■Vol.61 2017年1月号〜12月号

 
■Vol.61 2017年1月号 新技術・新工法 UP ▲
▶新年のご挨拶
(PDF 153KB)
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p1
■特集 新技術・新工法 ▶i−Constructionの取組みについて
—建設現場の生産性向上を目指して—

国土交通省大臣官房技術調査課
嶋崎 明寛
p4
▶新技術の活用について
—新技術のさらなる活用促進を目指して—

国土交通省九州地方整備局九州技術事務所
小柳 典親
p8
▶高速道路におけるETC2.0プローブ情報の活用について
—高速道路における交通情報提供の高度化に向けて—

株式会社高速道路総合技術研究所交通環境研究部
 健
p11
▶港湾におけるICT導入に向けた取組みについて
—港湾工事の生産性向上について—

国土交通省港湾局技術企画課建設企画室
大場 昌幸
p14
▶ICTの活用等による新たな都市浸水対策の取組み
—「 雨水管理のスマート化」の実現に向けて—

国土交通省水管理・国土保全局下水道部流域管理官付
金城 弘典
p18
▶八戸漁港における木材を利用した液状化対策について
—流通拠点漁港の効率的な防災力の強化による水産資源維持向上への波及—

青森県三八地域県民局地域農林水産部三八地方漁港漁場整備事務所
奈良岡 勲
p23
▶新潟県におけるAI(人工知能)・IoT(モノのインターネット)技術の導入に向けて
—「 未来の建設現場の姿」を実現するための取組み—

新潟県土木部技術管理課
p26
■上徳不徳 ▶政府・公務員・エンゲージメント
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p29
■メンテナンスを支える取組み  ▶地域の宝 千住大橋の米寿(88歳)を祝う
国土交通省関東地方整備局東京国道事務所管理第二課
粕谷 日出夫
p31
▶大阪府における「地域維持管理連携プラットフォーム」の取組みについて
大阪府都市整備部事業管理室事業企画課防災・維持グループ
美馬 一浩
p34
■インフラ整備のストック効果  ▶大渇水を契機とした福岡市の配水調整システムの導入と様々な効果
福岡市水道局浄水部水管理課
嶌村 晃
p37
■トピックス ▶「ガイド東北」の進化(パワーアップ)に向けて!
〜電子版スタンプラリー等により東北への誘客機能を強化〜

国土交通省東北地方整備局企画部企画課
「ガイド東北」制作委員会
p40
■後輩技術者に向けたメッセージ㊴㊵ ▶ダム管理について思うところ
元国土交通省北陸地方整備局地方事業評価管理官
岡村 幸弘
p43
▶「しまなみ海道サイクリングロード」について
前愛媛県土木部長
田村 弘文
p47
■会計検査情報 ▶会計検査の指摘事例とその解説(53)
元会計検査院
芳賀 昭彦
p51
■全建通信 ▶全建NEWS
—平成28年度谷口功労賞・小沢賞・全建功労賞・長期会員の推薦について等—

 
p54
▶新刊紹介/詰碁・詰将棋
 
p56
▶Dr.クマの“健康のヒント”/全建正会員専用建設系公務員賠償責任保険制度 中途加入受付中!!
 
p57
▶平成28年度全建賞 エントリーの締め切りが迫っています!!/月刊「建設」の表紙写真を募集中!
 
p58
▶全建CPD制度を無料で利用いただけます
 
p59
▶編集後記
 
p60

<表紙写真>瀬戸内しまなみ海道(愛媛県今治市)
明けましておめでとうございます。 今月の表紙は、来島(くるしま)海峡大橋越しに見える瀬戸内海の日の出の写真です。 来島海峡大橋を含む瀬戸内しまなみ海道にあるサイクリングロードは、日本で初めて海峡を横断する自転車道で、アメリカCNN旅行では、「世界7大サイクリングコース」の1つとして紹介されるなど国内外から高く評され、「サイクリストの聖地」となっています。 これからの豊かな国土づくり、地域づくりには、既存のインフラを有効活用する「賢く使う」取組みを進め、インフラのストック効果を最大化させていく必要があります。このサイクリングロードを活用した取組みは、自転車通行空間の確保のみならず、官民連携、外国との提携、国際サイクリング大会の開催等多角的な試みを実施し、平成26年度の全建賞を授賞しました。 本号掲載の「後輩技術者に向けたメッセージ㊵」では、前愛媛県土木部長であられました田村様ご執筆記事におきまして「しまなみ海道サイクリングロード」完成までの話、開通後に発生した問題、自転車道・通行料金無料化までの道のりなど、会員技術者の皆様にとって参考になることと思います。 本年も会員の皆様が参考となる機関誌月刊「建設」となるよう務めて参りますので宜しくお願い致します。

提供:本州四国連絡高速道路株式会社
次回特集/「社会資本のストック効果」の予定です。
■Vol.61 2017年2月号 社会資本のストック効果 UP ▲
■巻頭言 ▶「住むなら和歌山市」の実現に向けて
(PDF 1.2MB)
和歌山市長
尾花 正啓
p2
▶社会資本のストック効果計測の課題
(PDF 241KB)
東京工業大学環境・社会理工学院教授
朝倉 康夫
p4
■特別寄稿 ▶今がチャンスのとき
株式会社キャンディッドプロデュース代表取締役社長・プロデューサー
残間 里江子
p6
■特集 社会資本のストック効果 ▶インフラストック効果について
—最大限かつ継続的な効果発現に向けて—

国土交通省総合政策局公共事業企画調整課
神田 真太郎
p9
▶圏央道のストック効果について
—つながる。まわる。圏央道。—

国土交通省関東地方整備局道路部計画調整課
押田 裕幸
p13
▶新東名(浜松いなさJCT〜豊田東JCT間)開通による地域活性化について
—新東名つながる! 豊田東JCT 浜松いなさJCT—

中日本高速道路株式会社名古屋支社
p16
▶「モノづくりあいち」を支える衣浦豊田道路
—ストック効果を生み出す物流拠点間ネットワークの整備—

愛知県建設部道路建設課
早野 将康
p19
▶大和川線の整備による効果について
—道路整備がもたらすストック効果—

堺市建設局大和川線推進室
p22
▶平成28年洪水における治水事業のストック効果について
—九州及び北海道における事例の紹介—

国土交通省水管理・国土保全局治水課
成田 秋義 他3名
p25
▶那珂川と周辺施設(道の駅)と一体となったにぎわい創出
—那珂川のかわまちづくり(茨城県城里町の事例)—

国土交通省関東地方整備局常陸河川国道事務所
八尋 裕
p29
▶真間川改修の進捗に伴い、かつての水害常襲地帯が「安全で安心できる街」に
—流域関係機関一体となった治水対策への取組み—

千葉県県土整備部河川整備課
鈴木 利幸
p32
▶砂防・地すべり対策のストック効果
—日本三大秘境「()()」の事例—

国土交通省四国地方整備局四国山地砂防事務所
平澤 良輔
p35
▶ええじゃないか!下水道〜甦れ伊勢のまち〜
—下水道整備による伝統行事の復活—

伊勢市上下水道部下水道建設課
倉野 隆宏
p38
▶港湾事業のストック効果
—暮らしを支える多様な効果—

国土交通省港湾局計画課
對木 努
p41
▶漁港・漁場のストック効果
—幅広い効果とそれをより発揮させる取組み—

水産庁漁港漁場整備部計画課
河野 大輔
p45
■上徳不徳 ▶「都市城壁とインフラ」史観
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p48
■平成29年度建設関係予算 ▶平成29年度建設関係予算の概要
(Ⅰ.国土交通省 Ⅱ.水産庁(水産基盤整備・漁港海岸・漁港災害復旧))

 
p50
■メンテナンスを支える取組み ▶「スマホ」を使って路面の状態を見える化と活用検討
〜スマートフォンのGPSと加速度センサーを利用した路面損傷の見える化〜

柏市土木部道路保全課
加藤 弘樹・吉田 博基
p65
▶舗装の下に隠れた金属のき裂を早期発見〜赤外線と電磁誘導と超音波の力で〜
阪神高速技術株式会社技術部
角 和夫
p68
■後輩技術者に向けたメッセージ㊶㊷ ▶土木・建築は「幸せ創造の原点」である
元山形県危機管理監
小山 寛
p71
▶橋を通して学び取ったこと
元熊本県土木部長
戸塚 誠司
p74
■地区連の頁—中部— ▶木曽川水系長良川における河床低下対策の実施について
岐阜県郡上土木事務所河川砂防課
渡辺 勇人
p77
▶中川橋改築工事について
名古屋市緑政土木局道路建設部道路建設課
後藤 誠
p78
▶ICTの活用に関する技術職員研修について
藤枝市総務部契約検査課
徳谷 安英
p79
▶業務を振り返って
富士市建設部道路整備課
古郡 美佳
p80
■全建通信 ▶全建正会員専用建設系公務員賠償責任保険制度中途加入受付中!!
 
