■VOL.60 2016年1月号〜12月号

 
■VOL.60 2016年1月号 新技術・新工法 UP ▲
■年頭のごあいさつ ▶2016年の年頭に際し
(PDF 278KB)
一般社団法人全日本建設技術協会会長
松田 芳夫
p2
■巻頭言 ▶創立70周年に寄せて
(PDF 193KB)
国土交通省技監
池内 幸司
p4
■特集 ▶i-Construction
—建設現場の生産性向上について

国土交通省大臣官房技術調査課
柿崎 恒美
p6
▶情報化施工の新たな幕開け
—i-Construction 実現に向けた今後の展開

国土交通省総合政策局公共事業企画調整課
中根  亨
p10
▶東海北陸自動車道 監視員通路設置工事の報告
—供用中トンネルへの監視員通路の設置

中日本高速道路株式会社金沢支社富山保全・サービスセンター
森  光則
中日本高速道路株式会社金沢支社富山保全・サービスセンター
矢藤 彰悟
p15
▶水素リーダー都市プロジェクト
〜下水バイオガス原料による水素創エネ技術の実証〜
—水素社会の実現を目指して

福岡市道路下水道局計画部下水道計画課
津野 孝弘
p18
▶水中音響ビデオカメラを用いた水中建機の動作の視認実験
—水中の「目」とその活用に向けての試み

国立研究開発法人港湾空港技術研究所海洋インフラ技術推進センター
松本さゆり
p21
▶鋼床版における内在亀裂の検出へのフェイズドアレイ超音波探傷法の適用性に関する検討
—効率的で信頼性の高い鋼床版の維持管理

中日本高速道路株式会社技術・建設本部
牧田  通
中日本高速道路株式会社技術・建設本部
酒井 秀昭
エム・エムブリッジ株式会社プロジェクト室
鈴木 俊光
三菱日立パワーシステムズ検査株式会社技術本部
八木 尚人
p24
▶鬼怒川破堤域の空撮に際して
—災害調査でのUAV活用に向けて

国土地理院基本図情報部地図情報技術開発室
大野 裕幸
p27
▶自動車安全の将来像
—自動運転、新技術と国土交通省の車両安全対策

国土交通省自動車局技術政策課
久保田秀暢
p32
■トピックス ▶祝第28回「人事院総裁賞」
〜平成26年8月の広島土砂災害における整備局の総力をあげた対応〜

 
p36
▶建設工事進捗率調査の結果について
国土交通省総合政策局情報政策課
光部  博
p38
▶見えない下水道から見える下水道へ
相模原市都市建設局土木部下水道施設課
辻  圭宏
p42
▶一般国道291号坂戸バイパスの整備について
新潟県南魚沼地域振興局地域整備部道路課
渡邉  仁
p45
■後輩技術者に向けたメッセージ⑯⑰⑱ ▶カーナビデータを活用した埼玉県の交通安全対策
〜道路を有効につかう創意工夫の取組み〜

埼玉県県土整備部杉戸県土整備事務所道路環境担当課長
田口 敬之
p47
▶岐阜県における人材育成の取組みについて
〜社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)の養成と活用〜

岐阜県県土整備部建設政策課技術総括監
野崎 眞司
p50
▶「 協働」による魅力ある地域づくり
〜川づくりを事例に〜

元静岡県清水港管理局局長
原  隆一
p53
■会計検査情報  ▶会計検査の指摘事例とその解説(47)
元会計検査院
芳賀 昭彦
p56
■土木史 —地域に残る身近な土木遺産 千島・樺太・琉球諸島— ▶近代化前夜、探検家たちのまなざし 笹森儀助・伊能忠敬・最上徳内(もがみとくない)
一般財団法人全国建設研修センター事業推進室
緒方 英樹
p59
■全建通信 ▶全建正会員専用公務員賠償責任保険制度 中途加入受付中!!
 
p14
▶平成27年度全建賞 エントリーの締め切りが迫っています!!
 
p31
▶全建NEWS
—規程の改正、平成27年度上半期事業報告等の承認—

 
p63
▶地方協会活動
「伝承プロジェクト」〜全建出前講座〜東日本大震災からの復興

 
p65
▶Dr.クマの“健康のヒント”/詰碁・詰将棋
 
p66
▶建設技術講習会のご案内(2月開催)
 
p67
▶編集後記
 
p68

<表紙写真>首里城公園 正月儀式「朝拝御規式」(沖縄県那覇市)
 今月の写真は、首里城公園で開催される新春の宴「朝拝御規式」の写真です。
 琉球王国時代、首里城で実際に行われていた元旦の儀式であり、国王をはじめ、王子衆、()()衆、三司官や諸官が数十列で並び、新年を寿ぎ、王国の平和や繁栄を祈念したと言われる厳粛で壮大な儀式でした。現在は、お正月イベントとして元旦、2日に3部構成にて再現されています。
 表紙写真は、「朝拝御規式」第1部「()()方御拝(ふぁぬうぬふぇー)」という儀式です。国王、諸官、庶民の代表が参列、国を挙げて新春を祝い、また天の神様へ平和・平穏を祈念しています。
 ところで全建は、今年協会発足70周年を迎えます。設立当時の社会経済状況、公務員と巡る環境は随分と変わりましたが今後とも会員のみなさまのため、さらなる努力をしてまいります。また全建講習会として来月2月17日〜19日(19日現場研修)にかけて「第622回 これからの公共事業と建設技術者のあり方」と題して建設技術講習会が開催されます。申込締切日は、1月29日(金)までと参加者募集中です。講習会詳細につきましては、67頁をご確認ください。
 是非この機会に那覇市を訪れ、琉球ロマン漂う首里城公園を散策されるのはいかがでしょうか。

提供:首里城公園
次回特集/「社会資本の戦略的な維持管理 ─メンテナンス時代の到来を見据えて─」の予定です。
■VOL.60 2016年2月号 社会資本の戦略的な維持管理 ─メンテナンス時代の到来を見据えて─ UP ▲
■巻頭言  ▶北海道新幹線開業にあたって
(PDF 200KB)
北海道知事
高橋はるみ
p2
▶維持管理の創意工夫
(PDF 220KB)
東京大学大学院新領域創成科学研究科国際協力学専攻教授
堀田 昌英
p4
■特集 ▶今後の社会資本の維持管理・更新のあり方について
—情報の見える化・共有化等の現状

国土交通省総合政策局公共事業企画調整課・国土交通省大臣官房技術調査課・国土交通省大臣官房公共事業調査室
p6
▶横浜市における橋梁長寿命化に向けた取組み
—市内の産学官連携による市民の安全・安心確保を目指して

横浜市道路局建設部橋梁課
樽川 正弘
p11
▶高速道路の維持管理・更新の高度化の推進について
—スマートメンテナンスハイウェイ(SMH)への取組み

東日本高速道路株式会社管理事業本部SMH推進チーム
松坂 敏博
東日本高速道路株式会社管理事業本部SMH推進チーム
津田 剛彦
p14
▶広島県における河川の点検評価及びその結果の公表について
—河川や地域の特性に応じた維持管理に向けて

広島県土木建築局河川課
p17
▶改正下水道法における維持修繕基準の創設と新たな事業計画について
—持続可能な下水道事業の実現に向けて

国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道事業課
前川 祐介
p20
▶官庁施設におけるインフラ長寿命化への取組みについて
—官庁施設の個別施設計画策定を推進

