■プログラムの認定

CPDプログラムは、全建が主催するもののほかに各学協会等が主催するプログラムについても、所定の申請書を提出し、審査を受けることで認定することとしています。

(1)認定プログラムの内容(※認定プログラムについては教育形態の1〜3のみを対象とします。)
   全建が認定するプログラムは、原則として下記@〜Cに示すいずれかの内容に該当することを前提とします。
  @制度・技術動向:新しい制度・技術の動向の理解に役立つ内容
   ・公共事業等における最新の知識、事例等を提供することができる。
   ・公共事業等に関連する新技術・新情報を提供することができる。
  A社会性:建設技術者を取り巻く状況の理解に役立つ内容
   ・建設技術者の位置付け、社会環境の変化との関連に対する理解を深めることができる。
   ・建設技術者の信頼性の向上とその役割等の理解を深めることができる。
  B総合性:建設技術者が携わる関連分野の理解に役立つ内容
   ・建設技術者に必要とされる関連分野の基礎知識、技術、考え方等を提供することができる。
   ・公共事業等に携わる立場として、総合的な見識を養うなど、建設技術者の育成に資する内容を提供することができる。
  C倫理性:建設技術者としての倫理観の涵養に役立つ内容
   ・建設技術者として自ら判断し、行動できる倫理能力の涵養に資する内容を提供することができる。
   ・倫理全般を対象に建設技術者として保有すべき事項に関わる理解を促すことができる。

(2)プログラムの認定基準
  @主催者
   ・建設系CPD協議会の加盟団体、官公庁、公益法人、大学、公共機関等、信頼のおける団体と認定できる組織であること。
  A認定基準
   提出された申請書及び添付資料(提出された場合)を基に以下に示す事項が適切に記載されていることが確認できる場合に認定を行います。
   ・学習の目標や目的、期待する効果
   ・対象とする技術者のレベル
   ・教育手段(講義・講演、演習、実習など)
   ・講師氏名、所属
   ・プログラムに対する自己評価の実施(参加者アンケート等)
   ・教材内容(パワーポイント、映像、テキストなど)
   ・会場、定員
   ・営利目的でないこと
   ・対象者を限定していないこと(組織内講習会等は不可)

(3)プログラム認定申請手続
  @プログラムの認定申請書
   「プログラム認定申請書」(様式−5)をダウンロードし、必要事項を記入の上、プログラムの詳細がわかるもの(パンフレット等)があれば併せて
   全建事務局CPD担当宛に開催日の1ヶ月前までにお送りください(郵送又は電子メール)。
  Aプログラムの審査
   全建で審査の上(※必要な場合はCPD制度運営委員会で審査を行います。)、結果を申請者にメールで通知します。なお、認定の有効期限は1年です。
   毎年開催するプログラムについては、その都度申請が必要となります。
  Bプログラム認定申請料
   プログラム認定申請料は、1プログラムにつき3,000円(税込)です。
   ※但し、全建の地方協会(地区連合会)、特別会員支会主催のものは無料
  C認定プログラムの掲載
   認定したプログラムは、全建ホームページに掲載します。