p62
▶全建NEWS
—第630回建設技術講習会を横浜市で開催—

 
p81
▶詰碁・詰将棋
 
p82
▶Dr.クマの“健康のヒント”/オフサイドトーク
 
p83
▶編集後記
 
p84

<表紙写真>和歌山城と紅梅(和歌山県和歌山市)
今月の写真、和歌山城は、和歌山市の中心部に位置する標高48.9mの(とら)(ふす)(やま)に建造され、紀州藩55万5千石の居城でした。紀州徳川家は、水戸・尾張と並ぶ「徳川御三家」と呼ばれ、8代将軍吉宗、14代将軍家茂と2人の将軍を輩出したことは有名です。
第5代藩主である徳川吉宗は、紀ノ川の堤防を連続堤に改築して堤防の切れ目を無くすことにより、河原と洪水時には氾濫していた土地(氾濫原)を分離し、そして分離した氾濫原に紀の川から用水を引き、新田開発を行うという総合開発を実施しました。この手法は「紀州流治水工法」と呼ばれますが、吉宗が江戸幕府8代将軍に就任した後には利根川・荒川の治水・利水に採用され、見沼代用水を始めとする大規模灌漑事業を通じて、関東平野の生産活動の向上に寄与しました。
和歌山城には、今頃の季節には見頃の紅梅と水仙が咲き誇っています。今年は、暖かい日が続いたせいか、平年より少し早く、紅梅と水仙が咲きました。なお、和歌山城内各所では、『おもてなし忍者』が観光客の皆様をおもてなししており、和歌山市の観光地として常に上位ランキングに入っています。
また、和歌山市内は関西国際空港からアクセスがよく、和歌山城以外にも有名なアニメのモデルの舞台になったといわれる友ヶ島、万葉の時代から美しい風景で多くの人に愛されてきた景勝地和歌浦、和歌山グルメとして外すことが出来ない和歌山ラーメン等々、ここ10年間で外国人観光客も増加し、多くの観光客で賑わっています。

提供:一般社団法人和歌山市観光協会
次回特集/「災害に強い安全な国土づくり 復旧・復興に向けた取組み 」の予定です。
■Vol.61 2017年3月号 災害に強い安全な国土づくり〜復旧・復興に向けた取組み〜 UP ▲
■巻頭言 ▶災害に強いまちづくり宮城モデルの構築
(PDF 258KB)
宮城県知事
村井 嘉浩
p2
▶大規模災害への理解と信頼そしてリスクの受容と受忍のはざま
(PDF 281KB)
中央大学理工学部都市環境学科 教授
山田 正
p4
■特集 災害に強い安全な国土づくり〜復旧・復興に向けた取組み〜 ▶“防災意識社会”への転換
—「 大災害は必ず発生する」との意識を、社会全体で共有し、あらゆる災害に備える —

国土交通省水管理・国土保全局防災課
小澤 盛生
p6
▶平成27年9月関東・東北豪雨災害における福島県の取組みについて
— 道路被災後の早期交通開放を目指して —

福島県土木部道路管理課
高橋 英晴
p10
▶紀伊半島大水害発生に伴う未供用区間の迂回路活用について
— 紀伊半島大水害からの復旧・復興に向けて —

奈良県県土マネジメント部道路建設課
東田 直樹
p13
▶平成27年9月関東・東北豪雨後のハード・ソフト対策による復興状況について
— 鬼怒川緊急対策プロジェクトの推進について —

国土交通省関東地方整備局下館河川事務所
銭谷 秀徳
p16
▶山元町における復興まちづくり
—コンパクトで持続可能なまちづくり —

宮城県山元町震災復興企画課
佐藤 佳弘
p19
▶日本下水道事業団の災害支援
— 非常時も地方自治体を強力にサポート —

日本下水道事業団事業統括部事業課
中筋 康之
p23
▶大船渡港湾口防波堤災害復旧事業
— 津波から地域を守る湾口防波堤の復旧 —

国土交通省東北地方整備局釜石港湾事務所
末廣 文一
p26
▶宮城県の漁港・漁村における復旧・復興に向けた取組み
— 漁港・漁村の復旧・復興の取組みと今 —

宮城県農林水産部漁港復興推進室
佐藤 徹
p29
■メンテナンスを支える取組み  ▶産・学・官の連携でロボット活用を推進
国土交通省中部地方整備局企画部施工企画課
田口 智之
p33
▶実物大の研修用不具合堤防で変状を発見する能力を磨く 国土交通省近畿地方整備局近畿技術事務所品質調査課
前田 竜治
p36
■後輩技術者に向けたメッセージ㊸㊹  ▶物事を進める源は、モチベーション・信頼・協調
前国土交通省東北地方整備局企画部技術調整管理官
伊藤 友良
p40
▶地域を守る建設産業の発展に向けて
国土交通省九州地方整備局九州技術事務所長九州防災・火山技術センター副センター長
足立 辰夫
p43
■会計検査情報 ▶会計検査の指摘事例とその解説(54)
元会計検査院
芳賀 昭彦
p46
■地区連の頁 — 東 北 — ▶津軽ダム建設事業が完成
国土交通省東北地方整備局津軽ダム工事事務所
遠藤 俊彦
p49
▶「復興のシンボル」気仙沼大島大橋について
宮城県気仙沼土木事務所
小野 栄
p50
▶蟹沢2号配水池築造工事について 八戸市八戸圏域水道企業団浄水課
三浦 雄弥
p51
▶「けんせつ女子カフェ」オープンしました!
山形県県土整備部建設企画課
井上 洋子
p52
▶自ら考える力
岩手県県北広域振興局土木部河川港湾課河川砂防チーム
八木沢 真紀
p53
▶安心・安全な水を届けるために
青森市企業局水道部整備課
泉谷 勇気
p54
■全建通信 ▶全建NEWS
— 全建本部の平成29年度 事業計画・予算が承認されました 等—

 
p55
▶Dr.クマの“健康のヒント”
 
p62
▶全建正会員専用 建設系公務員賠償責任保険制度
 
p63
▶詰碁・詰将棋
 
p63
▶編集後記
 
p64

<表紙写真>つばめの(もり)地区・被災住民の移転先として整備された新市街地(宮城県亘理郡山元町)
宮城県山元町は、東日本大震災において甚大な被害を受け、復興事業の柱として、3つの新市街地を整備しました。今月の写真はそのうちの一つ、つばめの杜地区まちびらきや約6年ぶりとなるJR常磐線再開を喜ぶ住民の方々をはじめ、様々な写真を掲載しました。なお、詳しい内容につきましては、山元町震災復興企画課、佐藤さんの「山元町における復興まちづくり」の記事をご覧ください。
また、まちびらきに合わせてJR山下駅に高さ2メートル、長さが30メートルもある巨大壁画「Happyやまのもと」がお披露目されました。この壁画は、地域再生や鎮魂の願いが込めており、また町内の合戦原遺跡で発見された7〜8世紀の線刻画やサーフィンを楽しんでいる様子などが描かれ、町の過去、現在、未来を表現しています。現在は、地元スーパーにて常設展示しています。
最後に山元町で活躍中のゆるキャラ、山元町PR担当係長・ホッキーくん(左下から2番目)は、山元町の魅力を日々発信し、町の特産品、ホッキ貝のキャラクターである男の子です。当然、子供達にも大人気で「ゆるキャラグランプリ2016」にも出場しました。

提供:宮城県亘理郡山元町
次回特集/「技術の伝承・技術力の向上にむけて」の予定です。
■Vol.61 2017年4月号  技術の伝承・技術力の向上にむけて UP ▲
■巻頭言 ▶技術力について思うこと
(PDF 483KB)
国土交通省大臣官房技術審議官
五道 仁実
p2
▶ニッポンを支えるプロフェッショナル
(PDF 225KB)
東洋大学理工学部長兼理工学部生体医工学科教授
寺田 信幸
p4
■特集 技術の伝承・技術力の向上にむけて ▶若手技術者向け体験型技術講習会の取組み
— 産官協働による若手技術者育成の取組み —

