「全建メールマガジン」第4号(2007年4月20日)  配信
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皆さん、こんにちは。
新年度を迎え、新しい職場に異動された方も多いのではないでしょうか。転勤
等により生活環境が一変した方々は、特に、体調に気をつけ、一日も早く新し
い環境に慣れられるようお祈りいたします。
それでは「全建メールマガジン4月号」をお届けします。
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■≪目次≫
 ◆機関誌「月刊建設」4月号の紹介
 ◆建設関係施策等の情報‐‐国土交通省など行政機関の報道発表等から‐‐
 ◆最新の建設関係国家資格試験情報
 ◆本会の出版物から
 ◆平成19年度建設技術講習会の開催計画
 ◆第524回建設技術講習会(環境)寸描
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◆機関誌「月刊建設」4月号から
〇巻頭言「今こそ熱い想いを!」
              国土交通省 大臣官房技術審議官 佐藤 直良
 (冒頭の紹介)
 社会資本は、地域住民の生活から国家経済、さらには地球環境に至るまで、
 非常に広範な事柄に関係し、また非常に多くの重要な役割を担っています。
 良質な社会資本整備を行うとともに、それらを良好な状態で維持し、また、
 持っている機能を十分に発揮させることにが我々に課せられた使命です。
 さて、「公共事業の品質確保の促進に関する法律」が施行されて2年が経ち
 、その後、同法に基づいた「基本方針」も策定しました。
 一方、近年は、…………
  ※続きはhttp://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#04 

〇巻頭言「技術者として」
            大阪大学大学院 工学研究科 助教授 小野  潔
 (冒頭の紹介)
 はじめに、この4月から新たに社会人となられたみなさん、おめでとう。私
 は、現在、大学で主に鋼橋を中心とした鋼構造物の研究、学生の教育を行っ
 ているが、大学の教官となる前は、本誌の大半の読者の方々と同じく、役所
 に勤務する土木技術者として、社会基盤施設の建設、維持管理等の仕事に従
 事していた。十数年前、初めて辞令をいただいた後、配属先の部署の先輩方
 に非常に緊張した思いで挨拶回りをしたことを今でも鮮明に覚えている。ま
 た、特に1年目は仕事の要領が分からずに怒られ、自分が情けなくなること
 がしばしばあったが、今になって思うと…………
  ※続きはhttp://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#04 

〇巻頭言「安全で美しいふる里づくり」
                    前国土交通事務次官 佐藤 信秋
 (冒頭の紹介)
 1.新潟地震が人生の変換点
 昭和39年の新潟地震のとき、私は高校2年生でした。ちょうど学校の前のパ
 ン屋にいて、そこから帰ろうとしたらガタガタっと来て、ボートが大波に揺
 れるように道路と家が上がったり下がったりしました。破壊された新潟をま
 ざまざと見せつけられ、こんな地震で揺れるような町をつくってはいけない
 と、つくづく思いました。
 そうした思いにかられて…………
  ※続きはhttp://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#04 

〇特集 VOICE 〜若手技術者の夢と期待・技術者の役割と責任〜
 (目次)
 ・現場には好奇心を持って 
 ・一歩を踏み出す
 ・プロの仕事
 ・危機管理の心構え
 ・ソフト
 ・今後求められる研究開発とは?
 ・新たな仕事
 ・歴史が語る技術者の功績
 ・未来も県民に親しまれるために
 ・身の丈にあった川づくり
 ・初心忘るべからず
 ・入社11年目の新入社員
 ・時には息抜きも必要
 ・弟への無謀な挑戦状
 ・お客様の安全・安心にむけて
 ・工事現場のイメージアップについて
 ・妖怪の町
 ・設計VEに参加して
 ・我が子のために
 ・ボランティアの心
 ・ものづくりへの思い
 ・3年目
 ・国語力を高めましょう
 ・ちゅらさん

○特集 技術資格取得のすすめ
 (目次)
 国家資格のご案内
 ・技術資格試験合格体験記
  http://www.zenken.com/sikaku/taiken/taiken2007/taiken_200704.html 

 ・各技術資格試験の概要及び平成18年度試験問題(抜粋)
 ・技術士
 ・建築士
 ・土木施工管理技士
 ・管工事施工管理技士
 ・造園施工管理技士
 ・建築施工管理技士
 ・電気工事施工管理技士
 ・建設機械施工技士
 ※「月刊建設」4月号の詳細は
  http://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#04 

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◆建設関係施策等の情報
 このコーナーでは国土交通省及び地方自治体の報道発表資料等から、いろい
 ろな建設関係の施策等について情報をお届けします。

