「全建メールマガジン」第13号(2008年 1月 21日) 配信 =================================== あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 そろそろ正月気分も抜けて、仕事に励んでおられると思います。今年はねずみ 年です。昨年に引き続いて、団塊の世代の退職が進み、これによってわが国の 高齢化社会は一段と拍車がかかることになります。それ以上に深刻なのは、こ れから組織が抱える知的財産が大量に失われていくことです。鼠の子算用では ありませんが、多くの子供たちが元気に成長し、世代の交替が円滑に進むこと を祈念したいものです。それでは「全建メールマガジン第13号」をお届けしま す。 =================================== ■≪目次≫ ◆機関誌「月刊建設」1月号の紹介 ◆建設関係施策等の情報‐‐国土交通省など行政機関の報道発表等から‐‐ ◆最新の建設関係国家資格試験情報 ◆第533回建設技術講習会寸描 =================================== ◆機関誌「月刊建設」1月号から ○年頭のごあいさつ 「2008年の初春を迎えて」 (社)全日本建設技術協会 会長 鈴木 道雄 (冒頭の紹介) あけましておめでとうございます。 新しい年を迎え、皆様にとりまして良い年となりますようお祈り申し上げま す。昨年は、能登半島地震や新潟県中越沖地震で多くの方々が被災し、台風 や豪雨により各地で大きな被害が発生しました。また、夏には74年ぶりに日 本最高気温を更新するなどの猛暑にも見舞われました。世界的にも東欧での 異常高温、英国での60年ぶりの大雨洪水、隣国中国での干ばつや洪水など、 地球温暖化による異常気象が多発いたしました。さらに、我々社会資本整備 に携わるものに関連するできごととして、米国ミネソタ州での落橋、国内の トラス橋鋼材の破断などが起こり、現場の技術者に大きな衝撃を与えました。 地震や気候変動に対応した備えの必要性や社会資本の維持管理の重要性を改 めて認識させられた一年でした。(以下省略) ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#01 〇<新春座談会> 品質確保のための新たな公共調達 (出席者) 小澤 一雅 道家 孝行 川合 勝 佐藤 直良 (司 会) 鈴木 道雄 鈴木(司会) わが国の経済は、バブル崩壊後の長い低迷から抜け出し、新 しい成長の姿を確立していく重要な時期を迎えていると言えます。しかしな がら、人口減少や少子高齢化の進展、地球環境問題の深刻化、大都市圏と地 方の不均衡などの地域格差、そして依然として厳しい財政状況などの課題が 引き続き山積しています。社会資本整備を取り巻く環境も大きく変化してお り、予算の削減、公共事業量の縮小、一般競争入札の拡大等に伴い、過度の 受注競争によるダンピングの多発、不良不適格業者の参入、それに伴う品質 確保への懸念等の課題が生じてきました。このようなことから、平成17年4 月には「公共工事の品質確保の促進に関する法律」が施行され、公共調達の システムについても大きく変貌しています。一般競争入札への急激な転換・ 拡大により、従前の入札制度を前提としたこれまでの制度では対応が厳しく なっており、また公務員の定数削減や団塊世代の退職、事務の多様化・増大 の進行は発注者のみならず受注者の業務の執行にも多大な影響を与えていま す。(以下省略) ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#01 〇特集 国際競争力の強化と地位の自立 (目次) ・国土交通省における観光立国プロジェクト ・世界遺産・宮島における観光と防災の両立について ・漁業を観光化して、観光の産業化へ・都市漁村交流の報告 ・国営吉野ヶ里歴史公園における国際的な観光振興の取り組みについて ・わが国の国際競争力強化と地域の活力を支える港湾政策の展開 ・航空物流の動向と課題 ・北部九州の自動車産業連携強化を支援する道路整備 ※「月刊建設」1月号の詳細は http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#01 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆建設関係施策等の情報 このコーナーでは国土交通省及び地方自治体の報道発表資料等から、いろい ろな建設関係の施策等について情報をお届けします。 ○地域住民と連携した水門扉の塗り替え(目黒川水門の水門扉 図柄決定!) 東京都 東京都港湾局では、運河ルネッサンス活動の一環として「品川浦・天王洲地 区運河ルネッサンス協議会」と連携して目黒川水門の水門扉塗り替えを行う こととしました(平成19年8月9日発表)。この様な地域住民の提案を取り入 れての水門の塗り替えは、東京都では初めての試みです。 水門扉の塗り替えにあたり、同協議会が港湾局に推薦する図柄を募集し、多 数の応募作品の中から同協議会内に設けた選定会において審査を行ってきま した。このたび、同選定会の推薦を受け、港湾局では以下の2作品の採用を 決定いたしました。(以下略) ※発表内容は http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2007/12/20hc5100.htm ○地方の道路整備と道路特定財源に関する緊急提言について 茨城県 平成19年12月12日(水)、1都8県の知事を代表して橋本知事が額賀財務大臣 に「地方の道路整備と道路特定財源の確保に関する緊急提言」を提出しまし た。この提言は、政府・与党が合意した「道路特定財源の見直しについて」 を受け、地方の切実な声として、真に必要な道路整備や維持管理を着実に推 進するための財源となる道路特定財源を安定的に確保するため、平成20年3〜 4月に期限が切れる揮発油税などの暫定税率を延長することや道路特定財源の 地方への配分割合を高めることなどを求めたものです。(以下略) ※発表内容は http://www.pref.ibaraki.jp/hotnews/2007_12/20071219_03/index.html ○冬の道路状況は携帯電話で確認を!→『あきたのみち情報』 秋田県 秋田県内の交通規制、道路状況(静止画像)、冬期間の降積雪・路面状況等の 確認を携帯サイトで提供しています!! 秋田県では、秋田県内の通交規制情報、冬季の路面・積雪情報等をインター ネットにより提供しておりますが、携帯電話での提供も行っておりますので どうぞご利用下さい。