「全建メールマガジン」第5号(2007年5月18日) 配信 =================================== 皆さん、こんにちは。 年度が変わって早一ヵ月が過ぎました。新しい環境で頑張り過ぎていませんか ?。たまには肩の力を抜いて、一息入れてみるのも仕事の効率を良くするため には必要かもしれません。 それでは「全建メールマガジン5月号」をお届けします。 =================================== ■≪目次≫ ◆機関誌「月刊建設」5月号の紹介 ◆建設関係施策等の情報‐‐国土交通省など行政機関の報道発表等から‐‐ ◆最新の建設関係国家資格試験情報 ◆技術試験合格体験記 ◆本会の出版物から ◆平成19年度建設技術講習会の開催計画 =================================== ◆機関誌「月刊建設」5月号から 〇巻頭言「環日本海に開かれた世界に羽ばたく政令指定都市」を目指して 新潟市長 篠田 昭 (冒頭の紹介) 新潟市は、千年を超す歴史を持つ湊町であり、江戸時代には北前船の最大寄 港地として栄え、天領となった江戸末期には開港五港の一つに選ばれました。 明治以降は対岸との交流に力を注ぎ、北東アジアの拠点都市の基を築いてき ました。 一方、新潟湊を取り巻く蒲原の田園地帯は、地図にない湖といわれた低湿地 で深田や悪水に悩まされてきました。しかしながら先人は、鎧潟などを干拓 し新川など落とし堀を掘って新田開発を進め、戦後は各地に大排水機場を建 設して蒲原を全国最大の美田地帯へと変貌させました。 江戸時代から新潟湊の経営には町人衆が当たり、………… ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#05 〇巻頭言「想定害」が生命を救う 日本テレビ放送網株式会社 報道局社会担当部長 谷原 和憲 (冒頭の紹介) テレビのニュースの仕事に就いて22年目の春を迎えた。ニュースが取り上げ るのは「多くの人が生活をするなかで関心が高いこと」、そして「普段起き ないことが起きたこと」。それを映像と音声の力を最大限使って伝えるのが、 テレビのニュースだ。それゆえに、風水害や地震の危険が全国あまねく存在 する日本において、災害報道は「いったん起きればいつもトップ級」の扱い となる。 あるベンチャー起業家のニュースをきっかけに流行した言葉に「想定外」 「想定内」というのがある。この考え方は………… ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#05 〇特集 自然災害に備える (目次) ・平成18年の自然災害 ・諏訪湖周辺の浸水被害について ・洪水等に関する防災情報体系の見直しについて ・土砂災害警戒情報・危険度情報について ・福井市における住民と協働した総合浸水対策の取り組み ・台風予測手法の高度化による減災への取り組み ・木津川ダム総合管理所における出水期前の取り組み ・「建設機械等による災害対処・復旧支援に関する懇談会」提言について ・官庁施設の風水害への取り組み ※「月刊建設」5月号の詳細は http://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#05 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆建設関係施策等の情報 このコーナーでは国土交通省及び地方自治体の報道発表資料等から、いろい ろな建設関係の施策等について情報をお届けします。 〇地方基準の公共事業の推進(公共事業改革) 和歌山県 全国知事会 先進政策バンク 道路は、道路構造令による規格が定められており、国の補助金を受けるには、 これに合致させることが必要でした。このように国の基準を画一的に適用す るのでなく、「地方の実情にあった基準による公共事業」への転換を図り、 公共事業のあり方を見直す必要がありました。 中山間地域など比較的交通量の少ない箇所の道路整備では、2車線(車道幅 員7m、大型車同士が対向できる)ではない 1.5車線(車道幅員5m、大型 車と普通車が対向できる)的道路改良を進めるなど、地域の実情にあった構 造・規格・工法・材料での道路整備を進めました。このことにより大幅にコ ストを縮減できるとともに、同じ予算でも整備区間が伸び、早期の整備が可 能となりました。 このような地方基準の公共事業について、志を同じくする15道県により、共 同研究や国に対する政策提言を行っています。今後は、民間の知恵を活用し、 さらに提言を重ねていきます。 県土整備部 県土整備政策局 技術調査課 ※関連リンク先 http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/081100/chihou/index.html ------4月の国土交通省報道発表等から-------- 〇4月20日 港湾の施設を予防保全型の計画的維持管理へ 〜技術基準の改正に伴い省令・告示で標準化〜 国土交通省 港湾局技術企画課 1.概要 港湾の施設については、今後、施設量の増加とともに老朽化が進展し、維持 ・更新費用が増大することが見込まれます。