国土交通省大臣官房官庁営繕部計画課保全指導室
田中 幸一
p24
▶東京港外貿埠頭における予防保全型維持管理について
—合理的かつ効率的な維持管理について

東京港埠頭株式会社技術部土木課
p27
■所感 ▶医療とインフラ整備
一般社団法人全日本建設技術協会会長
松田 芳夫
p30
■平成28年度建設関係予算 ▶平成28年度建設関係予算の概要
(Ⅰ.国土交通省  Ⅱ.水産庁(水産基盤整備・漁港海岸・漁港災害復旧)

 
p31
■トピックス ▶産・学・官が連携した担い手確保
「十勝建設産業の未来を考える会」の取組みについて

十勝建設産業の未来を考える会座長(北海道十勝総合振興局帯広建設管理部)
佐藤 克幸
p43
(しも)(きた)ドボジョスキルアップ事業
青森県下北地域県民局地域整備部
木村 正雄
p46
■後輩技術者に向けたメッセージ⑲⑳ ▶河川空間を利用して地域を元気にしませんか!
埼玉県県土整備部水辺再生課主幹
横田 弘一
p49
▶技術と経験を活かすために〜わたしたち技術者が担う役割〜
元岐阜市理事兼都市建設部長
河島 和博
p52
▶西堀栄三郎、空海そしてイチローに学ぶ技術者の志
元独立行政法人水資源機構関西支社長
原  稔明
p55
■土木史 — 地域に残る身近な土木遺産 富山の防災遺産・立山砂防 — ▶人々の生活を営々と守り続ける資産の継承へ
一般財団法人全国建設研修センター事業推進室
緒方 英樹
p59
■地区連の頁 — 中国 — ▶『建設技術フォーラム 2015 in 広島』の開催
国土交通省中国地方整備局企画部技術管理課
植 奈央子
p63
▶土木職員の技術の向上を目指した現場視察研修の開催について
倉敷市工事検査課技術管理室
川井 敏宏
p64
▶多様な世代が定住する「住みよい」都心づくりについて
広島市都市整備局住宅部住宅政策課
池田 隆司
p66
▶これまでを振り返って
岡山市東区役所建設課工務第一係
大倉 侑子
p67
■全建通信  ▶全建NEWS
— 平成27年度全建賞候補事業の推薦書の提出について —

 
p68
▶Dr.クマの“健康のヒント”
 
p71
▶全建正会員専用公務員賠償責任保険制度 中途加入受け付け中!!
 
p71
▶オフサイドトーク/詰碁・詰将棋
 
p72
▶編集後記
 
p75

<表紙写真>冬の五稜郭公園(北海道函館市)
 今月の写真は、星形の城郭として有名な国の特別史跡五稜郭跡です。
 五稜郭といえば幕末の幕臣であり、新撰組副長であった土方歳三の最後の地として有名ですが、大正3年(1914)に公園として一般市民に開放され、現在は五稜郭公園の名として親しまれています。
 五稜郭公園は、今回の写真でもある冬景色・白色の他に、夏は緑色、秋は赤黄色、そして5月の大型連休頃は桜色と四季折々の色の変化と風景を楽しむことができます。
 ところで函館は、北海道三大ラーメン(札幌の味噌と旭川の醤油)のひとつ、函館の塩ラーメンが楽しめます。また海鮮では、「イカの街」と言われるイカを始め、ウニやイクラが楽しめるなど美味しいグルメでいっぱいですが、中でも函館で食べたい物として大人気なのは、溢れんばかりの海鮮が盛り付けけられている海鮮丼です。
その海鮮丼目的に函館朝市に行き、10店舗以上あるお店のショーウィンドウにあるさまざまな海鮮丼を眺め、どのお店にしようかと迷い、何度も通路を往復する観光客が多く、またイクラの味付けは、各店それぞれ自慢の味つけとなっています。
 今年3月26日には、北海道新幹線(東京─新函館北斗間)が開通します。東京からのアクセスが約4時間と便利になりますので、この機会に五稜郭を始め、食のワンダーランド・函館散策は、いかがでしょうか。

次回特集/「災害に強い安全な国土・地域づくり」の予定です。
■VOL.60 2016年3月号 災害に強い安全な国土づくり(復興編) UP ▲
■巻頭言 ▶福島県における東日本大震災と原発事故からの復興・再生について
(PDF 242KB)
福島県知事
内堀 雅雄
p2
▶災害に強い国土づくりを復興の姿に学ぶ
(PDF 287KB)
新潟大学危機管理本部危機管理室教授
田村 圭子
p4
■特集 ▶復旧・復興の現状と取組みについて
—地域とともに早期復旧・復興を目指して

国土交通省東北地方整備局道路部道路計画第一課
p6
▶旧北上川における復旧・復興とかわまちづくりの取組みについて
—後世に誇れる水辺空間を目指して

国土交通省東北地方整備局北上川下流河川事務所
佐藤 正明
p10
▶東日本大震災からの海岸の復旧・復興の着実な進展
—津波防災対策の考え方と海岸堤防等の復旧・復興

国土交通省水管理・国土保全局海岸室
柴田  亮
p13
▶防災集団移転促進事業「玉浦西地区」のまちづくり
—想いは未来へ

宮城県岩沼市建設部復興・都市整備課
星  幸浩
p16
▶小名浜港における復興事業の状況
—電力需要を支える国際バルク戦略港湾の整備

国土交通省東北地方整備局小名浜港湾事務所
神原  晋
p20
▶水防災意識社会の再構築に向けて
—関東・東北豪雨災害を受けた対応

国土交通省水管理・国土保全局河川計画課
奥田 晃久
p23
▶平成23年紀伊半島大水害への取組み
—大規模土砂災害からの、復旧・復興を目指して

国土交通省近畿地方整備局河川部
岸本 健司
p26
▶復興まちづくりビジョンと現在の取組み状況
—平成26年8月20日 豪雨災害からの復興

広島市都市整備局都市整備調整課
佐々木尚行
p29
■所感 ▶基礎杭の不正と施工管理
一般社団法人全日本建設技術協会会長
松田 芳夫
p32
■トピックス ▶平成27年の自然災害とその対応
国土交通省水管理・国土保全局防災課
p33
▶「 災害対策等緊急事業推進費」を活用した再度災害防止・事故再発防止対策について
国土交通省 国土政策局広域地方政策課調整室
石水 直雄
p36
▶道路インフラの現状と老朽化対策の取組み
国土交通省道路局国道・防災課道路保全企画室
田中 倫英
p40
■後輩技術者に向けたメッセージ㉒㉓ ▶災害発生直後の対応における危機管理ノウハウ
元富山県土木部長
井波 久治
p45
▶河川改修を担当したら「全体計画」を知っておこう
奈良県道路公社管理事務所所長
中川  保
p48
■会計検査情報 ▶会計検査の指摘事例とその解説(48)
元会計検査院
芳賀 昭彦
p51
■土木史 — 地域に残る身近な土木遺産 台湾・台南の最新水利紀行 — ▶八田與一による嘉南(たい)(しゅう)事業の継承をたどる
一般財団法人全国建設研修センター事業推進室
緒方 英樹
p54
■地区連の頁 — 東北 — ()(いら)()渓流の新たな交通体系の構築に向けた取組み
青森県県土整備部道路課
松橋  聡
p58
(せん)()(ざわ)ダム再開発事業について
福島県土木部河川港湾総室河川整備課
佐藤 敏通
p59
▶防災集団移転促進事業について
いわき市都市建設部都市復興推進課
平子  賢
p60
▶「東北港湾空港合同勉強会 平成27年度若手技術者発表会」の開催について
国土交通省東北地方整備局港湾空港部港湾事業企画課
桜井 博孝
p61
▶秋田市建設技術協会の事業について
秋田市上下水道局下水道整備課
土佐 友二
p62
▶先輩方の名言集
仙台市復興事業局復興まちづくり部蒲生北部整備課
小林万里子
p63
■全建通信 ▶全建正会員専用公務員賠償責任保険制度中途加入受付中!!
 
p25
▶全建NEWS — 平成28年度 事業計画・予算が承認されました 等 —
 
p64
▶Dr.クマの“健康のヒント
 
p71
▶詰碁・詰将棋
 
p71
▶編集後記
 
p72

<表紙写真>東日本大震災により被災した渋佐萱浜(しぶさかいばま)地区海岸の復旧事業(福島県南相馬市)
 今月の表紙の写真は、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震、それに伴う津波により被災した渋佐萱浜地区の海岸復旧事業の施工状況です。本工区の背後の下渋佐地区は、多くの方が津波の犠牲に遭われています。心より哀悼の意を表します。
 復旧工事は、堤防延長2,759m、防潮堤の高さを1m嵩上げするもので、平成30年度の完了に向けて進められています。
 福島県には、これまでに31都道府県、9政令市、6市から延べ1,379名の応援職員が派遣されています。表紙右下の集合写真は、復旧工事を担当している福島県相双建設事務所長と派遣職員の方々であり、早期復興を祈念して、毎年撮影されているものです。また、中心に掲げられた「絆」のプレートは、平成23年度の派遣職員の方々により製作され、福島県相双建設事務所に寄贈されたものです。
 今月掲載の福島県知事の巻頭言にもありますように、福島県の復興再生には、まだまだ長い期間を要します。しかし、被災地の復興は着実に進んでおり、全国の人々が今後とも「絆」を忘れず、応援し続けることが、1日も早い復興・再生につながるものと確信しています。

