■第493回建設技術講習会(管理行政の課題) | 〜現場研修の概要 |
1 街なみ環境整備事業−京町家の保全・再生−………………京都市中京区麸屋町姉小路地先他![]() 京都市中京区の姉小路界隈では、 ・住宅等の修景 ・建築設備等の修景 ・外構の修景 ・色彩の修景 について、地域住民と協働で整備が進められている。 |
2 日吉ダム整備事業…………………………京都府船井郡日吉町字中小字神子ヶ谷地先![]() 従前より、この桂川は中流部に保津峡があるため急に河道が狭くなり洪水のたびに亀岡盆地に被害をもたらしてきたこと、また下流の京阪神地方の人口増加、生活水準の向上によって水需要が増大してきたこと等により、ダムが建設された。 日吉ダムは、平成10年4月に完成した洪水調節、流水の正常な機能の維持及び都市用水の供給を目的とした多目的ダムであり、概要としては、流域面積29,000ha、重力式コンクリートダムで、総貯水容量66,000千m3、有効貯水容量58,000千m3となっており、総事業費は、約1,836億円です。 |
3 茅葺きの里「重要伝統的建造物群保存地区」……………京都府北桑田郡美山町北地先![]() 川に沿って建てられた民家のうちおよそ250棟は、昔ながらの茅葺き民家で、特に北集落は茅葺き民家が多く残っており、自然景観と、茅葺き民家がうまく調和して、日本の農村の原風景とも言うべき風情を呈しています。この集落は、文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている。 ※日本の重要伝統的建造物群保存地区とは 1975年の文化財保護法の改正によって伝統的建造物群の制度が発足し、城下町、港町、武家町、宿場町、商家町、山村集落、講中町、養蚕町、社家町、門前町、茶屋町、寺内町、在郷町、鉱山町、製塩町、製蝋町、製磁町、島の農村集落など日本の各地に残る歴史的な集落や町並みの保存が図られるようになった。地方自治体の市町村は、伝統的建造物群保存地区を定め、文化庁(文部科学省)はその中から価値の高いものを重要伝統的建造物群保存地区として選定し、保存事業への財政的援助や必要な指導・助言を行っている。 |
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