建設工事における施工の安全確保は公共工事を実施する上での最重要課題であることから、土木工事の安全施工についての一般的な技術的内容を示した指針として「土木工事安全施工技術指針」が昭和43年に制定されました。その後数次にわたり改正が行われ、これまでは『土木工事安全施工技術指針』平成13年改訂版が最新のものとして利用されてきました。
このたび、平成20年3月に「粉じん障害防止規則」、また平成21年6月に「労働安全衛生規則」が改正されたことを踏まえ安全措置に関する章等の改正が行われましたので、『土木工事安全施工技術指針』の平成21年改訂版を4月28日に出版しました。
平成21年改訂版には、「建設工事の安全対策について」等の安全施工に関係する国土交通省の通知文も参考資料として掲載されており、大変利用しやすい内容となっています。
本改訂版が土木工事の実施に当たり広く活用され、工事中の安全確保と労働災害の防止に役立つことを願ってやみません。
○土木工事安全施工技術指針の概要
体裁:A-5版 285頁
定価:2,500円(税込み) 会員価格:2,000円(税込み)
発行:平成22年4月28日
詳細は、全建ホームページの「出版物」の欄を参照してください。
|