■第２２回ヨーロッパ公共施設調査団

〜公式訪問先概要〜

都市整備　中心市街地活性化等（ジェノヴァ市）

ジェノヴァ（ＧＥＮＯＶＡ）市は、イタリアの地中海に多数ある人口約６０万人、リグーリア海の中央に位置するイタリア北部の港町である。 　かつては軍事的・経済的に重要な港として発展していたが、第二次世界大戦後、歴史的中心地区（チェントロ・ストリコ）の衰退が急速に進んだ。 　ジェノヴァのみではなく、リグーリア地区の問題としてとらえ、行政と民間の協働により都市の再生を図っている。 ジェノヴァにおける都市再生・中心市街地活性化のための、都市整備の手法について学ぶ。

都市再開発　学術・観光資源活用（ニース市）

ニース（ＮＩＣＥ）市は、南フランス地方の国際的な観光・リゾート都市として発展をとげた都市である。 新たな都市の開発施策として、ソフィア・アンティポリスの整備がある。 ソフィア・アンティポリスは、ニース郊外の丘陵地帯（コートダジュール地域）にあり、2,300haの広大な区域には、すでに情報通信産業、バイオテクノロジー産業など1,000社が立地し、15,600人が働くサイエンスパークである。 この学術・研究機能の強化と、観光資源・経済の複合化にみる、都市再開発について学ぶ。

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