建築士資格の取得方法
 
  建築士となるためには、一級建築士については国土交通大臣が、二級・木造建築士については都道府県知事が 行う試験に合格し、それぞれの登録を受けなければなりません。
     
  1.試験
  (1)制度
         試験は「学科」と「設計製図」について別々に行われます。前年度「学科」に合格し、「設計製図」で不合格であった者や「設計製図」の試験を受験しなかった者は、「学科」の試験を受けずに「設計製図」の試験からの受験が可能です。(表−2)なお、いずれの試験についても試験事務は指定試験機関である(財)建築技術教育普及センターが実施しています。
         
        表―2


    (2)受験資格
        ア.一級建築士
       
         
        イ.二級・木造建築士
       

  (3)合格者数の推移
      最近5年間の合格者数は以下のとおりです。
       


  2.登録
       建築士になるためには、建築士試験に合格した後、一級建築士については国土交通大臣、二級・木造建築士については試験に合格した都道府県の免許を受けなければなりません。なお、試験の合格には有効期限がないため、登録は合格発表後の免許申請受付開始日以降いつでも申請することができます。