国土交通省東北地方整備局東北技術事務所
松舘 豊久
p6
▶埼玉方式の「新たな技術の伝承」の始まり!
— 土木工事手順マニュアルの作成について —

埼玉県県土整備部総合技術センター
淋 信康・河名 清
p9
▶静岡県における土木技術職員の技術力向上にむけた取組み
—「 考え方」×「意欲」×「行政能力・技術能力」の向上を実現する取組み —

静岡県交通基盤部建設支援局技術管理課(建設技術監理センター駐在)
平井 武志
p12
▶県市町村連携による技術力向上の取組み
— 宮崎県における土木技術職員の技術力向上にむけた取組み事例 —

宮崎県県土整備部河川課
木田 昌志
p15
▶技師力の向上にむけて
—「そうだ!!技師に聞こう」と言われるために —

福山市建設局建設管理部建設政策課
小原 徹
p18
▶現場研修から得られるもの
— 豊橋市におけるバイオマス利活用センターの視察 —

豊橋市上下水道局下水道施設課
七原 秀典
豊橋市財務部契約検査課
浅井 洋一郎
p21
■上徳不徳 ▶財政再建至上主義の完全なる誤り
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p23
■技術資格試験合格体験記 ▶公共工事の品質確保のために — 公共工事品質確保技術者(T)—
宮崎県県土整備部西都土木事務所
橋 利典
p25
▶「公共調達の達人」への道 — 公共工事品質確保技術者(T)—
相模原市都市建設局道路部緑土木事務所
岩本 直登
p27
■土木の魅力が伝わる広報へ ▶魅力ある建設業に向けた取組みについて
大分市総務部契約監理課工事検査室
岩田 孝幸
p29
▶『群馬県建設関連企業 GUIDEBOOK 2016』
〜全国初!建設関連企業に特化した情報を発信!!〜

群馬県県土整備部建設企画課
p32
■社会資本のストック効果 ▶ダムが支える日本一の製紙業
国土交通省四国地方整備局吉野川ダム統合管理事務所
難波 怜
p34
▶安芸灘とびしま海道サイクリングロードにおける取組み
広島県土木建築局西部建設事務所呉支所
岡田 康博
p37
■会計検査情報 ▶会計検査の指摘事例とその解説(55)
元会計検査院
芳賀 昭彦
p40
■後輩技術者に向けたメッセージ 発想の転換(思い学び、学び思う)
元愛媛県道路都市局長
菅野 光義
p43
▶昭和57年長崎大水害で思うこと
元長崎県土木部技監
宮  東一
p47
■地区連の頁 — 関 東 — ▶先端材料資源研究センターの研究活動について
国立研究開発法人土木研究所先端材料資源研究センター
渡辺 博志
p50
▶既設道路照明灯のLED化について
相模原市都市建設局道路部路政課
山田 陽介
p51
▶八ッ場ダム建設工事現場視察について
宇都宮市上下水道局工事受付センター
柿沼 直登
p52
▶防災庁舎建設事業について
市原市総務部総務課
渡邉 誠
p53
▶甲府2040(ニイマルヨンマル)プロジェクトについて
甲府市建設部まち開発室建築指導課
大塚 たまき
p54
▶次々続々
群馬県県土整備部渋川土木事務所
生方 明日香
p55
■全建通信 ▶全建NEWS
— 平成28年度全建賞予備審査委員会の開催について 等—

 
p56
▶全建会員は無料で全建CPD制度に登録できます!
 
p58
▶Dr.クマの“健康のヒント”/詰碁・詰将棋
 
p59
▶全建メールマガジンのご案内
 
p60
▶月刊「建設」の過去の記事をホームページで閲覧することができます!!
 
p61
▶全建の建設系公務員賠償責任保険とは?〜4月から管理職になられた会員の皆様へ〜
 
p62
▶平成29年度 正会員・特別会員の技術図書4割引き(送本料サービス)斡旋サービス!
 
p64
▶技術力向上のために!〜全日本建設技術協会(全建)からのお知らせ〜
 
p68
▶編集後記
 
p72

<表紙写真>相模原市民桜まつり(神奈川県相模原市)
 今月の写真は、毎年4月に開催される、相模原市民桜まつりです。
 相模原市は、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)がほぼ全面開通したことにより、広域交流拠点として特に物流業界が進出するとともに、2027年開業予定のリニア中央新幹線の神奈川県駅(仮称)が設置される等、発展目覚ましい都市です。
 この桜まつりは、昭和49年市制施行20周年を記念し、市役所前桜通りの桜並木を生かして始められた市民団体の参加を中心としたおまつりです。市民の手作りによる催し物やパレードなどが2日間にわたり盛大に行われています。
 また、市役所前通りの桜並木は『かながわの花の名所100選』にも選ばれており、桜の開花に合わせて夜にはライトアップも行われ、夜桜が楽しめます。

提供:神奈川県相模原市
次回特集/「地域活性化の推進」の予定です。
■Vol.61 2017年5月号 地域活性化の推進 魅力ある地域づくりに向けて UP ▲
■巻頭言 ▶暮らしを楽しめる「まち」を目指して
(PDF 237KB)
弘前市長
葛西 憲之
p2
▶30年越しの宿題から
(PDF 201KB)
筑波大学システム情報系社会工学域教授
谷口 守
p4
■特集 地域活性化の推進 魅力ある地域づくりに向けて ▶‘魅せる土木’の工夫と効果的な情報発信による広報プロモーション
— 地域創生を推進するインフラツーリズム —

東京都市大学工学部都市工学科災害軽減工学研究室教授
吉川 弘道
p6
▶「みなとオアシス」の新しい制度がスタート
— みなとオアシスを活かした地域活性化に向けて —

国土交通省港湾局技術企画課
田中 豊和
p10
▶北の住まいるタウンの取組みについて
— 持続可能な地域づくりを目指して —

北海道建設部まちづくり局都市計画課
森川 裕美子
p14
▶荒川(阿武隈川支川)の土木遺産を活用した地域活性化の取組み
— 日本一の清流で、震災前の賑わいを取り戻す —