提供:福島県 土木部
次回特集/「技術の伝承・技術力の向上にむけて」の予定です。
■VOL.60 2016年4月号 技術の伝承・技術力の向上にむけて UP ▲
■巻頭言  ▶最近、地図を見ていますか?
(PDF 385KB)
国土交通省大臣官房技術審議官
池田 豊人
p2
▶技術力の維持・向上
(PDF 242KB)
山口大学大学院創成科学研究科教授
麻生 稔彦
p4
■特集  ▶若手職員の技術力向上に向けた取組み
—担い手育成のための取組み

国土交通省北陸地方整備局港湾空港部港湾事業企画課
田邉貢一郎
p6
▶九州における若手技術者のための実技講習会について
—体験して身につける基礎技術

前国土交通省九州地方整備局九州技術事務所
大成 和明
p9
▶現場実務を通しての技術力取得
—若手職員が現場の「観察力」、「運用力」を身につけるためのOJT

前北海道渡島総合振興局函館建設管理部奥尻出張所
鈴木  亨
p12
▶オールラウンドの技術職員を目指して
—山形県における土木技術職員の技術力向上の取組み

山形県県土整備部
會田 秀一
p15
▶福島県における技術の伝承・技術力向上の取組み
—産学官連携による技術の継承

前福島県土木部土木企画課
猪股 慶藏
p18
▶技術伝承システムと若手育成の取組み
—技術伝承と若手育成で都市基盤整備にチャレンジ

東京都建設局土木技術支援・人材育成センター技術支援課
榎本  浩
p21
▶長野県防災サポートアドバイザー派遣制度
—技術職員OBによる災害時の技術支援

長野県建設部河川課
p24
▶技術力の向上にむけた人材育成について
—技術職員の技術力向上を目指して

三重県県土整備部
p27
▶技術力向上のための取組みについて
—山口県における職員の技術力向上のための取組み事例

山口県土木建築部技術管理課
p30
■所感  ▶イノベーション:発想の転換
一般社団法人全日本建設技術協会会長
松田 芳夫
p34
■後輩技術者に向けたメッセージ㉔ ▶ダム事業の経験を振り返って
国土交通省北陸地方整備局河川部河川情報管理官
畠中 泰彦
p35
■技術資格試験合格体験記〜資格取得にチャレンジしよう!!〜 ▶専門技術者から管理技術者へ
技術士(総合技術監理部門)

前大分県大分土木事務所河川砂防課
佐藤 祐二
p38
▶対等な立場を目指して
技術士(建設部門)

前山形県県土整備部砂防・災害対策課
五十嵐淳博
p39
▶資格取得への挑戦
一級土木施工管理技士

前仙台市建設局道路部南道路建設課
川崎  剛
p40
▶地公体支援の強化を推進
公共工事品質確保技術者(Ⅰ)

前国土交通省近畿地方整備局企画部
下野 公仁
p41
■地区連の頁  四国 ▶世界初のトンネル洪水吐きフリーウォーキング
鹿野川(かのがわ)ダム改造事業〜

国土交通省四国地方整備局山鳥坂ダム工事事務所調査設計課
田窪 遼一
p42
東予(とうよ)港中央地区複合一貫輸送ターミナル整備事業に着手
国土交通省四国地方整備局松山港湾・空港整備事務所東予港出張所
石井 達也
p44
▶県道太田上町志度(おおたかみまちしど)線バイパス整備について
香川県土木部道路課
喜多 亮史
p45
▶高松市新病院(仮称)の整備について
高松市病院局新病院整備課建設推進係
松本 浩一
p46
▶土木技術者として大切にしていきたいこと
徳島県県土整備部建設管理課
須藤 孝彦
p47
■全建通信  ▶全建NEWS — 会員の新規加入及び加入継続の推進について 等 —
 
p48
▶地方協会活動
・若手職員の技術力向上にむけた取組みについて

前宇都宮市上下水道局工事受付センター
阿部 友哉
p50
・女性土木職員の交流会について
前香川県土木部下水道課
粟田菜実加
p51
・第39回 建設技術に関する講習会について
前愛媛県土木部河川港湾局港湾海岸課
清水恒一郎
p52
・平成27年度土木技師による意見交換会の開催等について
松山市公営企業局管理部建設整備課
森 潔市
p53
▶全建CPD(継続教育)制度の利用者登録申請受付開始! ! 〜利用者登録で業務経歴記録機能が無料で使用できます〜
 
p54
▶全建メールマガジンのご案内/詰碁・詰将棋
 
p57
▶Dr.クマの“健康のヒント”/オフサイドトーク
 
p58
▶全建川柳・年間最優秀作品賞が決定しました
 
p59
▶平成28年度 正会員・特別会員の技術図書4割引斡旋サービス
 
p60
▶ 技術力向上のために!〜全日本建設技術協会(全建)からのお知らせ〜
 
p64
▶表紙写真説明
 
p68

<表紙写真>大河津(おおこうづ)分水路と桜並木(新潟県燕市)
大河津分水路は、新潟県燕市大川津で信濃川から分派し、長岡市野積までの約10㎞を流れる人工河川です。大正時代の最新鋭の土木技術で延べ1,000万人の人々が約15年の歳月を費やし建設しました。大正11(1922)年の通水以来、信濃川の洪水をコントロールし、泥深い低湿地が広がっていた越後平野を我が国有数の穀倉地帯に生まれ変わらせ、今なお新潟の発展を支えています。
大河津分水路の周辺は、日本桜名所百選に選ばれるなど、著名な桜並木となっています。世紀の大事業着手から間もない明治43年に地元有志が、現在の分水路堤防付近に桜を植樹したのが始まりと言われており、今では約3千本になっています。
この桜の下で、毎年4月の第3日曜日に開催されるのが分水おいらん道中です。観桜客向けに地元有志が始めた仮装行列が始まりと言われ、今年74回目を迎えます。豪華絢爛な衣装をまとった3人のおいらんが、総勢70名ほどの付き人を従えて咲き誇る桜の下を昔と変わらずに練り歩くもので、当地域の一大イベントとなっています。
人工河川である大河津分水路は、通水以降も多くの土木技術を駆使して、その機能維持及び改修が図られてきました。そして、昨年度より、さらなる治水安全度向上のために分水路改修に着手しました。

提供:国土交通省 北陸地方整備局 信濃川河川事務所
次回特集/「地域活性化の推進」の予定です。
■VOL.60 2016年5月号 地域活性化の推進―魅力ある故郷の創生に向けて― UP ▲
■巻頭言 ▶「子育てしやすく活力ある地方の先進県しまね」の実現に向けて
(PDF 244KB)
島根県知事
溝口善兵衛
p2
▶対流が生み出す活力ある地域と国土
(PDF 203KB)
学校法人梅村学園中京大学理事・学術顧問
奥野 信宏
p4
■特集 地域活性化の推進−魅力ある郷土(ふるさと)の創生に向けて− ▶ダムを観光資源に地域活性化
—ダムツーリズムの推進

前国土交通省水管理・国土保全局治水課
須賀 正志
p6
▶鉄道沿線まちづくりの推進
—鉄道を軸とした広域連携コンパクトシティの形成

国土交通省都市局街路交通施設課
大櫛 寛之
p10
▶北海道マリンビジョン21の取組みについて
—水産業を核とした地域活性化

国土交通省北海道開発局農業水産部水産課
賀川 智章
p14
▶「 みなとオアシス新潟」における地域活性化の取組み
—みなとオアシス新潟の夜を彩る『光の響演』

新潟市文化スポーツ部文化政策課
石井  憲
p17
▶首都圏南西部の「広域交流拠点都市」を目指して
—圏央道・リニア中央新幹線を契機としたまちづくり

神奈川県相模原市都市建設局広域交流拠点推進部リニア駅周辺まちづくり課
小澤 義一
p21
▶佐久総合病院再構築と「まちの再興」
—地域特性を活かしたまちづくりへの取組み

長野県佐久市地域局地域整備室
市村 志郎
p25
▶都市と農山漁村をつなぐ、新たな交流拠点
—都市交流施設・道の駅『保田小学校』プロジェクトの始動

千葉県鋸南町地域振興課農林水産振興室
安田 隆博
p28
▶協働の底力。いっしょに、未来の地域づくり。
—静岡県における協働による公共事業の推進

前静岡県建設技術監理センター
清水 康弘
p32
▶リノベーションによる魅力あるまちづくりについて
—鳥取市中心市街地活性化に向けた取組み

鳥取市中心市街地活性化協議会
成清 仁士
p35
▶道央自動車道・砂川SAスマートIC開設から10カ月
—ハイウェイオアシスに砂川の新たな玄関口が誕生!

