交通省 国土技術政策総合研究所
  国土技術政策総合研究所では、8月2日(土)に施設の一般公開を開催いた
  します。今回は「世界最大の人工津波の力を感じよう」等、様々なイベント
  を企画し、建設技術関係職員の方はもとより、ご家族やご友人をお誘いいた
  だいても十分楽しめる内容となっています。この機会に土木技術の素晴らし
  さを子供に体験させてみてはいかがでしょうか。
  開催場所は横須賀市長瀬。京急久里浜駅前より無料バスを運行しています。
  ※詳しくは http://www.ysk.nilim.go.jp/
 
 ◆建設関係資格試験情報
 
 ○「プレストレストコンクリート技士試験」について
                (社)プレストレストコンクリート技術協会
  8月1日より「プレストレストコンクリート技士試験」の受験願書の受付が
  開始されます。プレストレストコンクリート構造物では一般のコンクリート
  とは異なり特殊な工程が加わるため、設計・施工段階でいくつかの専門技術
  を必要とします。この資格は、その業務に携わる技術者の資格を定めるもの
  です。
  ※詳しくは http://www.jpcea.or.jp
 
 ○平成20年度「建築施工管理技術検定試験」受験対策講座について
                          (財)地域開発研究所
  (財)地域開発研究所では、建築施工管理技術検定の1級実地試験・2級試
  験に備える受験対策講座を近々全国各地において開催します。最近では、2
  級試験でも問題の質・量ともに難易度が高くなり、短期間学習で合格をめざ
  すことは難しい状況になっています。ぜひご活用下さい。
  ※詳しくは http://www.chiiki-net.com
 
  ※その他主な建設関係資格試験の一覧は…
     http://www.zenken.com/sikaku/H20_sikaku.html
 
 ○技術試験合格体験記
  本会HPでは、技術系公務員の方々の資格取得体験記を掲載しています。
  ※詳しくは
     http://www.zenken.com/sikaku/taiken/taiken2008/taiken_200804.html
  
 ○資格試験に役立つ参考書等の技術図書斡旋割引について
  毎年本会では、資格取得に役立つ参考書や様々な技術図書を機関誌「月刊建
  設」5月号で紹介しています。
  なお、本会HPにて、全建会員を対象にした技術図書割引斡旋サービスの頁
  を掲載しておりますのでご覧下さい。
  ※詳しくは
     http://www.zenken.com/service/gijututosho/2008gijututosho.html
 
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 ◆本会の出版物から
 ○新規発行図書
  0.3秒60点の世界「幸せ多い国づくりへの実践」(福田昌史著)販売中!
  ※図書一覧は
     http://www.zenken.com/syuppan/ippantosyo/ippantosyo.html#wagakokudo
  ※購入のお申込み方法は
     http://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html#KOUNYUU
  
 〇今月の紹介図書
  「平成20年 災害手帳」販売中!
  本図書は、災害復旧事業を進める実務担当者必携の書となっています。  
  ※図書一覧は http://www.zenken.com/syuppan/saigaikanren/
                                      saigaikanren.html#saigaitetyou
  ※購入のお申し込み方法は
     http://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html#KOUNYUU
  
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 ◆第538回建設技術講習会(環境の保全・建設リサイクルの推進)寸描
  7月16日〜18日札幌市で開催した講習会に、全国から 293名の参加がありま
  した。
  ※その様子は
   http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H20_538/H20_538.html
 
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 ≪編集後記≫
  昨年より発行の準備をすすめていた、【0.3秒60点の世界「幸せ多い国づくり
  への実践】(福田昌史著)がいよいよ販売開始となりました。本書は主に執
  筆者の体験をもとに社会資本整備の進め方を論じた実学の書です。東京大学
  の小澤一雅先生が「発刊によせて」において、「土木技術者を自身の職とし
  て志している若い方や土木技術者の育成の在り方について考えておられるベ
  テランの方にも、是非本書を読んでいただきたいと思う次第である。」と評
  されています。購読をお薦めします。
  なお、本書の表紙に掲載されている、みち・はし・うみなどの写真は、過去
  に全建賞を受賞した事業のグラビア写真です。どこかで見覚えのある写真と
  思われた方はいらっしゃったでしょうか?(み)
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