国土交通省東北地方整備局福島河川国道事務所
奥中 智行
p17
▶道の駅もてぎの取組みについて
—地域の「魅力」で新たな拠点形成 —

栃木県茂木町地域振興課
堀江 順一
p21
▶回転寿司のオープンにより漁業地域が活性化
— 漁港を活かした地域活性化への取組み —

石川県農林水産部水産課
中野 一希
p25
▶岐阜市の目指すべき将来都市像の実現に向けて〜岐阜市立地適正化計画〜
— コンパクトシティへの取組み —

岐阜市都市建設部都市計画課
生駒 正之
p28
▶鉄道沿線まちづくり協議会の取組みについて
— 広域連携型コンパクトシティの形成を目指して —

大阪府高石市政策推進部総合政策課
大坂 友和
p31
■技術資格試験合格体験記 ▶公務員技術者こそ総合技術監理部門を
—技術士(総合技術監理部門)—

札幌市水道局給水部工事課
藤田 将輝
p34
▶信頼される技術者を目指して
—技術士(建設部門)—

札幌市まちづくり政策局総合交通計画部新幹線推進室新幹線推進担当課
滝谷 是央
p36
▶技術士への挑戦
—技術士(建設部門)—

岐阜県古川土木事務所河川砂防課
奥原 常志
p38
▶一級建築士資格取得を目指して
—一級建築士—

福島県相双建設事務所建築住宅部建築住宅課
菅谷 真典
p40
▶技術者として自信を持つために
—1級土木施工管理技士—

新潟市土木部西部地域土木事務所建設課
齋藤 大治
p42
■トピックス ▶「i−Construction推進コンソーシアム」WG活動開始
国土交通省大臣官房技術調査課
嶋崎 明寛
p44
▶平成29年度土木工事積算基準等の改定について
国土交通省大臣官房技術調査課
桝谷 有吾
p46
▶社会資本情報プラットフォームの公開について〜社会資本情報の分野横断的な「見える化」の推進〜
国土交通省大臣官房技術調査課
城澤 道正
p49
▶横浜市における健康みちづくりについて
横浜市道路局計画調整部企画課
樽川 正弘
p51
▶堺市における下水再生水を熱源と水源に複合利用する事例について
堺市上下水道局下水道部下水道事業調整課
竹田 由実
p54
▶福岡市における官民連携事業による都市公園の賑わいづくりについて
福岡市住宅都市局みどりのまち推進部みどり推進課
小島 ゆい
p57
■土木の魅力が伝わる広報へ ▶つながる未来へ!庄の原佐野線 広報戦略「参加型の広報」により県民の自発的な参加を促す
前大分県土木建築部大分土木事務所
平野 祥司
p59
■後輩技術者に向けたメッセージ㊼㊽ ▶調査・計画に携わって
元国土交通省北陸地方整備局企画部技術調整管理官
蚊爪 利之
p62
▶愛媛県における建設業BCPの普及促進について
元愛媛県中予地方局建設部長
真田 憲高
p65
■地区連の頁 — 四 国 — ▶徳島小松島港金磯地区岸壁( 11m)予防保全事業について
前国土交通省四国地方整備局小松島港湾・空港整備事務所
壹反田 正好
p68
▶一般国道195号出合大戸(であいおおと)バイパス「出合ゆず大橋」架替事業について
徳島県南部総合県民局県土整備部那賀庁舎
p69
▶建設業の担い手確保・人材育成について
前香川県土木部技術企画課
浅野 康
p70
鏡的渕(かがみまとぶち)地区災害関連緊急地すべり対策事業について
高知県土木部防災砂防課
渡辺 元晴
p71
▶市道花園町線道路整備事業について
松山市都市整備部道路建設課
村井 望
p72
▶今後の河川技術者像について
前国土交通省四国地方整備局徳島河川国道事務所吉野川貞光出張所
井上 博義
p73
■全建通信 ▶全建NEWS
— 会員の新規加入及び会員継続のお願い 等—

 
p74
▶詰碁・詰将棋
 
p75
▶全建の「建設系公務員賠償責任保険」次期(8月始期)パンフレットを6月号とともに配布いたします!
 
p76
▶Dr.クマの“健康のヒント”
 
p78
▶編集後記
 
p79
▶平成29年度 公共事業品質確保技術者Ⅰ・Ⅱ資格試験のご案内
 
p80

<表紙写真>弘前城本丸石垣修理事業・石垣解体始め式(青森県弘前市)
 今月の写真は本年4月9日に開催されました石垣解体始め式の模様です。
 今回の石垣修理事業の発端は、昭和58年5月26日、日本海中部地震が発生。弘前市においても震度4を観測しました。弘前城本丸東側石垣の膨らみは、この地震による被害状況調査の過程で確認され、翌59 年、石垣を定期的に測量する「定点観測」に着手。定点観測では築石が毎年数ミリ〜数センチほどの規模で本丸側(内側)・濠側(外側)双方への移動を繰り返し、年月を重ねるごとに移動が濠側の一定方向に蓄積され、築石にずれが生じていることが確認されました。また専門業者による石垣概要診断調査を実施した結果、このまま変位が進行すると地震などの衝撃により、石垣が崩壊する危険性が指摘され、修理に至りました。
 石垣修理は、弘前城(天守)の真下も行われるため、弘前城を移動する必要があることから、総重量約400トンの3層からなる天守を平成27年に曳屋しました。全国的にも城が動くのは珍しく、大きく報道されました。
 そして今回の写真、4月9日に開催された石垣解体始め式では、今回の巻頭言ご執筆の葛西市長による武家言葉でのあいさつや地元中学生の演奏等の催しが行われた後、いよいよ市長の号令を合図に、石材がクレーンで持ち上げられました。この日から2年をかけて、弘前城本丸石垣約3000石の解体が進められていきます。

提供:青森県弘前市
次回特集/「災害に強い安全な国土づくり−備え編−」の予定です。
■Vol.61 2017年6月号 災害に強い安全な国土づくり 災害に備えた取組み UP ▲
■巻頭言 ▶みやざき新時代を築くための着実な基盤づくり
災害に備えた取組み

(PDF 338KB)
宮崎県知事
河野 俊嗣
p2
▶総合的防災対策の構築に向けて
(PDF 236KB)
東京大学環境安全本部防火防災部長・大学院情報学環総合防災情報研究センター長
田中 淳
p4
■特集 災害に強い安全な国土づくり −災害に備えた取組み− ▶水防災意識社会 再構築の加速化
— 北海道・東北地方を襲った一連の台風を受けた対応 —

国土交通省水管理・国土保全局河川計画課
奥田 晃久
p6
▶臨海部防災拠点の形成促進について
— 港湾を活用した円滑な被災地支援に向けて —

国土交通省港湾局海岸・防災課災害対策室
藤田 康介
p10
▶地域の防災拠点となる官庁施設
— 官庁施設の防災機能の強化と整備事例 —

国土交通省大臣官房官庁営繕部計画課
p14
▶津波災害における釧路開発建設部の取組み
— 震災から市民を守る取組みについて —

国土交通省北海道開発局釧路開発建設部道路計画課
廣瀬 篤
p17
▶首都直下地震道路啓開計画について
— 発災後の速やかな道路啓開に向けた取組み —

国土交通省関東地方整備局道路部道路管理課
山中 直人
p20
▶「四国広域道路啓開計画」の策定について
— 南海トラフ地震の大規模災害に備えて —

国土交通省四国地方整備局道路部
秋山 慎吾
p23
▶鬼怒川・小貝川下流域における「水防災意識社会」の再構築に向けた取組み
—「 水防災意識社会」の再構築に向けて —

国土交通省関東地方整備局下館河川事務所
星尾 日明
p26
▶東京都の「事前復興」に関する取組み
— 首都直下地震への備え —

東京都都市整備局市街地整備部企画課
p29
▶命を守るとくしま 0(ゼロ)作戦の取組みについて
— 大規模災害発生時の「死者ゼロ」を目指して —

徳島県県土整備部道路整備課
寺澤 文彦
p32
▶災害時に快適なトイレ環境を提供するマンホールトイレの整備
— 災害に強い下水道の確立を目指して —

熊本市上下水道局維持管理部管路維持課
白岩 武樹
p35
▶串本地域における水産物の生産・流通に関する事業継続計画
— 災害に備え、漁業活動の早期復旧を可能にする体制を目指して —

和歌山県串本町産業課
田邉 治
p38
■上徳不徳 ▶緊縮財政の輪廻構造
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p41
■技術資格試験合格体験記 ▶行政の技術職員が資格試験に臨む意味
— 一級建築士—

国土交通省四国地方整備局営繕部整備課
田中 優太郎
p43
▶メンテナンス時代への知識の構築
— コンクリート診断士—

国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所
肥川 雄二
p45
▶資格取得を目指して技術力アップ
— 1級土木施工管理技士—記事は、都合によりHP上では公開できません

国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所
片野 智博
p47
■トピックス 「i−Gesuido」の推進
生産性を高めるために

国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道事業課 事業マネジメント推進室
野杁 貴博
p49
■土木の魅力が伝わる広報へ ▶防災教育学習「こども防災キャンプ」について
高知県土木部防災砂防課
近澤 妙
p52
■会計検査情報 ▶会計検査の指摘事例とその解説(56)
元会計検査院
芳賀 昭彦
p54
■後輩技術者に向けたメッセージ ▶これからの社会資本整備を担っていく皆様方へ
元国土交通省北陸地方整備局北陸技術事務所長
古川 正幸
p57
■地区連の頁  — 北 海 道 — ▶公共施設見学ツアー(ダムツーリズム)について
— 豊平峡ダム・定山渓ダム —

国土交通省北海道開発局豊平川ダム統合管理事務所
高橋 和政
p60
▶盤渓北ノ沢トンネル ウォーキングイベントについて
札幌市建設局土木部工事課
笹川 雄司
p61
▶「参加者同士の交流会・講師との意見交換会」に参加して
北海道函館建設管理部事業室事業課
金子 史樹
p62
■全建通信 ▶2017年度建設系公務員賠償責任保険制度の新規・更新受付開始!!
 
p13
▶詰碁・詰将棋
 
p51
▶第60回定時社員総会開催のご案内並びに総会における決議事項及び報告事項
 
p63
▶全建NEWS
 — 会員の新規加入及び会員継続のお願い 等 —

 
p74
▶Dr.クマの“健康のヒント”
 
p76
▶編集後記
 
p77
▶あなたも品確技術者資格試験を受験しませんか — 全建会員の皆様へ —
 
p78
▶平成29年 災害関連図書のお知らせ!
 