北海道砂川市建設部土木課
中本 和幸
p38
▶日南市における観光地魅力創造の取組みについて
—ようこそ日南へ!外国クルーズ船寄港を活かした地域活性化

前宮崎県日南市観光・スポーツ課
黒岩 保雄
p41
▶第30回記念「手づくり郷土(ふるさと)賞」公開審査会の実施報告
—初の公開審査会方式を実施

国土交通省総合政策局公共事業企画調整課
p44
■所感 ▶地震の「震度」の話
一般社団法人全日本建設技術協会会長
松田 芳夫
p47
■トピックス ▶札幌市におけるごみ埋立最終処分場の造成工事について
前札幌市環境局環境事業部施設整備課
葛西  学
p48
▶「 県土整備部キャリアNAVI」の開設
〜技術系公務員(土木系)を目指す方のためのキャリア支援ウェブサイト〜

青森県県土整備部
p52
■後輩技術者に向けたメッセージ㉕;㉖ ▶地域の宝の発見と新たな価値の創造
—「富岩運河(ふがんうんが)」の再生活用プロジェクトを振り返る—

元富山県土木部長
埴生 雅章
p55
▶失敗は経験となり人を育てる
元福井市下水道部長
前川  孝
p58
■会計検査情報 ▶会計検査の指摘事例とその解説(49)
元会計検査院
芳賀 昭彦
p62
■地区連の頁  関東 ▶川の再生の取組みについて〜8年間の取組み〜
前埼玉県県土整備部水辺再生課
堀内 友貴
p65
▶入省から現在を振り返って
国土交通省関東地方整備局港湾空港部港湾計画課
佐藤 李愛
p66
▶公共工事に求められるもの
千葉市建設局下水道建設部下水道再整備課
梅津健太郎
p67
▶職務経験を通して感じたこと
栃木県小山市建設水道部土木課
和田 侑真
p68
■全建通信 ▶全建NEWS —平成27年度全建賞予備審査委員会(第2回)の開催等 —
 
p69
▶Dr.クマの“健康のヒント”—
 
p71
▶詰碁・詰将棋
 
p71
▶全建の「建設系公務員賠償責任保険制度」新年度パンフレットを6月号とともに配付いたします!
 
p72
▶編集後記
 
p75
▶平成28年度 公共事業品質確保技術者Ⅰ・Ⅱ資格試験のご案内
 
p76

<表紙写真>旧大社駅と駅舎内部(島根県出雲市)
子供たちが一生懸命に旧駅舎を写生している模様が写った写真。平成2年(1990)3月31日まで運行されていたJR大社線の駅舎「旧大社駅」です。
 大社線廃線後は、平成16年(2004)に国の重要文化財となり、また平成21年(2009)には近代化産業遺産にも認定されました。駅舎は、明治45年(1912)国鉄大社線の開通により開業、大正13年(1924)2月には、手狭であった駅舎を現駅舎に改築されました。大社駅は、出雲大社参拝客の玄関口として親しまれ、外観は全国でも珍しい和風建築様式を取り入れた格調ある木造建築です。
 駅舎内部は、広い空間と高い天井が目を引きますが、これだけの広い空間を、柱を持たずに作り出すことができたのは、この駅舎の屋根裏にあるトラス構造によって大きな屋根を支えているからです。
 当時の駅舎としては珍しい建築方法で建てられた「旧大社駅」は、最近、旅番組などでも紹介されています。この大正浪漫香る「旧大社駅」を出雲観光の一つとして、ぜひご覧ください。

提供:出雲市 市民文化部 文化財課
次回特集/「災害に強い安全な国土づくり」の予定です。
■VOL.60 2016年6月号 災害に強い安全な国土づくり−災害に備えた取組み− UP ▲
■巻頭言 ▶札幌の強靭化への取組みと地域防災
(PDF 334KB)
札幌市長
秋元 克広
p2
▶災害レジリエンスの強化に向けて
(PDF 276KB)
東京大学大学院工学系研究科教授
土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター長

小池 俊雄
p4
■特集 ▶水害時における避難・応急対策の今後の在り方について
—中央防災会議 ワーキンググループの報告

内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(調査・企画担当)付
多田 直人
p6
▶利用者目線に立った水害ハザードマップの改善に向けて
—水害ハザードマップの利活用の推進を目指して

国土交通省水管理・国土保全局河川環境課水防企画室
野々村武文
p10
▶活火山法改正を踏まえた砂防分野の今後の取組み
—噴火に伴う土砂災害の防止・軽減を図るために

国土交通省水管理・国土保全局砂防部砂防計画課地震・火山砂防室
今村 翔太
p14
▶暴風雪災害に対する網走開発建設部の取組みについて
—道路防災連絡協議会を活用した暴風雪に対する新たな取組み(展開)について

前国土交通省北海道開発局網走開発建設部
三条 光司
p18
▶都市防災機能の強化に向けた無電柱化の取組み
—東京都無電柱化推進計画(第7期)による無電柱化

東京都建設局道路管理部調整担当課
有江 誠剛
p21
▶アンダーパスの冠水対策について
—災害から市民の生命・財産を守るための取組み

北九州市建設局道路部道路維持課
岩下 和弘
p24
▶下水道による新たな雨水管理
—雨水対策の主流化に向けた取組みを水平展開

国土交通省水管理・国土保全局下水道部流域管理官付
金城 弘典
p27
▶臨海部堤外地における防災のあり方について
—大規模な高潮等から堤外地の被害を軽減するために

国土交通省港湾局海岸・防災課
鈴木  遼
p31
▶一色漁港海岸の耐震対策について
—巨大地震に対する防災・減災対策の推進

愛知県西三河建設事務所西尾支所建設課
村松 正光
p34
■第59回定時社員総会開催のご案内と議題
 
p37
■所感 ▶地震の「マグニチュード」の話
一般社団法人全日本建設技術協会会長
松田 芳夫
p48
■トピックス ▶「経済・財政一体改革」と社会資本整備
前内閣府政策統括官(経済社会システム担当)付
栗山 健作
p49
▶東日本大震災の「風評・風化」に関するアンケート
〜県土復興の加速化に向けて〜

福島県土木部土木企画課
p51
▶ストック効果の発現を念頭に置いたまちなか再生に向けた取組み
宮崎県都城市商工観光部商工政策課
横山 哲英
p54
▶厳しい温泉腐食環境下における丸尾滝橋(まるおのたきばし)の設計と施工技術
鹿児島県姶良・伊佐地域振興局建設部土木建築課
栗脇 智則
p57
■後輩技術者に向けたメッセージ㉗㉘ ▶いろいろな事業を経験し振り返ってみると
前北海道宗谷総合振興局稚内建設管理部事業室長
佐藤 雅人
p60
▶現場等での実践経験
前鳥取県県土整備部長 長谷川具章
p63
■地区連の頁  北陸 ▶下水熱を利用した歩道融雪整備について
新潟市下水道部下水道計画課
坂田 雅彦
p66
▶高岡御車山(みくるまやま)会館整備事業について
高岡市都市創造部建築指導課
大坪 正英
p67
▶地域高規格道路 金沢外環状道路 海側幹線W期区間の整備について
金沢市土木局道路建設課
伊藤 鋭和
p68
▶トヤ沢砂防えん堤がアートになりました
新潟県十日町地域振興局地域整備部治水課
大塚 耕太
p69
▶パンフレット「TSUKURU」の刊行について
富山県土木部建設技術企画課
村上 宏明
p70
▶失敗経験から学ぶ工事監督業務
上越市都市整備部道路課
橋立 広隆
p71
■全建通信 ▶全建NEWS
—平成27年度「全建賞」の選考等—

 
p72
▶詰碁・詰将棋
 
p73
▶Dr.クマの“健康のヒント”/2016年度建設系公務員賠償責任保険制度の新規・更新受付開始!!
 
