No.274  平成19年11月1日

<全建賞の審査日程(案)等を検討>
−全建賞委員会幹事会−
 平成19年10月2日(火)に全建賞委員会幹事会(幹事長 種蔵 史典氏・国土交通省大臣官房技術調査課技術管理係長)が協会会議室において開催され、以下の事項等について審議された。
 ○平成19年度全建賞の審査日程(案)
 ○平成19年度全建賞の審査方法及び各部門の割り当て口数
 ○各予備審査委員の担当部門(案)

<各種調査を実施>
 平成19年度の事業計画に基づき、各種調査を下記のとおり実施することとなり、10月5日(金)に対象地方協会に依頼した。
 調査結果は、本会運営の基礎資料および地方協会活動の参考資料などとして重要な統計資料等となるもので、一部を除いて本会HPに掲載するとともに地方協会からの問い合わせにも応じている。
 同様の調査は毎年実施しており、経年変化等を把握するうえでも大切なものであることから、地方協会事務局に格段のご協力方をお願いしている。

調  査  名 対象協会 締切日
平成19年度処遇状況(要望)調査 都道府県、政令市、市 12月 3日
役職者の格付表の調査 都道府県、政令市 12月 3日
官公庁建設関係諸資料調査依頼 全協会 12月 3日
公共事業推進にかかるイベント調査 都道府県、政令市 12月 3日
公共事業におけるNPO等との協働事例調査 全協会 12月 3日
CMに関するアンケート 全協会 12月 3日
地方公共団体における建設技術研修実態調査 都道府県 12月 3日
公共事業及び公共施設に係わる事故(民事事件)
及び最近の管理事故(刑事事件)事例の調査
全協会 12月 3日
地方協会の実態調査依頼 全協会 12月21日
地方振興局制への移行調査 都道府県 12月 3日
事業執行部局と発注部局の実態調査 都道府県、政令市、全市 12月 3日
地方協会における市町村合併後の機構調査 政令市、全市 12月 3日

<「2008年 全建手帳」を発行>
 本会では会員等の利便に供するため毎年「全建手帳」を発行しており、今年も"2008年版"を以下のとおり発行する予定です。
 既に、各地方協会にご注文の取りまとめ等をお願いしているところであり、締め切り日(10月9日)は過ぎていますが、追加での申し込みを受け付けます。取りまとめ等が済んでいない協会は、この機会に早めのお申込みをよろしくお願いします。
1. 図 書 名 ・・・・・ 「2008年 全建手帳」
2. 体  裁 ・・・・・ 変形A-6版(14.5×9.0cm)。月間予定、1週間予定を2ページ見開きに記入可。
協会関係資料・社会資本整備指標等の資料編付。(別冊)アドレス帳付。
3. 販売価格 ・・・・・ 400円/冊(地方協会が取りまとめた場合、一括送付の費用は本部で負担)
4. 発行予定 ・・・・・ 平成19年11月30日
【問合せ先】 ○企画課 露木・峰脇  TEL.03−3585−4546  E-mail:kikaku@zenken.dion.ne.jp

<「全建活性化森基金」による助成事業の追加決定等について>
 今年度の「全建活性化森基金」による助成については全建速報の前号(NO.273)に記載のとおり、これまで16地方協会21件の事業が決定していたが、今回神戸市協会の意見交換・懇談会が追加決定された。
 これにより、今年度の「全建活性化森基金」による助成事業は17地方協会の22件となった。

事業種別 事業数 地方協会名
意見交換・懇談会 17 沖縄総合、福島、栃木、群馬、茨城、千葉、富山(2)、
福井(2)、奈良(2)、広島、福岡、神戸市、長野市、宇都宮市
全建活性化検討 5 東北地整、福井、東広島市、秋田、栃木
合計 22件 17協会

<第23回ヨーロッパ公共施設調査団の参加募集>
 本協会ではヨーロッパ公共施設調査団を編成し、欧州各地の訪問調査を行っています。
 この調査は、参加者が斬新な技術や公共施設のヨーロッパにおける整備動向を調査することにより、自らのスキルアップを図るとともに調査結果を持ち帰り、建設技術の一層の充実と公共施設整備の進展に寄与することを目的としています。
 第23回を迎える今回は、主なテーマとして「環境保護政策・都市交通施策」を取り上げ、ドイツ(カールスルーエ
市)、フランス(レンヌ市)を訪問し調査するとともに、その他の主要な数都市についても現地視察を行います。

                      記
1. 調査期間 平成20年1月26日(土)〜2月2日(土)  8日間
2. 訪 問 先 訪問国:ドイツ・フランス  2カ国
公式訪問先:カールスルーエ市・レンヌ市  2カ所
3. 募集人数 35名
4. 申込締切 平成19年11月22日(木)
5. 費  用
正会員、特別会員、賛助会員 ・・・・・ 1人当たり 439,000円
非会員 ・・・・・ 1人当たり 469,000円

ヨーロッパ公共施設調査団 公式訪問・訪問都市の視察調査一覧
月日 国名 訪 問 先 調査内容
1/27
(日)
ドイツ ハイデルベルク市
ローテンブルク市
ガイスリンゲンのコッハータール高架橋
環境保護政策
歴史的資産の保全
世界有数のRC高橋脚
1/28
(月)
ドイツ 公式訪問 「カールスルーエ市」 環境保護政策
公共緑地を核にした市街地の形成
1/29
(火)
フランス パリ郊外 エコ交通政策
トラムウェイの整備
1/30
(水)
フランス 公式訪問 「レンヌ市」 都市交通施策
環境に配慮した都市交通施策
(VAL・レンタサイクルネットワーク)の整備
1/31
(木)
フランス モン・サン・ミッシェル 歴史的資産の保全
2/1
(金)
フランス パリ市内 「テーマ」を持った独自調査

 主な視察
コッハータール高架橋

ドイツ・ガイスリンゲンのコッハー谷を跨ぐ高速道路A6-E50のPC高架橋。世界有数の高さ180mを誇る。
橋長1,123m。
パリ郊外トラムウェイの整備

現在、パリ郊外を取り囲むように建設中であり、3号線
(T3)が2006年12月16日に開通した。今後、パリ外周を一周するように整備が予定されており、郊外のトラム各線とリンクすることも検討されている。

ヨーロッパ公共施設調査団の詳細については、本協会ホームページ(地方協会のページ)をご覧ください。
なお、申し込み・問い合わせは事業課(TEL 03-3585-4546 FAX 03-3586-6640)で受け付けています。


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