このため、港湾の整備に当たっ ては、重点的、効果的かつ効率的に実施するとともに、維持・更新費用の最 小化を図りつつ長期にわたって有効に活用していくことが不可欠です。その ためには、施設の変状や劣化による性能の低下を事前に防止する「予防保全 型」の考えを導入した計画的な維持管理に転換することが重要です。 このため、技術基準の性能規定化に伴う省令改正を機に、以下の省令・告示 を整えました。 ・「港湾の施設の技術上の基準を定める省令(平成19年国土交通省令第15)」 ・「技術基準対象施設の維持に関し必要な事項を定める告示(平成19年国土 交通省告示第364号)」 ・「港湾法施行規則の一部を改正する省令(平成19年国土交通省令第19号)」 2.省令改正及び新たな告示のポイント ・施設設置者による維持管理計画の策定を標準化 ・維持管理に関する専門技術者の位置付け ・技術基準対象施設の設置(建設等)許可等に当たっての維持管理方法の明 示を規定 3.公布及び施行 公布:平成19年3月26日(技術基準省令、維持基準告示) 平成19年3月28日(施行規則) 施行:平成19年4月1日 ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/11/110420_.html 〇4月27日 平成18年度国土交通白書について 国土交通省 総合政策局政策課 情報管理部調査室 平成18年度国土交通白書については、本日の閣議で配布、公表されましたの で、お知らせ致します。 (参考) <目次> はじめに 第T部 地域の活力向上に資する国土交通行政の展開 第1章 地域の置かれている状況〜社会・経済構造の変化の中で転換点 に立つ地域 第2章 社会・経済構造の変化に伴う地域における課題 第3章 地域活性化に向けた国土交通施策の展開 第U部 国土交通行政の動向 ※関連リンク先 http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/menu.html 〇4月27日 能登半島地震で被災した道路の復旧状況について 〜ゴールデンウィーク前に能登半島の道路が概ね復旧しました〜 国土交通省 道路局国道・防災課道路防災対策室 石川県 土木部道路建設課 平成19年3月25日の能登半島地震では、能登半島の生活と産業を支える幹線 道路である能登有料道路をはじめとして、国道 249号、主要地方道七尾能登 島公園線能登島大橋等の幹線道路が一時通行止めを余儀なくされましたが、 4月27日10時に能登有料道路が全線開通し、能登半島の道路は概ね復旧しま した。石川県と国土交通省は、今後、残る道路の復旧に向けて、引き続き一 丸となって取り組んでいくとともに、能登半島地域の重要な産業である観光 を支援するため、石川県が実施する「能登半島地震風評被害払拭キャンペー ン」と連携し、国土交通省のホームページで観光情報を提供する他、全国の 道の駅等で27日から能登半島地域の観光キャンペーンポスターを順次掲示す るなど、能登半島の復興に向け努力してまいります。 ※関連リンク先 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/06/060427_.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆最新の建設関係国家資格試験情報 ○1級・2級 造園施工管理技士の願書受付がまもなく開始! ・受付期間:平成19年5月24日〜6月7日 (インターネットによる受付)平成19年5月7日〜5月24日 ・試験日 :1級学科 平成19年9月2日 実地 平成19年12月2日 2級学科・実地 平成19年11月18日 ・実施機関:(財)全国建設研修センター 造園試験課 ○技術士補(第一次試験)の願書受付がまもなく開始! ・受付期間:平成19年6月25日〜7月9日 (インターネットによる受付)平成19年6月1日〜7月6日 ・試験日 :平成19年10月8日 ・実施機関:(社)日本技術士会(技術士試験センター) ○2級 建築施工管理技士の願書受付がまもなく開始! ・受付期間:平成19年6月29日〜7月13日 (インターネットによる受付)平成19年6月15日〜6月29日 ・試験日 :学科・実地 平成19年11月11日 ・実施機関:(財)建設業振興基金 試験研修本部 ○2級 電気工事施工管理技士の願書受付がまもなく開始! ・受付期間:平成19年6月29日〜7月13日 (インターネットによる受付)平成19年6月15日〜6月29日 ・試験日 :学科・実地 平成19年11月11日 ・実施機関:(財)建設業振興基金 試験研修本部 ○建設関係資格試験の詳細は http://www.zenken.com/sikaku/H19_sikaku.html ○新しい資格試験「コンクリート構造診断士」のお知らせ PC構造物を中心としたコンクリート構造物の診断・維持管理に関する幅広 い知識をもつ技術者を養成し、社会に貢献することを目的に新しい資格試験 制度「コンクリート構造診断士」ができました。 ・受付期間:平成19年7月5日〜7月31日 ・試験日 :平成19年9月6日 ・実施機関:(社)プレストレストコンクリート技術協会 ※詳しくは http://www.zenken.com/topics/2007_04/2007_04.html#pcsikakuseido ○資格試験に役立つ参考書等の技術図書斡旋割引について 本会では資格取得に役立つ参考書や様々な技術図書を紹介しています。 また、本会会員の皆様を対象に技術図書割引斡旋サービス(4割引)を実施 しています。 ※詳しくは http://www.zenken.com/service/service.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆技術試験合格体験記 本会HPでは、技術系公務員の方々の資格取得体験記を掲載しています。 (技術士) ・発注者の立場で技術士取得した理由 ・技術士にチャレンジする時 ・技術士(総合技術監理部門)合格の原動力は日常業務から ・技術士受験しませんか ・技術士第二次試験を振り返って ・建設部門(道路)の対策 ・官公庁技術者としての技術資格 ・スタートライン (一級建築士) ・資格取得と一級建築士の使命 (一級土木施工管理技士) ・若年技術者の技術力の向上を目指して ・技術士への遠い第1歩 ・一級土木施工管理技士の受験対策・・・野賀丘里さん(鳥取県西部総 合事務所県土整備局土木技師)の一部を以下に紹介します。 (冒頭の紹介) 私が一級土木施工管理技士を受験しようと思ったのは経験年数も浅く知 識不足で常に現場での指示・協議に自信が持てなかったためです。せめ て業者の方と対等に話ができるようになるために、また、土木技師とし て必要な知識を得るために受験しようと思いました。今までは現場で分 からないことに当たってから・・・・・・・・・ ※詳しくは http://www.zenken.com/sikaku/taiken/taiken2007/taiken_200704.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆本会の出版物から 〇今月の紹介図書 「平成19年 災害手帳」販売開始! ・内 容 この手帳は、災害復旧事業を進める実務担当者必携の書となっています。 今年版の主な改訂点は以下のとおりです。 @平成18年の凍上災に伴う通知文の掲載 A「美しい山河を守る災害復旧基本方針」の改訂(平成18年4月)に伴う 事項について B「河川環境の保全が可能となるような工法の基準についての一部改正に ついて(平成18年6月21日通知)」に伴う事項について C 「緩傾斜堤の設計の手引き」の改訂(平成18年2月)に伴う事項について ※図書の詳しい内容は http://www.zenken.com/syuppan/saigaikanren/saigaikanren.html#saigaitetyou ※ご購入のお申し込みは http://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html#KOUNYUU −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆平成19年度建設技術講習会の開催計画 平成19年度の開催計画一覧等を記載したリーフレットをホームページに掲載 しました。 ※詳しくは http://www.zenken.com/kensyuu/kensyuu_posuter.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■≪編集後記≫ 今年のゴールデンウィーク(GW)は比較的天気にも恵まれ、あちこちで気 持ち良さそうに泳いでいる鯉のぼりを目にすることができました。帰省、旅 行、休養…仕事と過ごし方は様々だったと思いますが、GWが過ぎてしまう と7月の海の日まで祝日がないので、ちょっと寂しい気がするのは私だけで しょうか?そんな私も元気に泳いでいる鯉のぼりに少し元気付けられたよう な気がします。 (オ) =================================== ■≪メールマガジン配信のご利用について≫ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆システムに関するお問合せ:soumu@zenken.dion.ne.jp ◆配信中止 : http://www.zenken.com/syusin/sinkan/sinkandel2.asp ◆アドレスの変更: http://www.zenken.com/zk_mm/zk_mm.html 上記のページで登録アドレスを解除して再登録をお願いし ます。 ◆このメールにご返信いただいても本会では受信できません。 =================================== ■≪発行・配信元≫:(社)全日本建設技術協会 http://www.zenken.com/ TEL :03-3585-4546 FAX :03-3586-6640 担 当 :会員課 kaiin@zenken.dion.ne.jp =================================== |