p74
▶書評「国土と日本人—災害大国の生き方—」
 
p75
▶建設技術講習会のご案内(7月開催)
 
p76
▶全建CPD制度を無料で利用いただけます
 
p77
▶平成28年 災害復旧関連図書のお知らせ!
 
p78
▶編集後記
 
p79

<表紙写真>熊本地震により被災した南阿蘇村の国道57号付近のTEC-FORCE調査状況
 今月の写真は、平成28年4月14日及び16日に発生した熊本地震、それに伴い被災した南阿蘇村の国道57号において国土交通省が派遣したTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)が被害状況調査の実施状況です。
 国土交通省ではTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)を、延べ6,318人、299人(5月2日現在)派遣し、自治体所管施設の被害状況調査や救援ルートを確保するための道路啓開、土砂災害危険箇所の点検等、インフラ関連を中心とする支援活動を自治体職員に代行して実施しております。
 TEC-FORCEの取組みにより、土砂災害の緊急度が高い緊急箇所1,155箇所の現地点検を早急完了(4/28熊本県知事&市町村長報告)、激甚災害指定にかかる所要期間の大幅な短縮等を可能としました。
(参考情報)
熊本県熊本地方を震源とする地震について(国交省ホームページ)
http://www.mlit.go.jp/saigai/saigai_160416.html

提供:国土交通省
次回特集/「社会資本の戦略的な維持管理」の予定です。
■VOL.60 2016年7月号 社会資本の戦略的な維持管理−メンテナンスを支えるさまざまな取組み− UP ▲
■御挨拶  ▶会長の辞任に際して
(PDF 280KB)
一般社団法人全日本建設技術協会前会長
松田 芳夫
p2
■巻頭言  ▶水戸市の歴史まちづくり
(PDF 1.2MB)
水戸市長
高橋  靖
p4
▶“道守(みちもり)”〜古代からの遺伝子〜
(PDF 295KB)
長崎大学大学院工学研究科システム科学専攻教授インフラ長寿命化センター長
松田  浩
p6
■特集 ▶1人1橋梁を家族のように見守る取組み
—メンテナンス技術力の向上を目指して

国土交通省九州地方整備局福岡国道事務所道路保全課
中野 周史
p8
▶横浜市における道路がけの予防保全型の維持管理について
—継続的な道路がけ対策への取組み

横浜市道路局道路部施設課
樹岡龍太郎
p11
▶堤防の刈草ロールで「みんな、にっこり」堤防除草のコスト縮減
—人、自然がつながるしくみづくり

国土交通省近畿地方整備局木津川上流河川事務所伊賀上野出張所
堀川 裕太
国土交通省近畿地方整備局足羽川ダム工事事務所
大岩 仁志
p14
▶関川における河口部砂州対策の取組み
—袋詰玉石を用いた仮設水制の効果検証

国土交通省北陸地方整備局高田河川国道事務所調査第一課
人見  司
p17
▶道路陥没防止対策における重点化
—取付管の計画的補修

東京都下水道局施設管理部管路管理課
天野 雄太
p20
神経(センサー)を持つ東京ゲ トブリッジ
—1秒間に2,800個のデータで異常を早期発見し、長寿命化を目指す

国土交通省関東地方整備局東京港湾事務所企画調整課
齋藤 幸博
p23
▶名古屋港管理組合の持続可能な維持管理に向けた取組み
—港湾施設等アセットマネジメント推進計画の策定

名古屋港管理組合建設部
野口 哲史
p26
▶高度な画像認識技術による管路マネジメントについて
—下水管路の低コスト・高スピードのTVカメラ調査手法

日本下水道事業団事業統括部
神宮  誠
p29
■トピックス ▶「経済財政運営と改革の基本方針2016」と社会資本整備
内閣府政策統括官(経済社会システム担当)付参事官(社会基盤担当)付
貴田勝太朗
p32
(なん)()地域における「命の道」宇和島道路のストック効果について
国土交通省四国地方整備局大洲河川国道事務所
石原 弘之
p34
▶完全週休2日制導入に向けたモデル工事の実施について
千葉県県土整備部技術管理課
帆刈 善行
p37
■後輩技術者に向けたメッセージ㉙㉚ ▶東日本大震災を経験して
前宮城県仙台土木事務所長
鷲巣 俊之
p40
▶地域建設業に学び、ともに歩んだ36年間
前福島県土木部技監
鈴木 武男
p43
■会計検査情報 ▶会計検査の指摘事例とその解説(50)
元会計検査院
芳賀 昭彦
p47
■地区連の頁  北海道 ▶稚内港北防波堤ドーム老朽化対策について
国土交通省北海道開発局稚内港湾事務所
杉山 盛行
p50
▶冬みち地域連携事業について
札幌市建設局土木部雪対策室事業課
及川 公志
p51
▶建設業人材確保・育成支援事業
札幌市建設局土木部技術管理担当課
須志田 健
p52
▶入庁後2年間を振り返って
北海道渡島総合振興局函館建設管理部江差出張所
鵜木 真澄
p53
■全建通信  ▶全建NEWS
—「月刊建設」9月号・10月号・11月号の編集計画(案)全建創立70周年記念号の発刊等を審議—

 
p54
▶Dr.クマの“健康のヒント”/詰碁・詰将棋
 
p56
▶建設系公務員賠償責任保険制度についてのQ&A
 
p57
▶建設技術講習会のご案内(9月開催)
 
p58
▶教養・育児図書の割引を斡旋いたします!
 
p61
▶編集後記
 
p63

<表紙写真>()()(えん)(茨城県水戸市)
今月の写真は、水戸市にあります(だい)()(ざん)()()(いん)桂岸寺に隣接する庭園、保和苑です。こちらの庭園は、水戸藩第2代藩主、徳川光圀公が寺の庭を愛され、「保和園」と名付けられたのが始まりといわれています。昭和初期、地元有志の手によって拡張整備され、池に築山を配した純日本庭園になり、名前も「保和苑」となりました。昭和25年に桂岸寺から水戸市へ移管され、現在は周辺史跡と構成される「水戸のロマンチックゾーン」の中心となる都市公園として、一般財団法人水戸市公園協会が管理しています。  苑内には、あじさいをはじめとしてつつじ、桜、もみじなど多くの花木があり、季節に応じて楽しむことができます。特にあじさいは、西洋あじさい、がくあじさい等、約100種6,000株が植栽されており、初夏になりますと、青、白、ピンクといった、さまざまな色のあじさいが咲き誇り、「水戸のあじさいまつり」が盛大に開催されます。  なお、保和苑に隣接する桂岸寺では、平成19年11月23日に、「ぴんぴんと元気に天寿を全うし、ころりと大往生をとげる」ことにご利益があると言われる新しい延命地蔵尊(愛称ぴんころ地蔵尊)が建立され、毎月23日には「ぴんころ地蔵尊ご縁日」が行われており、多くの参拝者で賑わいます。

提供:水戸市
次回特集/「平成27年度表彰」の予定です。
■VOL.60 2016年8月号 平成27年度表彰 UP ▲


■会長就任のご挨拶
(PDF 187KB)
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p1
■平成27年度 全建賞受賞事業 写真集
(PDF 3.6MB)
 
p2
■特集 ▶表彰式・総会 挨拶(要旨)
 
p13
谷口賞・谷口功労賞・小沢賞・全建功労賞 ▶谷 口 賞
 
p18
▶谷口功労賞
 
p18
▶小 沢 賞
 
p19
▶全建功労賞
 
p21
全建賞 ▶全建賞受賞事業一覧(道路・河川・都市・住宅・建築・港湾・鉄道・調査研究等部門・東日本大震災に係る復旧・復興事業特別枠)
 
p39
▶事業評価 事業の概要・成果
 
p40
■−新連載− 上徳不徳 ▶公共事業論 〜就任の挨拶として〜
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p76
■全建通信 ▶全建正会員専用建設系公務員賠償責任保険制度中途加入受付中!!
 