p79

<表紙写真>平成29年度水防演習
 今月の月刊「建設」は、「災害に強い安全な国土づくり〜災害に備えた取組み〜」について特集しています。近年、地震や台風などによる災害が多発し、また激化していますが、いざ災害が起きた時でも日頃からの“備え”が防災、減災へとつながっていきます。
 今月の表紙写真は、“備え”の1つとなる水防訓練です。5月が水防月間(北海道は6月)であるのに併せ、水防訓練が各地で開催されました。水防月間は、昭和61年の台風10号による出水の際の水防活動を契機として、水防活動が極めて重要であることが再認識されたことを受けて、水防の重要性を国民に周知することなどを目的として、昭和62年度に制定されました。毎年出水期前の5月(北海道は6月)に水防訓練を減災の取組みの一環として実施し、梅雨や台風の時期を迎えるにあたり、国民一人ひとりが水防の意義及び重要性について理解を深められるよう、関係機関と協力し、取組みを実施しています。

提供:国土交通省水管理・国土保全局
次回特集/「社会資本の戦略的な維持管理」の予定です。
■Vol.61 2017年7月号 社会資本の戦略的な維持管理 メンテナンスを支える様々な取組み UP ▲
■巻頭言 ▶サイクリングパラダイス愛媛
〜自転車新文化の推進〜

(PDF 253KB)
愛媛県知事
中村 時広
p2
▶インフラ維持管理に関わる「地域格差」と「財政難」
(PDF 236KB)
東北大学大学院工学研究科教授・東北大学インフラ・マネジメント研究センター長
久田 真
p4
■特集 社会資本の戦略的な維持管理 −メンテナンスを支える様々な取組み− ▶インフラメンテナンス国民会議について
— 確実かつ効率的なインフラメンテナンスの推進に向けて —

国土交通省総合政策局 公共事業企画調整課
大臣官房 技術調査課
公共事業調査室
p6
▶急速に進む構造物の老朽化に対応するための技術開発の推進
— 現場支援のための維持管理技術開発の取組み —

国土交通省関東地方整備局関東技術事務所維持管理技術課
髙橋 晃浩
p10
▶標高1187m 国道153号積雪地域における橋梁の老朽化補修対策
— 再劣化の補修対策を踏まえた補修計画の立案 —

国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所
伊東 義人
p13
▶津波防災緑地を活用した公園の官民協働による維持管理を通じたまちづくり
— ハードからソフトへの転換による賑わいの創出 —

岩手県野田村復興むらづくり推進課
三ヶ森 善智
p17
▶福島県における下水道ストックマネジメント計画策定の支援
—実践からはじめるストックマネジメントのすすめ! —

福島県土木部下水道課
前田 盛夫
p20
▶空港施設維持管理に係る取組み
— 地方管理空港に対する技術支援 —

国土交通省大阪航空局空港部土木建築課
齋藤 秀樹
p23
▶長崎県における港湾施設等の維持管理計画について
— システム化による計画的補修 —

長崎県土木部港湾課
近藤 薫
p26
▶第1回インフラメンテナンス大賞の実施について
国土交通省総合政策局 公共事業企画調整課
大臣官房 公共事業調査室
p28
■トピックス ▶日本アセットマネジメント協会の設立と今後の活動
一般社団法人日本アセットマネジメント協会会長

京都大学経営管理大学院教授・経営研究センター長
小林 潔司
p30
▶日本プロジェクト産業協議会 国土・未来プロジェクト研究会 提言 「未来を拓くリーディング・プロジェクト」
一般社団法人日本プロジェクト産業協議会国土・未来プロジェクト研究会委員長
公益財団法人 日本道路交通情報センター副理事長
藤本 貴也
p32
▶水環境を支える下水道による市民科学
国土交通省水管理・国土保全局下水道部流域管理官付
岩井 聖
p34
▶石巻 川開き祭りと川村孫兵衛
国土交通省東北地方整備局北上川下流河川事務所
大澤 修一
p37
■技術資格試験合格体験記 ▶メンテナンス技術の向上のために — コンクリート診断士—
岩手県県土整備部都市計画課
橘 富和
p40
■諸外国のインフラ情報 ▶パナマ運河拡張プロジェクトの概要及び国際海上物流への影響
在パナマ日本国大使館二等書記官
河内 昭徳
p41
■社会資本のストック効果 ▶トマトの村を支える日下川★くさかがわ★放水路
〜シュガートマトで村おこし『オムライス街道』〜

国土交通省四国地方整備局高知河川国道事務所
久藤 勝明
p45
▶水辺の整備により観光客が増加
〜最上川の舟運で栄えた歴史的な地域資源を活用〜

国土交通省東北地方整備局山形河川国道事務所
藤原 孝
p48
■会計検査情報 ▶会計検査の指摘事例とその解説(57)
元会計検査院
芳賀 昭彦
p51
■後輩技術者に向けたメッセージ(50)(51) ▶東日本大震災等を振り返って
前宮城県仙台土木事務所長
門傳 淳
p54
▶チームワークに磨きをかけ危機に備える
長野県建設部砂防課長
田下 昌志
p57
■地区連の頁 — 北 陸 — ▶官民連携による若手技術者の確保に向けた見学会について
国土交通省北陸地方整備局
金沢港湾・空港整備事務所
西條 正輝
p60
▶若松配水池耐震補強工事について
金沢市企業局建設部建設課
千原 申三
p61
▶地元に喜ばれる道路を目指して日々奮闘
長岡市土木部道路建設課
野村 礁貴
p62
■全建通信 ▶詰碁・詰将棋
 
p53
▶全建NEWS
— 大石久和本協会会長が、土木学会の会長に就任 等ー

 
p63
▶「 伝承プロジェクト」〜全建出前講座〜【熊本地震からの復旧・復興について】
 
p66
▶新企画! ねぇ知ってる?!日本の国土のこと クイズにチャレンジ!
 
p68
▶建設系公務員賠償責任保険制度についてのQ&A
 
p69
▶Dr. クマの“健康のヒント”
 
p70
▶全建会員は無料で全建CPD制度に登録できます!
 
p71
▶平成29年 災害復旧関連図書のお知らせ!
 
p72
▶建設技術講習会のご案内
 
p73
▶「教養・育児図書」が2割引でご購入できます!
 
p76
▶編集後記
 
p79

<表紙写真>ミズベリング信濃川やすらぎ堤
 今月は「河川愛護月間」です。
 地域と一体となった良好な河川環境の保全・再生や地域社会と河川との関わりの再構築、河川の適切な利用の推進のための様々な活動が全国の河川で実施されます。
 会員の皆様も近隣の河川での取組みに参加されてはいかがでしょうか。表紙写真は、新潟市中心市街地にある「ミズベリング信濃川やすらぎ堤」です。
 「やすらぎ堤」は、信濃川の洪水被害を防ぐとともに豊かな水辺環境の創出に寄与するものとして、昭和62年より整備してきました。今では、春から秋にかけて様々なイベントの開催場所となり、新潟市中心市街地の貴重な水辺空間として多くの市民に利用、親しまれていることから平成28年のミズベリングプロジェクトの中でも話題を集め、新潟市長自らが全国にPRされました。
 夏の「やすらぎ堤」は、夕方になると川からの涼風が大変気持ち良く、夏季限定でオープンするカフェなどで夕日を眺めながらゆったりとした時間を過ごすというのも素敵なのではないでしょうか。新潟市に訪れた際は、ぜひ「やすらぎ堤」にお立ち寄りください。

提供:新潟市、協力:国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所
次回特集/「平成28年度 表彰」の予定です。
■Vol.61 2017年8月号 平成28年度表彰 UP ▲
▶平成28年度表彰及び第60回定時社員総会が開催されました。
(PDF 893KB)
 
p1
▶平成28年度 全建賞受賞事業一覧
 
p5
▶事業評価 事業の概要・成果
 
p8
■谷口賞・谷口功労賞・小沢賞・全建功労賞 ▶谷 口 賞
 
p85
▶谷口功労賞
 
p85
▶小 沢 賞
 
p86
▶全建功労賞
 
p88
■上徳不徳 ▶調達制度
一般社団法人 全日本建設技術協会
会長

大石 久和
p95
■全建通信 ▶全建正会員専用建設系公務員賠償責任保険制度中途加入受付中!
 
p94
▶全建NEWS
—第60回定時社員総会が開催される 等—

 
p97
▶ねぇ知ってる?!日本の国土のことクイズにチャレンジ
 
p99
▶2018(平成30)全建手帳 8月下旬に改訂発 します!
 