(以下略) ※発表内容は http://www.pref.akita.lg.jp/icity/browser?ActionCode= content&ContentID=1139478570836&SiteID=0000000000000&FP=whatsnew --------国土交通省報道発表等から-------- ○12月24日 平成20年度国土交通省関係予算について 国土交通省 大臣官房 会計課 ・平成20年度国土交通省関係予算総括表(国費) ・平成20年度国土交通省関係財政投融資計画総括表 ・平成20年度国土交通省関係予算のポイント ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/yosan/yosan08/yosan/index_.html ○12月27日 「港湾関係事業の中期計画(仮称)」の骨子案を作成 国土交通省 港湾局 計画課 国土交通省港湾局では、(中略)、真に必要な港湾整備を計画的に進めるため、 今後の具体的な港湾整備の姿を示す「港湾関係事業の中期計画(仮称)」を策 定することとしております。(中略)今般、第1回意見聴取結果の概要をとり まとめました。 また、頂いたご意見をもとに、「中期計画(仮称)」の骨子案を作成致しまし た。(以下、略) ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/11/111227_.html ○12月26日 「中長期的な展望に立った海岸保全検討会 中間取りまとめ」に 関する意見募集 国土交通省 河川局 海岸室 国土交通省 港湾局 海岸・防災課 農林水産省 農村振興局 防災課 水産庁 漁港漁場整備部 防災漁村課 国土交通省及び農林水産省では、次期の社会資本整備重点計画の策定に向け て、新しい時代に対応した海岸保全の進め方等について検討を行うことを目 的として、中長期的な展望に立った海岸保全検討会を設置し、同検討会にお いて検討を行っています。 この度、「中長期的な展望に立った海岸保全検討会 中間取りまとめ」がま とまりましたので、広く国民の皆様からのご意見を募集いたします。 意見募集期間 平成19年12月26日(水)から平成20年1月25日(金)(必着) ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/11/111226_.html ○12月20日 新たな北海道総合開発計画(素案)についての意見募集 国土交通省 北海道局 参事官付 国土審議会北海道開発分科会は、平成20年度からの新たな北海道総合開発計 画について検討を行っています。 平成19年12月11日(火)開催の第9回分科会において、新たな計画(素案)につ いて調査審議が行われました。この素案に対するご意見を広く国民の皆様か ら募集します。(以下、略) 意見募集期間 平成19年12月21日(金)から平成20年2月1日(金)(必着) ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/16/161220_.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆最新の建設関係国家資格試験情報 ○「コンクリート構造診断士」資格制度の制定について (社)プレストレストコンクリート技術協会 (社)プレストレストコンクリート技術協会では、コンクリート構造物の診断 技術の普及を図る目的で、平成19年度よりコンクリート構造物の診断、維持 管理技術に関する専門的知識と高度な判断力を有する技術者を認定する「コ ンリート構造診断士」の資格検定制度を制定しました。平成19年度には技術 士、一級建築士、博士号などの資格取得者で10年以上の経験を有する技術者 を対象に実施されましたが、本年からは、資格の取得を目指す広範なエンジ ニアに広く門戸を開放した一般向けの資格検定試験を実施します。 ※詳細は http://www.jpcea.or.jp/ ○平成20年度の主な建設関係資格試験についての情報を本会HPに掲載しまし た。 ※詳しくは http://www.zenken.com/sikaku/H20_sikaku.html ○資格試験に役立つ参考書等の技術図書斡旋割引について 本会では資格取得に役立つ参考書や様々な技術図書を本会機関誌「月刊建設 」5月号で紹介しています。 なお、本会HPにて、全建会員を対象にした技術図書割引斡旋サービスの頁 を掲載しておりますのでご覧下さい。 ※詳細は http://www.zenken.com/service/gijututosho/2007gijututosho.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆第533回建設技術講習会(品質確保と発注者責任)寸描 11月20日〜22日神奈川県横浜市で開催した講習会に、全国から 712名の参加 がありました。 ※その様子は http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H19_533/H19_533.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆「全建メルマガ」のアンケート結果について 本会では「全建メルマガ」についてアンケートを第10号・11号で実施しまし た。その結果がまとりましたのでお知らせします。ご協力ありがとうござい ました。 ※詳細は http://www.zenken.com/zk_mm/m_ank/m_ank.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■≪編集後記≫ 皆さんお正月はいかがお過ごしになりましたか?私はおせち料理の食べすぎ で少し太ってしまいました。お医者さんには日頃の不摂生を注意されている ので、最近は「NHKテレビ体操」を見ながら体をよく動かしています。子 供の頃はこんな体操でいいのかなぁと思っていたのですが、今は体操すると 体が軽くなるような気がします。今年はこれを続けていきたいと思います。 皆さんもいかがでしょうか? =================================== ■≪メールマガジン配信のご利用について≫ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆システムに関するお問合せ:soumu@zenken.dion.ne.jp ◆配信中止 : http://www.zenken.com/syusin/sinkan/sinkandel2.asp ◆アドレスの変更: http://www.zenken.com/zk_mm/zk_mm.html 上記のページで登録アドレスを解除して再登録をお願いし ます。 ◆このメールにご返信いただいても本会では受信できません。 =================================== ■≪発行・配信元≫:(社)全日本建設技術協会 http://www.zenken.com/ TEL :03-3585-4546 FAX :03-3586-6640 担 当 :会員課 kaiin@zenken.dion.ne.jp =================================== |