p38
▶全建NEWS
—平成27年度表彰式及び第59回定時社員総会を開催—

 
p78
▶Dr.クマの“健康のヒント”
 
p80
▶実地研修会のご案内/詰碁・詰将棋問題
 
p81
▶建設技術講習会のご案内(10月開催)
 
p82

<表紙写真>武蔵水路改築事業(埼玉県鴻巣市)
 昭和30年代、高度経済成長期により首都圏は、急激な人口の増加から生活用水の需要が増えました。また昭和30年代後半は、小雨から渇水が続き、一時期、給水率50%と制限され、「東京砂漠」という言葉が生まれるほど厳しい状態となり、東京オリンピック開催が危ぶまれるまでに深刻な水不足となりました。そのため埼玉県行田市の利根大堰で取水した利根川の水を荒川に導く武蔵水路
(全長14.5km)が計画、昭和39年1月着手されました。
 昭和42年3月に、武蔵水路建設工事は完了し、その後、清澄な利根川の水を休みなく送り続けています。
 導水した水は、下流の秋ヶ瀬取水堰などで取水され、東京都の朝霞浄水場や埼玉県の大久保浄水場などへ送られています。
 今回の改築事業では、首都圏の生活用水の導水や内水排除など、既存施設の機能を継続させながら、施設を全面的に改築し、老朽化対策、耐震化対策を図りました。また維持管理が容易になるように、水路を2ブロックに分け、片側に通水しつつ反対側では点検や補修ができるようにしました。

提供:独立行政法人水資源機構


■VOL.60 2016年9月号 土木の魅力が伝わる広報へ UP ▲
■巻頭言  ▶土木施設を観光資源に生かし「まちおこし」
(PDF 559KB)
長崎県知事
中村 法道
p2
▶広報三話
(PDF 303KB)
前国土交通省国土地理院長
越智 繁雄
p4
■特集 土木の魅力が伝わる広報へ ▶土木学会 土木広報センターの活動報告
—土木広報アクションプラン実行とその経過

公益社団法人土木学会土木広報センター
山本 佳正
p6
▶職員一人ひとりが広報担当!「むろけんRUN」
—地域の方々に室蘭開発建設部の姿を知っていただくために

国土交通省北海道開発局室蘭開発建設部広報官
p9
▶荒川上流部改修100周年に向けた取組み
—アドバイザリー・コミッティを活用した戦略的広報活動

国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所
田中 優太
p13
▶国道56号土佐市バイパス全線開通に係る広報について
—職員自らがコーディネートした手作り広報の事例

国土交通省四国地方整備局高知河川国道事務所
石下 増美
p16
▶土木と市民の距離を近づける「ダムぬり絵」
—ダムを地域のアイデンティティとするためのアプローチ

独立行政法人水資源機構下久保ダム管理所
金山 明広
p19
▶「なるほど公共事業」・「暮らしと経済を支えるインフラ」による広報
—インフラ整備の見える化を目指して

茨城県土木部企画室
市原 瑞樹
p22
▶兵庫県における攻めの広報戦略
—タイトルで惹きつけ、心に響くメッセージの発信

兵庫県県土整備部県土企画局技術企画課
福永 悦男
p25
▶知ってる建設業の知らない魅力を発信
—担い手確保に向けた業界・関係機関の一体的な取組み

山口県土木建築部監理課建設業班
p28
■上徳不徳  ▶政府支出は国民への支払い
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p31
■トピックス ▶i-Constructionの現状と今後の展開
国土交通省大臣官房技術調査課
嶋崎 明寛
p33
▶文化と観光を運ぶ新たな水上交通への試み 秋葉原・羽田を結ぶ舟運社会実験
国土交通省総合政策局公共事業企画調整課
p37
▶砂防堰堤の現地調査等に“ドローン”を活用
高知県中央東土木事務所
松澤 俊一
p41
▶ちばレポ(ちば市民協働レポート)−市民と行政をつなぐ新たなコミュニケーションツール−
千葉市市民局市民自治推進部広報広聴課
松島 隆一
p44
▶高卒就業者の3年以内離職率50%の原因に切り込む〜同じ目線に立つからわかること〜
静岡市技術政策課技術・企画グループ
小林 久展
p47
■後輩技術者に向けたメッセージ㉛㉜ ▶夢と未来に繋げる港湾整備について〜親水性港湾施設の設計〜
前国土交通省近畿地方整備局港湾空港部事業計画官
谷島 義孝
p50
▶川を知り川に学び川を楽しむ〜多自然川づくりの経験を振り返る〜
北海道オホーツク総合振興局副局長(建設管理部担当)
野口 恭延
p53
■会計検査情報  ▶会計検査の指摘事例とその解説(51)
元会計検査院
芳賀 昭彦
p56
■地区連の頁  中国 ▶『 第67回中国地方技術研究会』の開催
国土交通省中国地方整備局企画部技術管理課
植 奈央子
p59
▶『くらしてミーティング』の取組み
国土交通省中国地方整備局企画部技術管理課
植 奈央子
p60
▶平成27年度文化講演会の開催について
広島市都市整備局技術管理課
(さら)(がい) 知之
p61
▶第8回Sea級グルメ全国大会in玉野
国土交通省中国地方整備局宇野港湾事務所
()() 朝利
p62
■実地研修レポート ▶平成28年度実地研修会 震災復興の現状 〜復興に向けた現在の取り組み〜(宮城県気仙沼市〜仙台市)レポート
一般社団法人全日本建設技術協会
杉戸 直樹
p63
■全建通信  ▶全建NEWS
—第623回建設技術講習会を松江市で開催等—

 
p66
▶詰碁・詰将棋
 
p68
▶Dr.クマの“健康のヒント”/全建正会員専用建設系公務員賠償責任保険 中途加入受付中!!
 
p69
▶会計検査オフサイドトーク/全建川柳募集中!
 
p70
▶編集後記
 
p72

<表紙写真>女神大橋(長崎県長崎市)
 女神大橋は、長崎港の入り口に架り、分断されている長崎市南部・西部を結ぶことで長崎市内の慢性化した交通渋滞を緩和し、地域全体の産業・経済・文化の活性化を図ることを目的に建設され、平成17年に開通しました。3径間連続鋼床版箱桁形式の斜張橋であり、橋梁の長さは880mの長さを誇ります。
 女神大橋開通記念として愛称を募集した結果、「ヴィーナスウィング」と呼ばれ、昨年開通10周年を迎え、今では長崎の新しいシンボルとして親しまれています。夜間は、ライトアップを行い、平成25年7月12日に「日本夜景遺産」として認定され、香港・モナコとともに「世界新三大夜景」都市となった長崎市の観光活性化に寄与しています。
 こうしたなか、女神大橋を観光シンボルとしてだけではなく、さらなる観光振興に結び付けるため、体験型観光スポットとして活用できるかの社会実験を行っています。普段立ち入ることができない女神大橋の内部を登り、海上175mから長崎の絶景を見渡したり、内部構造の見学を行うなどをしたところ、毎回定員を超えるほど申込みがあります。
 このように既存のインフラを観光資源として着目し、インフラの役割について一般の方々に興味深く知っていただくとともに、観光資源としての活用については参加料を変更した数回の社会実験を行った点、他の体験型観光との組み合わせでさらなる効果を上げた点などが評価され、平成27年度全建賞を受賞しました。また今年度、第628回建設技術講習会(11月9日〜11日)を長崎市で開催します。3日目に行う現場見学会では、女神大橋を見学しますので、全国から多数の方がご参加されることを期待します。