p100

<表紙写真>平成28年度全建賞受賞写真
 今月の表紙は、平成28年度全建賞を授賞されました77事業から、道路部門、都市部門、港湾部門から1編ずつ、また今回から道路や河川といった特定のインフラ整備部門に係わらない、「特定のインフラに係わらない公共事業全般に関する取り組み」から2編を選び、表紙としました。
 道路部門からは、「片品川橋の耐震補強」(P11参照)です。片品川橋は、群馬県の関越自動車道に位置する長大トラス橋で、今回の耐震補強工事は平成28年度の土木学会・田中賞作品部門も受賞しました。
 都市部門からは、「金沢城公園 第二期整備事業」(P43参照)です。この事業は、史実に沿った金沢城復元事業として平成7年度から着手。10年間にわたる第一期整備に続き、平成18年度からは第二期整備を開始。今回の写真の「橋爪門」は城内で最も格式が高いとされる門の復元です。また、立体的な造形が特徴の「玉泉院丸庭園」も再現され、北陸新幹線金沢開業に合わせて供用されました。なお9月20日から金沢市で開催される第634回建設技術講習会・現場研修にて見学の予定です。
 港湾部門からは、「南本牧はま道路整備事業」(P59参照)です。この事業は、臨港道路の海上橋梁や陸上高架橋などを整備した事業ですが、大規模かつ制約条件の厳しい施工環境の中、実施。写真にある国内最大級のフローティングクレーン(3,000t吊)を用いて海上橋梁部の上部桁を3分割で架設されました。
 最後に、特定のインフラに係わらない公共事業全般に関する取り組みから、1つ目は「「もっと女性が活躍できる建設業」地域協働推進事業」(P79参照)です。建設業界において若年入職者の減少、技術者の高齢化により技術等の伝承が難しくなっている中、女性の職業選択肢として挙がるよう、建設業界で活躍する女性が撮影されたイメージアップカレンダーの作成や配布、また公共事業・防災等について子供達に解説する出前講座等、全国的にも珍しい独創的な取り組みを積極的に行った点が評価されました。
 2つ目は、「平成28年台風7号及び平成28年8月20日からの大雨に伴う緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)の活動」(P83参照)です。平成28年8月中旬から相次いで北海道に上陸・接近した台風などによる大雨被害に伴う災害対応として複数の地方整備局からの派遣隊を含む、延べ866人により1ヵ月に亘り、対応範囲が広い北海道にて迅速な被害調査や応急対応が実施されました。

提供:東日本高速道路株式会社関東支社、石川県土木部、国土交通省関東地方整備局京浜港湾事務所、
島根県、国土交通省関東地方整備局
■Vol.61 2017年9月号 土木の魅力が伝わる広報へ UP ▲
■巻頭言 ▶神戸開港150年を迎えて
(PDF 912KB)
神戸市長
久元 喜造
p2
▶地方創生の特効薬:インフラツーリズム
−インフラツーリズム推進会議の始動−

(PDF 368KB)
東京都市大学工学部都市工学科教授
吉川 弘道
p4
■特集 土木の魅力が伝わる広報へ ▶土木広報のすすめ
— 国民から信頼される公共事業のために —

公益財団法人日本道路交通情報センター
藤本 貴也
p6
▶土木広報と「静岡どぼくらぶ」による取組
— 知られなければやっていないのと一緒。広報で仕事のモチベーションもアップ —

静岡県交通基盤部管理局政策監付企画班
福田 達樹
p10
▶観光・地域づくりに向けたインフラツーリズムの推進
— インフラ活用による地域活性化を目指して —

国土交通省総合政策局公共事業企画調整課
p14
▶道路行政に関する広報の取組み
— 新たなターゲットに向けて —

国土交通省近畿地方整備局道路部計画調整課
岸本 安弘
p17
▶ドローン動画で旧北上川・北上川・鳴瀬川の魅力や復旧・復興状況等を体感!!
—動画やSNSを積極的に活用した広報活動 —

国土交通省東北地方整備局北上川下流河川事務所調査課
大澤 修一
p20
▶マンホールが観光資源に
— 下水道の大切さを理解してもらうためのマンホールカードの取組み —

足利市上下水道部下水道課
松場 政芳
p23
■トピックス ▶ハザードマップポータルサイトがさらに使いやすくなりました
国土交通省水管理・国土保全局防災課大規模地震対策推進室
伊藤 裕之
p26
▶「奥入瀬(おいらせ)フィールドミュージアム」
〜立ち止まるから、見えてくる〜

青森県県土整備部道路課
工藤 一彦
p29
▶南海トラフ巨大地震に備える堤防等の整備
国土交通省四国地方整備局那賀川河川事務所
鎌田 卓
p32
▶脱ダム宣言から16年 浅川ダム運用開始!
治水専用ダムの竣工に至るまでの経緯と念には念をいれた安全確保の取組み

長野県建設部河川課
上條 敦志
p35
■技術資格試験合格体験記 ▶オッサンでもまだまだいけます
一級建築士高齢取得の可能性 戦い方次第でなんとかなります(たぶん)

— 一級建築士— 愛知県建設部建築局公営住宅課
谷山 徹久
p39
▶土木技術者としての第一歩
— 1級土木施工管理技士—

山形県南陽市建設課土木係
小松 直人
p42
■社会資本のストック効果  ▶新たな真田街道 上信自動車道
〜開通によるストック効果〜

群馬県県土整備部道路整備課
若田部 純一
p44
■会計検査情報 ▶会計検査の指摘事例とその解説(58)
元会計検査院

 
芳賀 昭彦
p47
■後輩技術者に向けたメッセージ(52)(53) ▶復旧・復興を超えて
〜大災害に学ぶ〜

元福島県土木部長
松本 英夫
p50
▶インフラメンテナンス時代のインハウスエンジニアの心得
富山市建設部建設技術統括監
植野 芳彦
p53
■地区連の頁 — 近 畿 — ▶にぎわいプロジェクト“淀川アーバンキャンプ”について
国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所
津田 雄一
p56
▶平成28年度兵庫県道路橋メンテナンス講習会の実施
兵庫県県土整備部土木局道路街路課
松島 翔子
p57
▶五條土木管内にてサイクリング・モニターツアーを実施
奈良県五條土木事務所計画調整課
松本 敏典
p58
▶「川の流れを人の流れへ」草津川跡地の公園化事業
草津市建設部草津川跡地整備課
間宮 豊香
p59
■全建通信 ▶Dr.クマの“健康のヒント”
 
p41
▶詰碁・詰将棋問題
 
p43
▶詰碁・詰将棋解答
 
p49
▶全建NEWS
—実地研修会「東日本大震災の復興の現状〜復興に向けた現在の取り組み〜」を開催 等—

 
p60
▶建設技術講習会のご案内(10月開催)
 
p62
▶ねぇ知ってる?!日本の国土のこと クイズにチャレンジ!
 
p63
▶全建正会員専用建設系公務員賠償責任保険 中途加入受付中!! 
2018(平成30)全建手帳 8月に改定発刊しました!

 
p64

<表紙写真>奥入瀬渓流
 澄んだ空気と木漏れ日がキラキラと輝く「奥入瀬渓流」には、いくつかの渓流と滝が続き、様々な水の音が聞こえてきます。表紙写真は、観光客で賑わう様子が写っています。
 今回は、渓流で一番流れが激しく、最も美しいとされる景勝地「阿修羅の流れ」です。苔むした大きい岩の間を荒々しく水が流れていく様子は、正しく戦闘神・阿修羅の様に力強さを感じます。また観光冊子やポスターなどに使用されることが多く、休日や秋の紅葉シーズンは、観光客が多く訪れます。
 今月号のトピックスでは、奥入瀬渓流の魅力を伝えた「奥入瀬フィールドミュージアム」 立ち止まるから、見えてくる  を掲載しています。「奥入瀬フィールドミュージアム」とは、奥入瀬という地域を天然の野外博物館と見立て、苔に代表される大小様々な植物や昆虫を1つの作品として鑑賞・自然を満喫してもらうことを趣旨としています。
 観光シーズンに発生する交通渋滞は、自然に悪影響を及ぼす他、観光客の快適性が損なわれるので、平成25年度より青 山バイパスに着手されました。詳しい内容につきましては、29頁をご覧ください。
 様々な水の音や小鳥のさえずりなど、自然が織りなすパワースポット「奥入瀬渓流」にぜひお越しください。

提供:青森県県土整備部道路課
次回特集/「公共工事の品質確保と入札契約制度の適正化」の予定です。
■Vol.61 2017年10月号  公共工事の品質確保と入札契約制度の適正化 UP ▲
■巻頭言 ▶「輝き あんしん プラチナ社会」の実現にむけて
〜公共工事の品質確保と入札契約制度の適正化〜

