No.290  平成21年3月2日

<平成20年度公共工事品質確保技術者資格試験の募集開始>
−全日本建設技術協会−
 (社)全日本建設技術協会では、平成17年4月に施行された「公共工事の品質確保の促進に関する法律」第6条及び第15条に基づき発注関係事務を適切に実施することができる者が育成されることを目的として、「公共工事品質確保技術者資格制度」(民間資格)を創設し、平成20年度に一部地域(関東地域と北陸地域)で運用を開始しました。
 平成21年度から、全国的に公共工事品質確保技術者資格試験を実施していく予定としています。
 本資格制度の創設により、公共工事の発注機関において発注関係事務を実施する職員の資質・能力の向上が図られるとともに、公共工事の発注機関が発注関係事務を適切に実施することができる者を活用する際の支援となることが期待されます。
 平成20年度は先行的に関東地区と北陸地区で資格試験を実施することとなり、平成21年2月16日(月)から3月19日(木)までの間、申込書を受け付けています。
 詳細については、全建ホームページをご覧下さい。

<第548回建設技術講習会を開催>
 平成21年2月18日(水)から2月20日(金)の間、大分県別府市の会場で第548回建設技術講習会が開催されました。
 今回は「施工の管理・検査と工事の安全」をテーマとして、国土交通省の大臣官房技術調査課、港湾局技術企画課、大臣官房官庁営繕部整備課、九州地方整備局などから講師を招くと共に、常磐大学人間科学部からも先生を招き、423名の参加者を得て実施されました。
 建設工事の施工管理や安全対策など、建設技術者にとり業務遂行上の大変重要な課題についての講習であり、参加者は大変熱心に受講しました。
 なお、最終日の20日には現場研修が行われ、別府港海岸整備事業、大分駅周辺連続立体交差事業、一般国道10号別大拡幅事業等について説明を受けました。
 国土交通省、大分県、別府市の関係者の方々には、ご協力いただき大変有りがとうございました。

<平成21年度出版事業計画(案)等について審議>
−第23回出版委員会−
 平成21年2月24日(火)、第23回出版委員会が協会会議室において七條牧生委員長(国土交通省総合政策局事業総括調整官)、委員、顧問の出席のもと開催され、次の議題について審議され了承されました。
 @平成20年度出版事業報告(案)
 A平成21年度出版事業計画(案)及び平成21年度出版計画(案)
 等

<平成21年度「50周年建設技術研究基金助成」事業および「全建活性化森基金助成」事業の募集について>
 平成21年度の「50周年記念建設技術研究基金助成」と「全建活性化森基金助成」の各事業については3月下旬から次のとおり募集することとしており、申請締め切りは平成21年6月末日となっています。
 積極的な活用を期待しています。
○「50周年記念建設技術研究基金助成」事業
 (1)対象事業内容
   @若手技術者のための研修資料整備、海外研修、優れた土木技術を伝承する事業
   A若手技術者による建設技術研究に係わる事業等の諸活動を支援する事業
   Bその他、@、Aに準じ、建設技術に係わる事業
 (2)対象者
   地方協会、地区連合会および所属地方協会長の推薦を得た会員(個人またはグループ)
 (3)手続き等
   @予め所定の助成金支給申請を行い、本会の審査を経ることが必要
   A事業実施後、関係資料および終了報告書の提出を受けて助成
○「全建活性化森基金助成」事業
 (1)対象事業内容
   @地方協会または地区連合会における意見交換(懇談)等の事業
    ・全建懇談会等の開催
    ・地方協会と地区連合会又は複数の地方協会が相互に連携し実施する(この場合、本部を含むことができ
     る)意見交換等の事業
   A地方協会の実施する全建活性化について検討を行う一連の事業
    ・組織を設置して検討し、結果の報告書を作成
 (2)手続き等
  @予め所定の実施申請書を提出、A本部より決定通知、B事業実施後、「実施報告書」等の提出を受けて助成


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