提供:国土交通省 九州地方整備局 長崎港湾・空港整備事務所
次回特集/「公共工事の品質確保と入札契約の適正化」の予定です。
■VOL.60 2016年10月号 公共工事の品質確保と入札契約の適正化 UP ▲
■巻頭言  ▶四国8の字ネットワークの整備による県勢浮揚の実現を目指して
(PDF 215KB)
高知県知事
尾  正直
p2
▶産官学で人材確保を本気で考える
(PDF 211KB)
東京理科大学理工学部土木工学科教授
加藤 佳孝
p4
■インタビュー 新会長に聞く!  ▶国土と日本人について考える 前編
【話し手】一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
【聞き手】公益社団法人土木学会土木広報アクションプラン小委員会幹事
公益社団法人日本道路協会広報委員会委員
(鹿島建設株式会社土木管理本部土木企画部プレゼンテーショングループ長)

小野かよこ
p6
■特集 ▶品確法の理念の実現に向けた取組み
—将来の品質確保のために

国土交通省大臣官房技術調査課
竹下 正一
p12
▶公共建築の品質確保に向けた官庁営繕部の取組みについて
—良質な公共建築を整備し、長期に維持していくために

国土交通省大臣官房官庁営繕部計画課
山本 和樹
p17
▶漁港工事における品質確保と入札契約の適正化の取組み
—現場条件を考慮した品質確保の取組み

国土交通省北海道開発局農業水産部水産課
伊藤 千尋
p20
▶若手技術者の育成と技術者の処遇改善を促す評価制度について
—建設業界の魅力向上に繋がる試行の取組み

国土交通省中国地方整備局港湾空港部品質確保室
谷川 哲也
p23
▶品確法等の効果に係るアンケート結果について
—受注者から見た発注機関における運用指針等への取組み状況

一般社団法人全国建設業協会事業部
山川 博之
p26
▶長野県で実施している総合評価落札方式について
—建設業の経営安定と労働環境の整備を一体的に進める取組み

長野県建設部建設政策課技術管理室
西山 広一
p29
▶地域のインフラを支える企業を確保するための入札契約方式について
—維持管理や防災活動を担う地元企業の育成・確保を目指して

京都市建設局建設企画部監理検査課
上嶋 晃弘
p32
■上徳不徳  ▶社会資本・インフラ・首脳発言
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p35
■平成29年度建設関係予算  ▶概算要求の概要
 Ⅰ.国土交通省  Ⅱ.水産庁(水産基盤整備・漁港海岸・漁港災害復旧)

 
p37
■トピックス ▶「アニバーサリープロジェクト」始動!〜地域を守る治水施設の“生い立ち”を振り返る〜
国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所
石川 一栄
p49
▶公民連携で伝える「土木のミリョク」〜ありのままの姿を自由に発信できる体制づくりを目指して〜
宮崎県県土整備部都市計画課
岡部 章
p52
■技術レポート  ▶沖縄のダム技術〜空気エネルギーシステムをはじめとして〜
内閣府沖縄総合事務局開発建設部流域調整課
宮城 一正
p55
■後輩技術者に向けたメッセージ㉝㉞ ▶『道』その未知なるもの
中日本高速道路株式会社技術支援部長
上東  泰
p58
▶北陸新幹線開業と金沢のまちづくり〜先人達の汗と誇りを未来へつなぐ〜
金沢市土木局長
浅川 明弘
p61
■地区連の頁  近畿 ▶ 一般国道168号 五條新宮道路 (つじ)(どう)バイパスの整備について
奈良県五條土木事務所工務第二課
植田 芳弘
p64
▶ICTを活用した市民協働による公共土木施設の維持管理について
京都市建設局土木管理部土木管理課
藤井那保子・岡林 祐司
p65
▶福井県建設技術協会における全建写真展について
福井県土木部河川課
清水  健
p66
▶理想の技術者を目指して!
国土交通省近畿地方整備局姫路河川国道事務所
平山 岳弥
p67
■全建通信  ▶全建NEWS
—平成29年度研修計画案の策定等について意見交換 等—

 
p68
▶Dr.クマの“健康のヒント”/詰碁・詰将棋
 
p71
▶「伝承プロジェクト」助成制度の活用について/全建正会員専用建設系公務員賠償責任保険 中途加入受付中!!
 
p72
▶編集後記
 
p73
▶建設技術講習会のご案内(11月開催)
 
p74

<表紙写真>桂浜と坂本龍馬像(高知県高知市)
今月の表紙は、桂浜で太平洋の海を見つめる坂本龍馬像です。 浦戸湾口、龍頭岬と龍王岬の間に、弓状にひろがる海岸、桂浜。松の緑・色とりどりの海浜の小砂利、紺碧の海の調和が美しく、幕末の志士・坂本龍馬は、郷里でこの桂浜を最も愛したといわれています。また、「よさこい節」の歌詞にありますように、古来より月の名所としても知られる、高知県を代表する景勝地です。 この坂本龍馬像は、昭和3年5月、高知県青年有志が募金活動を行い、龍頭岬に建立されました。その後、桂浜の美しさと相俟って、龍馬を愛する全国のファンが、訪れる観光拠点となっています。来年は、坂本龍馬が没して150年になります。高知県はもとより、全国でさまざまなイベントが今年から予定されているようです。 この桂浜がある高知市で、11月30日(水)から12月1日(木)にかけて、「災害に強い安全な国土づくり」をテーマに、建設技術講習会を開催します。また12月2日(金)に実施します現場見学では、桂浜を散策できる時間も予定しています。申込締切日は、11月11日(金)までです。講習会に参加して、命をかけて現代の日本の基礎を作り上げた坂本龍馬の思いに触れてみるのはいかがでしょうか。

次回特集/地域活性化の推進」の予定です。
■VOL.60 2016年11月号 地域活性化の推進−交流と連携による未来の地域づくりに向けて− UP ▲
■巻頭言  ▶「ジャパニーズ・ドリーム」と称される理想郷“ふじのくに”の実現
(PDF 276KB)
静岡県知事
川勝 平太
p2
▶まちも元気に、ひとも元気に
(PDF 288KB)
早稲田大学大学院教授
早稲田大学医学を基礎とするまちづくり研究所所長

後藤 春彦
p4
■インタビュー 新会長に聞く!  ▶国土と日本人について考える 後編
【話し手】一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
【聞き手】公益社団法人土木学会 土木広報アクションプラン小委員会幹事
公益社団法人日本道路協会広報委員会委員
(鹿島建設株式会社土木管理本部土木企画部プレゼンテーショングループ長)

小野かよこ
p6
■特集  ▶コンパクト・プラス・ネットワークの推進に向けた「立地適正化計画制度」の活用について
—「立地適正化計画制度」を活用したまちづくり

国土交通省都市局都市計画課
p12
▶和歌山市の目指すコンパクトシティについて
—まちなか3大学構想を核としたコンパクトシティの形成

和歌山市産業まちづくり局都市計画部都市計画課
牧野 和之
p16
▶人が主役のまちづくりについて
—神戸の都心が目指す将来像

神戸市住宅都市局計画部都心三宮再整備課
菅原 真也
p19
▶水辺がつなぐ地域活性化
—まちに新たな価値をうみ出すために

国土交通省水管理・国土保全局河川環境課
田中 里佳
p22
▶道の駅を中心とした賑わいのあるまちづくり
—地域間交流の促進と地域農業振興を目指して

愛媛県久万高原町企画観光課道の駅推進
室岡 誠也
p26
▶西九州道の延伸に伴って修学旅行生が急増
—九州の西端に修学旅行生がやってきた

長崎県土木部道路建設課
瀬崎 昌幸
p30
▶西尾市が新たなまちづくりの出発点として進める公共施設再配置
—先導的な官民連携手法(PPP)によるFM戦略の実践

愛知県西尾市資産経営戦略局資産経営戦略課
鈴木 貴之
p33
▶空き家を地域おこしの拠点に整備
—空き家を活かした地域連携の取組み

長野県小谷村特産推進室
細澤 恵一
p36
▶佐賀市下水浄化センターを「宝を生む施設」に
—食と下水道の連携による地域活性化

佐賀市上下水道局下水プロジェクト推進部
橋本  翼
p39
▶輪島港マリンタウンプロジェクトの取組みについて
—官民一体となった「にぎわい創出」について

石川県奥能登土木総合事務所港湾課
與坂  聡
p42
▶道の駅「うみてらす名立(なだち)」を活用した漁業振興について
—漁業産業を主体とした交流拠点施設の整備

新潟県 上越市 観光振興課
本名 正幸
p45
三次(みよし)市の拠点性を高めるための三次駅周辺整備事業について
—しあわせを実感しながら住み続けたいまちの実現に向けて

