No.228  平成16年1月5日

会員の異動について(お願い)
 平成14年度会員名簿の提出を各地方協会へお願いしたところ、積極的にご協力いただきありがとうございました。厚くお礼申し上げます。
 さて、平成15年度会員名簿を本会として現在作成中です。つきましては会員の異動報告を頂く場合は、「平成15年度事務局長の手引き」の16頁から21頁に記載してある様式により氏名等をご提出していただくよう、よろしくお願いします。

会員への情報サービス(会員からの「Q&A」)の開始について−事務局−
 本部事務局では、会員へのサービスの一環として、電子メール等により、本会会員からの業務に係る質問(問合せ)を受け付け、これに対し回答するサービス(会員からの「Q&A」)の提供を検討しています。当面は、次の方針で、1月下旬からの実施を予定しています。
1.会員からの質問の範囲
  建設技術に係る事項及び行政事務に係る事項。
2.質問の応答
  電子メールでの応答を原則とし、FAXも可。
3.全建HPの活用
  質問及び回答は、全建HPにストックし、これの活用を図る。
 なお、サービス開始時期や詳細の取扱いについては、別途、全建HP及び文書(地方協会宛)等によりご連絡する予定です。
 担当:(社)全日本建設技術協会 総務課
    TEL 03-3585-4546
    FAX 03-3586-6640
    E-mail soumu@zenken.dion.ne.jp

第16回海外視察団(夫人同伴)のご案内
 イタリア、チェコ、フランスの歴史的文化遺産、都市の街なみ、美術館をゆっくりと巡る視察をご案内します。
○期  間:平成16年5月27日(木)〜6月5日(土) 10日間
○視 察 先:イタリア(ローマ)、チェコ(プラハ)、フランス(パリ)
○募集人員:15組(30名)
○参 加 費:1組当たり 約942,000円
○申込締切:平成16年3月26日(金)
○視察の特徴(主な視察先)
 ・ローマの歴史的建造物と文化遺産
 ・バチカン市国(世界遺産)
 ・プラハ歴史地区(世界遺産)
 ・パリの歴史的建造物、街の佇まいと美術ほか
○参加募集については、各地方協会あて送付しています。
○問合せ先:(社)全日本建設技術協会 事業課
 TEL 03-3585-4546 FAX 03-3586-6640
 E-mail jigyou_kousyuu@zenken.dion.ne.jp

―建設技術講習会の質疑応答(第478回・482回)−
(第478回)コスト縮減と工事積算(土木・建築)
・開催地福井市
・時 期平成15年9月17日〜19日
・題 目公共工事のコスト縮減
国土交通省大臣官房技術調査課
    建設コスト管理企画室 室長 松本 直也氏

【質問】総合コスト縮減率の詳細な算定方法に(テキスト15頁)ついて「フォローアップ実施要領」において別途定めるとあるが、計算の仕方を教授願いたい。 (金沢市)

【回答】国土交通省にて「フォローアップ実施要領」を策定しているが、各省庁においても策定中なので、現在(案)の段階である。各省庁と調整を行っている。

・題 目建設資材・労務の積算について
国土交通省総合政策局建設振興課
    労働資材対策室課長補佐 田畑 正敏氏

【質問】「公共事業が高い」との新聞報道についてどのような見解をお持ちか伺いたい。
(北九州市)

【回答】・主要資材は、物価資料と同一の下落傾向にある。
・単価が高いことについて、民間と公共とでは比較する建物が違うことにある。
・公共工事は、バリアフリーや耐震性の向上を考慮し若干高めである。
・このことは、国土交通省のホームページに掲載されている。

(第482回)管理行政の課題
・開催地神奈川県箱根町
・時 期平成15年11月18日〜20日
・題 目最近における公共事業紛争の判例と動向
みずほ綜合法律事務所
    弁護士  細見 孝二氏

【質問】災害や落石が多い。予想できる箇所には看板等を設置しているが、予算がなく対応に苦慮している。 (広島県)

【回答】・異常気象への対応は、それが予見可能か否かで判断される。
・予算が無いと主張した件は認められなかった。
・看板等の設置は、責任を軽減する程度で道路管理者の基本的な責任は免れない。
・道路を通行止めにしてしまうのが一番良い。
・予見できる箇所については、落ちそうなところは事前に落としておく。また、看板等を目につく所に置く等日常管理に努めるしかない。

【質問】大阪高等裁判所(5頁)の大阪のガードレールの件、過失割合が40%とのことだが、河川、道路の各管理者、民間のそれぞれの過失の割合は如何。 (四国地方整備局)

【回答】・瑕疵の対象として、河川(松原市)、道路(大阪府)、ガードレール(ディスカウントストア)であるが、民間の支払い能力の問題があり、配分については不明。
・被害者は、誰に補償してもらってもいい。

【質問】千葉地方裁判所(16頁)の私有地からはりだし樹木の件、このような場所は多い。地主に頼んでも対応が遅い場合が多い。この間に事故があったら困る。 (滋賀県)

【回答】・私有物である以上、勝手に手をつけられない。
・しかし、道路管理者は早急に対応する義務がある。
・テキストの事例も2回お願いしたが、その後、放置されている。
・地主が対応してくれない場合は、最終的には代執行になる。
・しかし、所有権の侵害と言われる場合もある。
・したがって、問題は、放置していた期間があることである。
・ねばり強く所有者に頼むことが大事。

・題 目地下水の利用と保全について
(社)東京地学協会 理事
    理学博士  長瀬 和雄氏

【質問】富士山でも登山者の増加によりトイレが少ないため、地下水のアンモニア分が多くなるなど問題になっている。当県でも地下水汚染、特にヒ素の問題がある。 (兵庫県)

【回答】・地下水学会でも、富士山の件も問題になった。
・一番の問題は、富士山周辺に多くある牧場から発生する糞尿である。その対策が必要だと感じる


〜地方協会 事務担当者向け〜 会員名簿管理支援システムのご案内
 社団法人では、社員名簿(会員名簿)を可能な限り最新の状態で備え置くこととが「公益法人の設立許可及び指導監督基準の運用指針」(平成10年12月一部改正)に定められており、従前にまして所管庁の監督・指導が強化されています。
 本部では、地方協会事務局の事務負担増になることなく適切な管理を図るため、近隣の地方協会の協力をいただき、会員名簿管理支援システムを開発しました。
 平成14年度から一部の地方協会で運用が始まっています。
 システムの導入等を検討される場合、問合せいただければ、詳細なシステム説明や導入のお手伝いをいたします。


〔仕様等〕
・インターネットを利用し、全建のHP上に設置したデータベースを利用するシステム。
・新たにソフトのインストールが不要。
・当該協会の担当者のみアクセス可能(複数で使用可能、パスワード使用)。
・管理項目のカスタマイズが可能。  等。
※システム使用の費用は生じません。


〔システムの起動イメージ〕

〔システムの操作画面イメージ〕

異動処理の状況


月次集計の状況


〔現状の会員名簿データの移行〕
・会員名簿の電子データを最大限活用し、このシステムに移行できます。
※作業を本部でお手伝いします。

〔問合せ先〕
(社)全日本建設技術協会
担当:総務課 下野
TEL 03-3585-4546 FAX 03-3586-6640
E-Mail soumu@zenken.dion.ne.jp


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