〇いっしょに、未来の地域づくり〜新・公共事業宣言!〜
               静岡県からのお便り 全国知事会トピックス

 公共事業を正しく理解していただき、魅力ある地域づくりを進めるために、
  土木部の基本理念を策定しました。これが、「いっしょに、未来の地域づく
 り」です。
 公共事業を県民と一緒に進めていくことが大切であるという職員の想いを言
 葉で表した基本理念を定め、併せて職員がとるべき行動を表した行動指針も
 つくりました。
 この行動指針は、改めて行動指針として宣言することで、より一層の取組み
 を約束するもので、職員の意識も高まると考えています。
 また、「新・公共事業宣言」と銘打って、土木部の総合パンフレットを作成
 し、タウンミーティングや出前講座など広く県の取組みを知っていただく予
 定です。
 ―土木部の行動指針―
  子どもたちの未来のために、「県民くらし満足度日本一」のふるさとづく
  りをめざして静岡県土木部の一人ひとりは約束します。
 1.県民の視点に立って、地域の皆さんと協働で仕事を進めます。
 2.地球環境のために資源3Rの循環型社会をめざします。
 3.情報をオープンにして、つねに広報・広聴に努めます。
 4.つねにコスト・時間を意識して、生産性の向上に努めます。
 5.事業を超えて連携し、効率を高めます。
 6.私たち全員がコンプライアンス(法律遵守)を徹底します。
 7.土木の専門家として、つねに技術力を磨きます。
 私たちはこの7つの指針に沿って、NPE(New Public Engineering)に
 取り組み、新しい公共事業を確立します。
 ※静岡県からのお便りはhttp://www.nga.gr.jp/topic/f_topic.html 

------3月の報道発表等から--------
〇3月23日『社会資本整備のアカウンタビリティ(説明責任)向上行動指針』
     を国土交通省として初めて策定
                   国土交通省 大臣官房 技術調査課
                                広報課
                            公共事業調査室
                          総合政策局 政策課
 施策及び事業の実施にあたり、国民へのアカウンタビリティ(説明責任)を
 果たすことがますます求められ、その重要性は高まっています。そこで、現
 時点での国土交通省のアカウンタビリティについての取り組みを評価し、今
 後、職員がアカウンタビリティをより一層果たしていくことを目的に、「社
 会資本整備のアカウンタビリティ(説明責任)向上行動指針」を取りまとめ
 ました。
 ※発表内容はhttp://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/00/000323_.html 

〇3月29日 国土交通省土木工事積算基準等の改正について
         国土交通省大臣官房 技術調査課 建設コスト管理企画室
                      総合政策局 建設施工企画課
(改正概要)
 公共工事の積算にあたっては、標準的な工事価格が算定できるよう実態調査
 を行い、各種積算基準を整備しています。
 平成18年度は、実態調査の結果、施工実態に変化があった工種についての土
 木工事標準歩掛の改正を行いました。 
(土木工事標準歩掛)
   概要
   土木工事標準歩掛は、土木請負工事費の積算に用いる標準的な施工条件
   における単位施工量当たりの労務、材料、機械の運転時間等の所要量
   (歩掛)について、各々の工種ごとに表したものです。
   土木工事標準歩掛の改正は、「施工合理化調査」の結果を踏まえ、既存
   制定工種の歩掛改正及び全国的に普及し施工頻度の増えてきた工種の新
   規制定を行っています。
   平成18年度は、「法面工(吹付法面とりこわし工)」など9工種の歩掛
   改正及び「鋼管・既製コンクリート杭打工(鋼管ソイルセメント工)」
   1工種を新規制定しました。   
 ※発表内容はhttp://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/13/130329_.html 

〇3月30日「公共事業における景観アセスメント(景観評価)システム」の本
     格運用について
            国土交通省大臣官房 技術調査課 公共事業調査室
 景観アセスメント(景観評価)の仕組みの確立に当たっては、これまで景観
 に関する技術的な評価基準等が確立されていない等の課題もあることから、
 「国土交通省所管公共事業における景観評価の基本方針(案)」(平成16年
 6月)を作成し、平成16年7月から直轄事業の一部について景観評価を試行
  的に着手しています。
 良好な景観形成を図っていくためには、景観整備の具体的な方針について適
 切に評価を実施し、その評価結果を実際の計画・設計等に反映していくこと
 が重要であり、そのためには、景観検討の流れの中に評価を位置づけていく
 ことが不可欠であることから、今般、「国土交通省所管公共事業における景
 観評価の基本方針(案)」を「国土交通省所管公共事業における景観検討の
 基本方針」として改定し、平成19年度より運用を開始することとしました。
 今後、本基本方針(案)に基づき、事業実施により形成される景観に対し、
 事業者、地方公共団体、住民、学識経験者など関係者の多様な意見を聴取し
 つつ、評価を行い、景観アセスメント(景観評価)システムの運用により、
 良好な景観形成に持続的に取り組んで参ります。
 ※発表内容はhttp://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/13/130330_.html 

