「全建メールマガジン」第15号(2008年3月21日) 配信 =================================== そろそろ桜のシーズンとなりますが、皆様はお花見のご予定がありますでしょ うか?全建本部の近辺では、青山、赤坂、六本木など、桜の名所が沢山ありま す。この時季機会がありましたら、訪れてみてはいかがでしょうか。ちなみに、 私達は花より団子です。それでは全建メールマガジン第15号をお届けします。 =================================== ■≪目次≫ ◆機関誌「月刊建設」3月号の紹介 ◆建設関係施策等の情報‐‐国土交通省など行政機関の報道発表等から‐‐ ◆最新の建設関係国家資格試験情報 ◆第23回ヨーロッパ公共施設調査寸描 ◆第535回建設技術講習会寸描 ◆第536回建設技術講習会寸描 =================================== ◆機関誌「月刊建設」3月号から ○巻頭言 地域の特性を活かした新しい下関のまちづくり (地域住民との協働による地域づくりの推進) 下関市長 江島 潔 本州最西端の下関市は、平成17年2月の合併により、人口約30万人、面積約 716平方キロメートル、東京23区の 1.2倍を擁する広大な都市となりました。 また、同年10月には県内唯一の中核市へ移行しました。 本市は関門海峡を挟んで九州と相対し、朝鮮半島や中国大陸に近接するとい う地理的特性により、古くから海上・陸上の交通の要衝として栄え、大陸か らの文化の伝来と交流が盛んに行われました。南は関門海峡、西は美しく長 い山陰海岸に面し、内陸部は緑豊かな山林、ホタルの生息する河川など、自 然環境・景観に恵まれています。また、源平最後の戦である壇之浦の合戦、 宮本武蔵と佐々木小次郎による巌流島の決闘、高杉晋作が奇兵隊を結成した 明治維新発祥の地、明治28年に日清戦争の講和会議が開催され下関条約が締 結されたなど、本市においてさまざまなドラマが展開され、日本史の節目節 目の主な舞台に登場しており歴史にも恵まれています。 (以下略) ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#03 ○巻頭言 PPPによる地域づくりと建設業の役割 東洋大学 大学院経済学研究科 公民連携専攻 教授 根本 祐二 現在、公民連携(Public/Private Partnership=PPP)が注目を集めてい る。何らかの公共的な活動を官、民、市民が協働して実施することである。 いいパートナーが見つからない、思い通りにいかなくなるとすぐ足並みが乱 れてしまう。こうした思いは、地域の現場で必ず突き当たる壁であろう。関 係者が協力することの重要性だけなら、あらためて指摘されるほどのことで はないと思うかもしれない。だが、現代のPPPは大きく違う。こうした壁 に立ち向かうための二つの大きな知恵があるのである。 第1は「リスクとリターンの設計」である。公共的な活動にもリスクはつき 物である。リスクは高いがリターンは低いとなると誰も引き受けない。逆に 高いリターンが必要ならリスクも高くて構わない。こうしたリスクとリター ンの関係を事前に分析して、バランスよく分担させる知恵が必要となる。P PPが経済学や金融論を背景として成立している理由はここにある。 (以下略) ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#03 〇特集 地域住民との協働による地域づくり (目次) ・地域ぐるみで取り組む中心市街地の活性化 ・住民参加型まちづくりファンド支援制度について ・最近のみなとまちづくりについて ・北区上十条三・四丁目地区における共同建替事業について ・活力ある市営住宅の再生を目指して ・住民参加による道づくり ・地域が儲かる湯西川ダムを目指して ・ハード事業に活かしたウォーターフロントのまちづくりについて ※「月刊建設」3月号の詳細は http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#03 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆建設関係施策等の情報 このコーナーでは国土交通省及び地方自治体の報道発表資料等から、いろい ろな建設関係の施策等について情報をお届けします。 ○「道路財源の確保を求める緊急アピール」について 八都県市首脳会議 (千葉県) 国会では、道路特定財源諸税に係わる暫定税率の延長の是非が大きな政治的 争点となっておりますが、これに関する法案の行方次第では、地方自治体の 財政運営に深刻な影響を及ぼしかねません。 そこで、急遽、八都県市首脳会議(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横 浜市、川崎市、千葉市、さいたま市)では、日本の中枢である首都圏の基礎 的社会基盤である道路の整備を着実に進めるため、国に対して、租税特別措 置法改正案を始めとした関連法案を、年度内に確実に可決成立することを強 く求める「緊急アピール」を取りまとめましたので、お知らせします。 (以下略) ※発表内容は http://www.pref.chiba.jp/syozoku/i_douro/topics/ hachikubi_kinkyuu_appeal.html ○東京港海底トンネルを歩いてみませんか? 東京都 [レインボーブリッジ下に「水道管用海底トンネル」が完成します。] (歩くことができる最初で最後のチャンスです!) 水道局では、給水の一層の安定性を確保するため、送水管のネットワーク化 を進めています。今回、この整備事業のひとつである地下50メートルを通る 東京湾横断「水道管用海底トンネル」が開通することに伴い、式典及び施設 見学会を次の通り開催することといたしましたので、お知らせします。 1.貫通式 (1)日時 平成20年3月19日(水)15時〜15時30分 2.施設見学会 (1)日時 平成20年4月3日(木)10時〜16時 (2)内容等 江東区豊洲六丁目(水道局豊洲縦坑)からトンネル内を約250 メートル歩き、折り返して見学(おおむね30分)。 (以下略) ※発表内容はhttp://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2008/02/22i2s300.htm ○『よくわかる公共事業』 群馬県 県土整備部では、公共事業に対する不透明なイメージを払拭し、県民との信 頼関係を築くため、『よくわかる公共事業』を作成し、公共事業の目的・効 果などを積極的に県民にPRしていきます。 『よくわかる公共事業』は、公共事業についての「何のための工事かわから ない」「工事をして何が変わったのかわからない」といった疑問点を解消す るために、公共事業の目的・効果などを明確に表し、わかりやすく簡潔に県 民に伝えるものです。 (以下略) ※発表内容はhttp://www.pref.gunma.jp/cts/PortalServlet? DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=57698 --------国土交通省報道発表等から-------- ○3月6日 「大規模土砂災害危機管理計画策定のための指針」及び「大規模 土砂災害危機管理計画」の策定について 国土交通省 河川局 砂防部 保全課 近年多発している大規模土砂災害に対処するため、発災時の対応及び事前の 体制整備等を内容とする「大規模土砂災害危機管理計画」を地方整備局等及 び直轄砂防等事務所が策定する際の「大規模土砂災害危機管理計画策定のた めの指針」を定めました。(中略) また併せて、国土交通省本省において、「大規模土砂災害危機管理計画」を 策定いたしました。 国土交通省は、今後とも、大規模土砂災害に対し、地域の安全・安心の確保 と被災地域の速やかな復興に寄与するための危機管理を実施すると共に、都 道府県等の実施する危機管理への最大限の支援を図ってまいります。 ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/05/050306_.html ○2月25日 「長期にわたり使用可能な質の高い住宅を整備・普及させていく ための方策について」〜社会資本整備審議会(住宅宅地分科会)答申〜 国土交通省 住宅局 住宅政策課 国土交通省においては、平成19年12月20日に社会資本整備審議会に対して、 「長期にわたり使用可能な質の高い住宅を整備・普及させていくための方策 について」の諮問を行い、社会資本整備審議会住宅宅地分科会において審議 が行われてきたところです。 その結果、今般、「長期にわたり使用可能な質の高い住宅を整備・普及させ ていくための方策について」に関する答申をいただきましたので、ご報告い たします。 ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/07/070225_.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆最新の建設関係国家資格試験情報 ○2次試験(技術士)の願書受付がまもなく開始! ・受付期間:4月25日〜5月9日 4月1日〜4月24日(インターネットによる受付) ・学科・実地試験:(筆記)8月2・3日 ・実施機関:(社)日本技術士会 技術士試験センター ○1級建築士・2級建築士・木造建築士の願書受付がまもなく開始! ・受付期間:1級 4月16日〜4月27日(インターネットによる受付) ・受付期間: 4月23日〜5月11日(受付場所における受付) ・受付期間:2級 4月1日〜4月6日(インターネットによる受付) ・受付期間: 4月9日〜4月13日(受付場所における受付) ・学科・実地試験:1級 7月22日 2級 7月1日 木造 7月22日 ・実施機関:(財)建築技術教育普及センター ○1級土木施工管理技士・2級土木施工管理技士の願書受付がまもなく開始! ・受付期間:4月1日〜4月15日 ・学科・実地試験:1級 7月6日(学科) 10月5日(実地) 2級 10月26日 ・実施機関:(財)全国建設研修センター 土木試験課 ○2級建築施工管理技士(建築、躯体、仕上げ)の願書受付中! ・受付期間:2月15日〜7月11日 ・学科・実地試験:11月9日 ・実施機関:(財)建設業振興基金 試験研修本部 ○2級電気工事施工管理技士の願書受付中! ・受付期間:2月15日〜7月11日 ・学科・実地試験:11月9日 ・実施機関:(財)建設業振興基金 試験研修本部 ○1級・2級建設機械施工技士(第1〜6種)の願書受付中! ・受付期間:3月13日〜4月11日 ・学科試験:6月15日 ・実地試験:学科試験合格者及び学科試験免除該当者に通知 ・実施機関:(社)日本建設機械化協会 ○建築設備士の願書受付中! ・受付期間:3月3日〜3月31日 ・1次試験:6月22日 ・2次試験:8月24日 ・実施機関:(財)建築技術教育普及センター ○第2種電気工事士の願書受付中! ・受付期間:3月17日〜4月3日 3月17日〜4月8日(インターネットによる受付) ・学科・実地試験:6月8日(筆記)7月26または27日(技能) ・実施機関:(財)電気技術者試験センター ○ダム工事総括管理技術者の受付がまもなく開始! ・受付期間:4月14日〜4月30日 ・学科・実地試験:5月27日(1次審査) ・実施機関:(財)日本ダム協会 ※詳しくは http://www.zenken.com/sikaku/H20_sikaku.html ○資格試験に役立つ参考書等の技術図書斡旋割引について 本会では資格取得に役立つ参考書や様々な技術図書を毎年、本会機関誌「月 刊建設」5月号で紹介しています。 なお、本会HPにて、全建会員を対象にした技術図書割引斡旋サービスの頁 を掲載しておりますのでご覧下さい。 ※詳細は http://www.zenken.com/service/gijututosho/2007gijututosho.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆第23回ヨーロッパ公共施設調査 寸描 1月26日〜2月2日に実施した第23回ヨーロッパ公共施設調査では、全国か ら14名の会員の参加がありました。 ※その様子は http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H19_YU23/H19_YU23.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆第535回建設技術講習会(道路行政の課題、港湾・漁港行政の課題)寸描 2月6日〜8日静岡県静岡市で開催した講習会に、全国から 495名の参加が ありました。 ※その様子は http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H19_535/H19_535.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆第536回建設技術講習会(施工の管理・検査と工事の安全)寸描 2月20日〜22日宮崎県宮崎市で開催した講習会に、全国から 511名の参加が ありました。 ※その様子は http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H19_536/H19_536.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ≪編集後記≫ いよいよ本格的に花粉症のシーズンが到来しました。皆様はどのような対策 をされているのでしょうか・・。11月〜1月を除いて、ほぼ一年中なんら かの花粉が飛んでいて、その花粉による症状に悩む人がいるそうです。また、 山林の現場に出る方が発症することが多い職業性花粉症というものがありま す。花粉症でない方も油断は禁物です。いつ花粉症になってもおかしくあり ません。外へでるときはマスク等で防ぐようにし、家に入る前には洋服につ いた花粉を落とすことを心がけてみませんか。 =================================== ■≪メールマガジン配信のご利用について≫ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆システムに関するお問合せ:soumu@zenken.dion.ne.jp ◆配信中止 : http://www.zenken.com/syusin/sinkan/sinkandel2.asp ◆アドレスの変更: http://www.zenken.com/zk_mm/zk_mm.html 上記のページで登録アドレスを解除して再登録をお願いし ます。 ◆このメールにご返信いただいても本会では受信できません。 =================================== ■≪発行・配信元≫:(社)全日本建設技術協会 http://www.zenken.com/ TEL :03-3585-4546 FAX :03-3586-6640 担 当 :会員課 kaiin@zenken.dion.ne.jp =================================== |