(PDF 276KB)
山梨県知事
後藤 斎
p2
▶品質、確保
(PDF 244KB)
東京大学大学院新領域創成科学研究科国際協力学専攻教授
堀田 昌英
p4
■巻頭座談会 ▶イノベーションが切り拓く
新時代と国土交通行政(前編) 〜第1回 建設技術政策懇談会を開催しました〜

 
メンバー  大石 久和(座長)/太田 昭宏/斎藤 保/坂村 健/森 昌文
p6
■特集 公共工事の品質確保と入札契約制度の適正化 ▶品確法運用指針の現状と様々な入札契約制度
品確法の理念の実現に向けて

国土交通省大臣官房技術調査課
鈴置 真央
p13
▶多様な入札契約方式モデル事業による地方公共団体への発注者支援
多様な入札契約方式の導入・活用の促進

国土交通省土地・建設産業局建設業課
山根 健太郎
p17
▶良質な公共建築を整備し、長期に維持していくために
公共建築の品質確保に向けた官庁営繕部の取組み

国土交通省大臣官房官庁営繕部計画課
p22
▶担い手の中長期的な育成・確保の推進に向けた取組み
若手技術者育成・職場環境整備を促す評価

国土交通省四国地方整備局港湾空港部
森田 真治
p26
▶より実効性の高い取組みを進めるために
公共工事の品質確保に関する北海道の取組方針

北海道建設部建設政策局建設管理課
山中 広徳
p29
▶設計・施工一括発注方式(DB方式)の導入
公共事業の品質確保に向けた相模原市の取組み

相模原市都市建設局下水道部下水道整備課
渋谷 光司
p32
■上徳不徳 ▶調達制度 品確法の誕生
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p35
■技術資格試験合格体験記 ▶自己の技術研鑽と行政技術者の信頼を高めるために
—技術士(建設部門:土質及び基礎科目)—

国土交通省九州地方整備局
古賀 忠直
p37
▶信頼される技術者を目指して
—技術士(建設部門:鋼構造及びコンクリート)—

山形県村山総合支庁建設部
吉田 博之
p39
▶平成30年度
建設関係予算概算要求の概要(Ⅰ.国土交通省 Ⅱ.水産庁)
〜平成30年度予算概算要求の基本方針とポイント 等〜

 
p41
■トピックス ▶「命を守る水害読本」編集後記
 
佐藤 寿延
p57
▶「河川法改正20年 多自然川づくり推進委員会」提言がとりまとめられました。
〜「持続性ある実践的な多自然川づくり」に向けて〜

 
国土交通省水管理・国土保全局河川環境課
p61
■土木の魅力が伝わる広報へ ▶福井河川国道事務所におけるSNS広報の取組みとその効果
〜SNSを使った取組み〜

 
村岡 宏・中村 圭吾
p65
■社会資本のストック効果 ▶砂防堰堤の施設効果について
〜平成26年8月20日広島土砂災害における大町7号砂防堰堤の効果〜

 
大塚 尚志
p68
■会計検査情報 ▶会計検査の指摘事例とその解説(59)
事例1 鉛直土圧は矢板を引き抜かない計算
事例2 炭素繊維シートの選定不適切で工事費過大

 
芳賀 昭彦
p71
■後輩技術者に向けたメッセージ(54)(55) ▶平成23年9月の台風15号による庄内川の越水対応について
 
山本 昭弘
p74
▶ごみ焼却施設移転から10年の検証
 
松本 英則
p77
■地区連の頁 — 中 国 — ▶第68回 中国地方技術研究会について
 
水永 勲
p80
▶中国技術事務所における自治体支援について
 
桃崎 英輝
p81
▶技術者の育成「 実りある(まな)(びや)」について
 
升本 裕子
p82
▶「 しまね建設産業イメージアップ女子会」の活動について
 
今川 文
p83
■全建通信 ▶詰碁・詰将棋
 
p40
▶全建正会員専用建設系公務員賠償責任保険 中途加入受付中!!
 
p54
▶全建NEWS
ー第633回建設技術講習会を盛岡市で開催 等ー

 
p84
▶Dr.クマの“健康のヒント”
 
p85
▶ねぇ知ってる?!日本の国土のこと
クイズにチャレンジ!2018(平成30)全建手帳 8月に改訂発刊しました!

 
p86
▶建設技術講習会のご案内(11月開催)
 
p87
▶編集後記
 
p88

<表紙写真>秋の楽しみ(山梨県山梨市)
秋の楽しみ(山梨県山梨市)
 10月は、「都市緑化月間」です。都市公園などの整備、緑地の保全や緑化の推進など総合的な都市緑化施策を図るため、全国で啓発活動を行われます。
 今月は、公園としては、大変珍しい「山梨県笛吹川フルーツ公園」を紹介します。
 園内には、多数の木々は、もちろんの事、観賞用として山梨県を代表する桃やブドウを始め、キウイやザクロ、アケビ等、店頭にしか見たことのない沢山のフルーツが「オーチャード」を始め、様々な場所で栽培されています。また公園内には、天候に左右されることなく、子供達がおもいっきり遊ぶ「わんぱくドーム」、コンサートが催される「野外ステージ」等、多数の施設があります。さらに公園から甲府盆地を望む夜景は「新日本三大夜景」に選出され、そんな素敵な夜景や隣接するチャペルなどがロマンチックなスポットとして「恋人の聖地」として認定されています。山梨県笛吹川フルーツ公園までのアクセスも大変便利ですので、ぜひお越しください。
 なお、11月15日〜17日に山梨県甲府市にて「災害に強い安全な国土づくり」と題して、建設技術講習会を開催します。建設系公務員技術者には、毎年のように全国各地で発生する自然災害から国民生命と財産も守る役割・責務が求められています。激甚化する災害の備え、その対応等、最新の防災対策について講演されますので、多数のご参加者をお待ちしております。

提供:山梨県笛吹川フルーツ公園
次回特集/「地域活性化の推進」の予定です。
■Vol.61 2017年11月号 地域活性化の推進−交流と連携による未来の地域づくりに向けて− UP ▲
■巻頭言 ▶未来に繋ぐまちづくり
(PDF 309KB)
岐阜市長
細江 茂光
p2
▶物流から地域活性化を考える
(PDF 299KB)
関西学院大学総合政策部都市政策学科教授
角野 幸博
p4
■巻頭座談会 イノベーションが切り拓く新時代と国土交通行政(後編)
〜第1回 建設技術政策懇談会を開催しました〜

メンバー 
大石 久和(座長)
 太田 昭宏
 斎藤 保
 坂村 健
 森 昌文
p6
■特集 地域活性化の推進—交流と連携による未来の地域づくりに向けて— ▶人口減少を克服し地方の創生を目指す
地方創生の取組みについて

内閣府地方創生推進事務局
小林 賢也
p13
▶広域的な利用者増加による地域活性化に期待
高速道路から道の駅への一時退出実験開始

国土交通省関東地方整備局道路部交通対策課
柴崎 聡
p17
▶近くて遠い「地域」と「SA」を共存していく存在に
高速道路のサービスエリアを活用した地域活性化に向けて

さぬき市建設経済部都市計画課
山下 譲
p20
▶水辺空間のオープン化
ミズベリング信濃川やすらぎ堤の取組みについて

新潟市都市政策部まちづくり推進課
中山 博志
p23
▶地域活性化に繋がるコンパクト・プラス・ネットワーク
「発展型コンパクトシティひろさき」の実現に向けて

弘前市都市環境部都市政策課
p26
▶屋外駐車場のリノベーションによる賑わい創出
駐車場活用広場「新栄テラス」の取組みについて

福井市都市戦略部都市整備室
城地 泰正
p29
▶行政のできる空き家再生の新たな限界
空き家を活かした郡上八幡の新たな挑戦

岐阜県郡上市商工観光部
武藤 隆晴
p32
▶むつざわの潜在的な価値を掘りおこして、ここから芽吹かせる、育てるプロジェクト
町民誰もが健康で幸せに、また安心してくらし続けることができるまちづくりのために“むつざわ版コンパクトシティ”の構築