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◆最新の建設関係国家資格試験情報

○1級・2級 管工事施工管理技士の願書受付がまもなく開始!
 ・受付期間:平成19年5月9日〜5月23日
       (インターネットによる受付)平成19年4月23日〜5月9日
 ・試験日 :1級学科 平成19年9月2日
         実地 平成19年12月2日
       2級学科・実地 平成19年11月18日
 ・実施機関:(財)全国建設研修センター 管工事試験課

○1級・2級 造園施工管理技士の願書受付がまもなく開始!
 ・受付期間:平成19年5月24日〜6月7日
       (インターネットによる受付)平成19年5月7日〜5月24日
 ・試験日 :1級学科 平成19年9月2日
         実地 平成19年12月2日
       2級学科・実地 平成19年11月18日
 ・実施機関:(財)全国建設研修センター 造園試験課

○土地区画整理士の願書受付がまもなく開始!
 ・受付期間:平成19年5月9日〜5月23日
 ・試験日 :平成19年9月2日
 ・実施機関:(財)全国建設研修センター 区画整理試験課


○技術士 第二次試験(技術士)の願書受付がまもなく開始!
 ・受付期間:平成19年4月24日〜5月11日
       (インターネットによる受付)平成19年4月6日〜5月8日
 ・試験日(筆記)
            :総合技術監理部門の必須科目
        平成19年8月4日
      :総合技術監理部門を除く技術部門及び総合技術監理部門の選択
       科目
        平成19年8月5日
 ・試験日(口頭)
      :平成19年12月から平成20年1月までのあらかじめ通知する日
 ・実施機関:(社)日本技術士会(技術士試験センター)

○電気主任技術者(第1種〜第3種)の願書受付がまもなく開始!
 ・受付期間:平成19年5月14日〜6月4日
       (インターネットによる受付)平成19年5月14日〜6月11日
 ・試験日(第1種・第2種)
      :1次 平成19年9月1日
      :2次 平成19年11月25日
     (第3種)
      :平成19年9月2日
 ・実施機関:(財)電気技術者試験センター

 ※建設関係資格試験の詳細は
  http://www.zenken.com/sikaku/H19_sikaku.html 

○資格試験に役立つ参考書等の技術図書斡旋割引について
 本会では資格取得に役立つ参考書や様々な技術図書を紹介しています。
 また、本会会員の皆様を対象に技術図書割引斡旋サービス(4割引)を実施
 しています。
 ※詳しくはhttp://www.zenken.com/service/service.html 

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◆本会の出版物から
〇今月の紹介図書
 「平成19年 災害手帳」発行迫る!
  今年度の災害手帳の発行は、5月中旬頃を予定しています。詳細について
  は4月下旬にHPで紹介の予定です。
 ※出版物のページhttp://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html 

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◆平成19年度建設技術講習会の開催計画
 平成19年度の開催計画一覧等を記載したリーフレットをホームページに掲載
 しました。
 ※詳しくはhttp://www.zenken.com/kensyuu/kensyuu_posuter.html 

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◆第524回建設技術講習会(環境)寸描
 2月21日〜23日那覇市で開催されたこの講習会には、全国から 404名の会員
 等が参加しました。
 ※その様子は
 http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H18_524/H18_524.html 

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■≪編集後記≫
 桜前線の北上につれて、お花見を堪能している地方とか、南の沖縄では早く
 も海開きしたとか、日本列島ではいろいろな季節が交じり合っていることを
 最も実感する此の頃です。
 この季節、皆さんのなかには職場等でのメールアドレスが変わった方がおら
 れるのではないでしょうか。アドレスの変更手続きをしていただき、引き続
 きご愛読くださいますようよろしくお願いいたします。また、新たに職場に
 来られた方々にも本メールマガジンのご購読をお奨めいただければ幸いです。
                                 (オ)
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■≪メールマガジン配信のご利用について≫
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◆システムに関するお問合せ: soumu@zenken.dion.ne.jp 
◆配信中止   : http://www.zenken.com/syusin/sinkan/sinkandel2.asp 
◆アドレスの変更: http://www.zenken.com/zk_mm/zk_mm.html 
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