■第514回建設技術講習会(活力と魅力ある地域づくり)〜現場研修の概要


第514回建設技術講習会 現場研修事業の概要

1 岐阜県世界淡水魚園水族館整備事業………………………………………………岐阜県羽島郡川島町
 水族館の規模は、地上4階、延床面積約8,400m2。岐阜県のシンボルマークであるローマ字の「G」をモチーフに、扇形の建物を組み合わせた斬新なデザインが特徴である。
 岐阜県を源流とする長良川をはじめ世界の淡水魚をテーマに、生物たちが生息する水辺環境を建物内に再現し、来館者に自然を疑似体験してもらう。研究・教育施設の域を脱し、娯楽性も追求した“エデュテインメント”な水族館である。この水族館整備事業は、県に代わって民間の資金力・技術力を投入し建設し建設・運営を行う、PFI的手法が導入されている。

2 自然共生研究センター………………………………………………………………岐阜県羽島郡川島町
 自然共生研究センターでは、河川湖沼の自然環境保全・復元のための基礎的・応用的研究を行い、その結果を広く普及することを目的としています。
 ここでは、河川・湖沼の「空間」「水」「生物」「人」の相互関係性の理解と、それに基づいた適正な河川管理者法を明らかにするための調査研究を行っています。効果的に調査研究を進めるために、実験河川、実験池は空間の形状や水の流れる量・速さなどをコントロールできます。

3 花フェスタ記念公園整備事業………………………………………………岐阜県可児市瀬田
 本公園は、平成7年4月26日から6月4日までの40日間開催された『花フェスタ’95』の会場となり、その成功を受けて再整備を行い、平成8年4月26日より花フェスタ記念公園として再オープンしました。
 〜“Life With Flowers”四季が彩る「花飾り見本園」〜を整備コンセプトとし、「花・自然」を通して、幅広い世代に対する教育と情報発信を行うことを目的とし、「花の都ぎふ」づくりの中核拠点となるよう「花の公園」とし、さらに魅力ある公園として整備を進めています。
 平成17年度全建賞受賞事業。



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