千葉県睦沢町まちづくり課
大塚 晃司
p35
▶訪日クルーズ旅客数500万人時代に向けて
クルーズ船の寄港による地域活性化

国土交通省港湾局産業港湾課
中野 武
p38
▶漁港の多機能化によって漁村地域を活性化
漁港を活用した漁村地域の活性化の取組み

北海道渡島総合振興局水産課
古明地 恵一
p42
■トピックス ▶平成29年7月九州北部豪雨災害の概要と対応
〜過去最大級の流木災害〜

 
林 孝標
p45
▶地域の生活を支える「()()(がね)トンネル」
 
長坂 剛
p49
■土木の魅力が伝わる広報へ 「防災親子さるく」の開催について
〜昭和57年7月23日の長崎大水害を忘れないために〜

 
池田 崇寛
p52
■会計検査情報 ▶会計検査の指摘事例とその解説(60)
事例1  更新した既設管を撤去せず道路陥没のおそれ(計画不適切)  事例2  炭素繊維シートの経済的な設計について(改善の処置)

 
芳賀 昭彦
p55
■後輩技術者に向けたメッセージ(56) ▶白山砂防事業と伊豆大島テックフォースを振り返って
 
東川 敏
p58
■地区連の頁 — 九 州 — ▶浦添北道路・臨港道路浦添線について
〜周辺道路の渋滞緩和、那覇港・那覇空港へのアクセス性向上〜

 
知名 広道
p61
▶若手下水道職員の技術力向上対策
〜長崎県版 下水道場〜

 
本嶋 太博
p62
▶かわまちづくり支援制度を活用した市街地の安らぎ空間づくりについて
 
堤 康秀
p63
▶谷山地区連続立体交差事業について
 
源川 祐介
p64
▶こどもの国公園の園路整備について
 
山根 康稔
p65
■全建通信 ▶全建NEWS
−平成29年度全国事務局長会議を開催 等−

 
p66
▶詰碁・詰将棋
 
p67
▶建設技術講習会のご案内(11月開催)
 
p68
▶ねぇ知ってる?!日本の国土のことクイズにチャレンジ!
 
p69
▶「 2017年度建設系公務員賠償責任保険制度」中途加入受付中!
 
p69
▶“「 危機感のない日本」の危機 大石久和 著”を読んで
 
松田 芳夫
p70
▶Dr. クマの“健康のヒント”
 
p71
▶編集後記
 
p72

<表紙写真>歴史を感じる岐阜のまちなみ
 岐阜市の『長良川プロムナード(市道長良1号線)』は、長良川鵜飼が行われる清流長良川の右岸に位置し、正面には織田信長公ゆかりの岐阜城を頂く金華山を望む河畔の遊歩道です。美しい景色を眺めながらの散策やジョギングのほか、川沿いに設置されたウッドデッキでは夕涼みや鵜飼鑑賞も楽しめ、市民や来訪者の憩いの場として親しまれています(写真左下)。そして「長良川の中流域」は水がきれいなことで有名で、名水100選として選ばれ、多くの人々に親しまれています。また、今回の特集にも掲載されている“郡上八幡”からも「宗祇水」(写真右上)が名水100選に選ばれており、全国名水百選の一番手として環境庁の指定を受けています。郡上八幡は、長良川、吉田川、小駄良川の3つの川が合流する水の都で、「名水の町」とも呼ばれています。澄んだ水の流れる水路が町中を巡り、町の中心を清流が流れる「清流の町」でもあり、この町の住民は水とともに生きています。

提供:岐阜市建設技術協会郡上市商工観光部
次回特集/「社会資本のストック効果」の予定です。
■Vol.61 2017年12月号 社会資本のストック効果 UP ▲
■巻頭言 ▶成長、信頼・安心、笑顔の香川を目指して
(PDF 286KB)
香川県知事
浜田 恵造
p2
▶社会資本のストック効果と事業評価
(PDF 256KB)
名城大学都市情報学部教授
大野 栄治
p4
■特集 社会資本のストック効果 ▶ストック効果の高い事業の推進による地域の底力の向上
社会資本のストック効果による経済社会の発展

国土交通省総合政策局公共事業企画調整課
小川 達也
p6
▶子孫に引き継ぐストック効果
東海環状自動車道のストック効果

国土交通省中部地方整備局岐阜国道事務所
見 泰彦
p10
▶既存木材団地のリノベーションによる生産性向上
地域活性化インターチェンジの整備と産業拠点づくり

徳島県県土整備部高規格道路課
齋浦 耕二
p13
▶ストック効果を生む広域的な道路ネットワークの整備
E3九州自動車道 城南スマートICのストック効果について

熊本市都市建設局土木部道路整備課
沼野  猛
p16
▶平成29年7月九州北部豪雨
寺内ダムの防災操作について

独立行政法人水資源機構朝倉総合事業所寺内ダム管理所
坂井 勲・鍵田 和彦
p19
▶梯川分水路を含む梯川引き堤整備による治水効果
水害リスクが高い梯川の治水安全度向上について

国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所
浮田 博文
p23
▶住民協働によるまちづくりがもたらす継続性
国宝犬山城を中心とした継続的なストック効果について

犬山市都市整備部都市計画課
川村 和哉
p26
▶田舎の地方自治体ができること
指宿市新潟口雨水ポンプ場の完成

鹿児島県指宿市建設部都市整備課
野元 研作
p29
▶高速鉄道車両を英国へ輸出する取組み
徳山下松港における港湾のストック効果について

山口県土木建築部港湾課
小田村 真一
p32
▶地域で取り組んだ衛生管理と漁港整備のストック効果
漁港整備による水産物の競争力強化と輸出促進の取組み

北海道オホーツク総合振興局産業振興部水産課
小川 元樹
p35
■上徳不徳 ▶調達制度のゆがみが阻む技術革新
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p38
■トピックス ▶あかりで紡ぐ 極上の居心地
〜小倉都心地区夜間景観ガイドライン〜

 
矢野 やよい
p40
▶道の駅川場田園プラザ〜進化し続けるタウンサイト〜
 
戸部 正紀
p43
■土木の魅力が伝わる広報へ ▶パンフレット「伝えたい、静岡県、土木のチカラ。」を活用したストック効果のPR戦略
 
佐藤 純一郎
p46
■会計検査情報 ▶会計検査の指摘事例とその解説(61)
事例1  必要盛土幅を変更せず工事費が過大

事例2  フーチングの水平押抜きせん断の照査について
芳賀 昭彦
p49
■後輩技術者に向けたメッセージ(57) ▶今こそ「産学官」連携で橋梁等の長寿命化を
 
佐藤 和徳
p52
■地区連の頁 — 中 部 — ▶女性の力で愛知・碧海を日本一元気な地域に!
 
清水 雅子
p55
▶浜松市における橋梁点検・保全への取組みについて
 
山村 宜之
p56
▶建立100年目の大修復“岐阜公園三重塔修復整備”について
 
波能 麻里
p57
▶名古屋高速道路の大規模修繕計画について
名古屋高速道路公社経営企画部
p58
▶理想を形に
 
林 雅和
p59
■全建通信 ▶全建NEWS
—第636回建設技術講習会を福岡市で開催 等—

 
p60
▶平成29年度全建賞を募集中!!
 
p62
▶Dr.クマの“健康のヒント”/「2017年建設系公務員賠償責任保険制度」中途加入受付中!
 
p63
▶全建メールマガジンのご案内/詰碁・詰将棋問題
 
p64
▶建設技術講習会のご案内(1月開催)
 
p65
▶平成29年 災害復旧関連図書のお知らせ!
 
p67
▶編集後記
 
p68

<表紙写真>多自然川づくりで名勝復活! 白糸の滝(静岡県富士宮市)
 今月号の写真は静岡県富士宮市の「白糸の滝」です!国の名勝であり、世界文化遺産富士山の構成資産の一つでもあります。富士山からの雪解け水が、上の方の水を通す地層、「新富士火山層」と、下の方の水を通さない地層「古富士火山層」の境目から流れて出ており、高さは20m 幅150mの湾曲した絶壁から、大小たくさんの滝が流れています。まさに「白糸」の繊細な美しさは、人の心を掴んで、その場を離れ辛くさせてくれます。
 静岡県では富士宮市と連携して、世界文化遺産にふさわしい自然に溶け込んだ滝周辺の整備を行った結果、「白糸の滝」は観光スポットとしての満足度が向上しました。
 今月号の特集は「社会資本のストック効果」ですが、静岡県ではインフラのストック効果や必要性を広くPRするため、「伝えたい、静岡県、土木のチカラ」というストック効果の事例集を作成・公表しており、「白糸の滝」の整備効果についてもその事例のひとつとして紹介しております。詳しくはp46〜49をご覧ください。

提供:静岡県
次回特集/「公共工事の生産性の向上に向けて」の予定です。

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