広島県三次市建設部都市建築課
浜口  勉
p48
■上徳不徳 ▶内需大国・日本
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p51
■後輩技術者に向けたメッセージ㉟㊱ ▶贈る言葉
前静岡県交通基盤部理事
松本比呂志
p53
▶インフラ整備計画立案時に心がけたいこと
元奈良県まちづくり推進局長
林   功
p56
■会計検査情報  ▶会計検査の指摘事例とその解説(52)
元会計検査院
芳賀 昭彦
p59
■地区連の頁  東京 ▶フロンティア漁場整備事業(日本海西部地区)について
水産庁漁港漁場整備部整備課
内山 唯士
p62
▶武蔵水路改築事業について
独立行政法人水資源機構本社ダム事業部設計事業課
一戸 宏行
p63
▶緑のリサイクルへの新たなチャレンジ
〜東北自動車道那須高原サービスエリアバイオマスガス発電の実用化〜

東日本高速道路株式会社建設・技術本部技術・環境部
上原 芳久
p64
▶初志貫徹
国土交通省港湾局技術企画課
鈴木 孟徳
p65
■全建通信  ▶全建NEWS
— 「月刊建設」12月号・1月号・2月号の編集計画(案)等を審議 等—

 
p66
▶ Dr. クマの“健康のヒント”/全建正会員専用建設系公務員賠償責任保険 中途加入受付中!!
 
p68
▶全建川柳大募集!/詰碁・詰将棋
 
p69
▶建設技術講習会のご案内(1月開催)
 
p70
▶全建CPD制度を無料で利用いただけます
 
p71
▶編集後記
 
p72

<表紙写真>三保(みほ)松原(まつばら)(静岡県静岡市)
今月の表紙写真は、平成25年6月に富士山世界文化遺産の構成資産に登録された静岡県静岡市清水区の三保半島にある景勝地、三保松原です。
海岸沿いの地域では海からの風や海に向かう風が強く吹くため、そのままではとても暮らしにくく、海岸沿いに潮風に強い松を植えて防風林として風をしのいでいます。その他、防潮・防砂の機能を有しており、一見自然林に見える松原は多様な機能を持ったインフラと言えます。
三保松原は、平安時代から親しまれている景勝地です。総延長7q、3万以上の松林が生い茂る海浜と駿河湾を挟んで臨む富士山や伊豆半島の美しい眺めが有名で、日本最古の和歌集「万葉集」などに詠われていたり、歌川広重作『六十余州名所図会』から「駿河 三保のまつ原」を始めとする浮世絵にも描かれています。またここは、天女が舞い降りて羽衣をかけたとされる「羽衣の松」があり、付近の御穂(みほ)神社には羽衣の切れ端といわれるものが保存されている等、羽衣伝説の舞台でもあります。
この美しい景勝地は、富士山世界文化遺産の構成資産の他に、日本新三景(大沼、三保松原、耶馬溪)や日本三大松原(三保松原、虹の松原、気比の松原)のひとつとされていますが、海岸が浸食されているなどの問題があり、この美しい景勝地を守るため、日々技術の研鑚を積んでいます。

提供:静岡市
次回特集/「創立70周年記念〜公務員技術者のみなさんへ〜」の予定です。
■VOL.60 2016年12月号 創立70周年記念特集号 公務員技術者のみなさんへ UP ▲
▶創立70周年 全建会長のご挨拶
(PDF 194KB)
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p1
■公務員技術者のみなさんへ ▶後世に残す仕事
 
作家 曽野 綾子
p4
▶全日本建設技術協会創立70周年に寄せて
遠野市長
本田 敏秋
p6
▶建設技術者は、どのように地方創生に貢献できるのか?
豊岡市長
中貝 宗治
p8
▶社会インフラの維持管理と公務員としての心構え
三条市長
國定 勇人
p10
▶地元建設業者は地域を支えるインフラ
相馬市長
立谷 秀清
p12
▶建設技術の目指すところ
高知工科大学学長
磯部 雅彦
p14
▶全建と建設技術公務員への期待
筑波大学システム情報系社会工学域教授
石田 東生
p16
▶計画を担う公務員の責務と夢
日本大学理工学部土木工学科教授
岸井 隆幸
p18
▶安全のために全建が果たしてきた役割とこれからの役割
記事は、都合によりHP上では公開できません

常磐大学人間科学部心理学科准教授
申 紅仙
p20
▶全建設立の頃を振り返る
建設省の設置と土木部の充実

一般社団法人全日本建設技術協会技術顧問
松田 芳夫
p22
▶創立70周年事業 全国地方協会長会議が開催されました
講演 「どうなる日本の政治」

読売新聞特別編集委員
橋本 五郎 等
p24
▶全建賞にみるインフラの変遷
 
p28
▶協会70年のあゆみ
 
p39
■上徳不徳 ▶ストック効果としてのネットワーク
一般社団法人全日本建設技術協会会長
大石 久和
p43
■災害対応レポート ▶「平成28年(2016)熊本地震」の対応と大規模災害への備え
〜被災自治体の支援活動〜

国土交通省九州地方整備局企画部防災課
酒井 正二郎
p45
■メンテナンスを支える取組み ▶道路の舗装路面管理に関する新たな取組みについて
青森県県土整備部道路課道路環境グループ
中川原 賢宣
p49
▶橋梁点検を通じ、行政職員の技術力を蓄積
〜職員で7割以上の橋梁点検を継続的に実施〜

愛媛県西条市建設部建設道路課
松田 敏
p52
■トピックス ▶足和田災害復興50周年記念シンポジウム
〜後世へ伝えよう あの日の記憶〜

山梨県県土整備部砂防課
p55
■後輩技術者に向けたメッセージ ▶公務員土木技術者としての38年を振り返って
前和歌山県海草振興局参事
鐵尾 義治
p58
▶船石川土石流災害復旧の初動を振り返って
元鹿児島県北薩地域振興局長
萩 亮
p61
■地区連の頁 —九州— ▶佐賀県建設技術協会の地区活動について
佐賀県県土整備部建設・技術課
川崎 文仁
p64
▶北九州スタジアムの整備について
北九州市建築都市局建築課
有田 隼人
p65
▶車みち整備事業について
長崎市土木部道路建設課
溝上 修平
p66
▶べっぷの海辺にぎわい創生事業について
別府市建設部都市整備課
城山 秀憲
p67
▶福岡高速の老朽化・予防保全対策事業に向けて
福岡北九州高速道路公社企画部保全管理課
市山 仁
p68
■全建通信 ▶全建NEWS
—第627回建設技術講習会を福島市で開催 等—

 
p69
▶全建正会員専用建設系公務員賠償責任保険制度 中途加入受付中!!
 
p72
▶Dr.クマの“健康のヒント”/詰碁・詰将棋
 
p73
▶月刊建設Vol.60 年間総合目録(2016年1月号〜12月号)
 
p74
▶建設技術講習会のご案内(2月開催)
 
p78
▶編集後記
 
p80

<表紙写真>
近年、自然災害の激化、インフラの高齢化・老朽化、地方創生等、会員である公務員技術者には、さらなる課題の対応が求められています。公務員技術者数が減少しているなかで、これらの課題に対応するには、公務員技術者がますます交流・連携することが重要です。
今月の表紙は、そうした会員のみなさまの今後の交流がさらに幅広く、かつ深まることを期待し、建設技術講習会、実地研修会における会員同士の交流風景、地域を超えたTEC−FORCEの活動などを掲載してみました。
交流会に参加された方からは、いろんな地域の情報が得られた、また人を知る事ができた、大変興味深く、有意義であったと評価されました。全建は、今後も会員のみなさまの技術力向上とともにこうした交流・連携活動を中心にさまざまな活動を展開しますので、ご協力、ご支援下さるようお願い致します。

次回特集/「新技術・新工法」の予定です。

Copyright(c)2006-2016 zenken.com All rights reserved.